日本が誇るループウィラー【世界一正統なスウェットシャツの魅力とは?】

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日本が誇るループウィラー【世界一正統なスウェットシャツの魅力とは?】

メンズファッションに欠かせないベーシックアイテムの一つがスウェットシャツ。ベーシックアイテムだからこそ「品質やブランドにはこだわりたい」という男性も多いのではないでしょうか?そんなこだわり派の男性におすすめしたいのが「世界一、正統なスウェットシャツ」をテーマに数々の逸品を世に送り出してきた国産ブランド「ループウィラー」です。今回はループウィラーの魅力について紹介していきたいと思います。

ループウィラーとは?「世界的に評価されるスウェットシャツブランド。ヨーロッパで評価されたのちに日本で販売開始」

1999年にスタートした極上のスウェットシャツで知られるアパレルブランド。ブランドスタートから間もなく、ロンドン、パリ、ニューヨークの一流百貨店や有力セレクトショップが注目。店頭で販売されると同時に人気を博します。実は日本での販売がスタートしたのは2002年と創業から3年経ってから。
超希少な旧式の吊り編み機を使って編まれたスウェット生地を熟練職人が丁寧に縫製することで生み出されるスウェットシャツは唯一無二の逸品として世界的に評価されています。

ループウィラーの魅力「非効率な吊り編み機だからこそ実現する”ふんわり感の持続”」

現在スウェット生地を製造するのに使用される主流となっているのは、高度成長期における大量生産の要請に応じて誕生した「シンカー編み機」。それに対してループウィラーが使用するのは「吊り編み機」。「シンカー編み機」に比較すると生産効率は、なんと1/10から1/20程度と非効率ながらも「洗濯を繰り返しても柔らかな風合いが損なわれにくい裏毛生地が製造できる」という特徴をもっています。「ループウィラーのスウェットは洗濯を繰り返しながら3年以上着続けてもへたらない」というのは愛好家の間では有名。余計なテンションをかけずに空気を含みながらニッティングを行う「吊り編み機」ならではの強みです。

ループウィラーの魅力「日本の和歌山で稼働する希少な200台の吊り編み機を活用」

古着好きならばご存知の通り、いわゆるヴィンテージスウェットシャツといえば、1940年代後半から1960年代中盤にアメリカで作られたものを指します。独特の風合いが魅力なのですが実はその当時のスウェットシャツは「吊り編み機」で製造されてきました。しかし前述のように大量生産の要請に応じて吊り編み機は姿を消し、現在ではスウェットシャツの源流であったアメリカでさえ吊り編み機は稼働していないと言われています。日本の和歌山で稼働する吊り編み機がいかに貴重かをうかがい知ることができます。ちなみに、稼働する200台の吊り編み機に加え、稼働していない200台の吊り編み機は部品とりのためなどに大切に保管されています。

ループウィラーの魅力「旧式の吊り編み機を駆使できる職人の存在」

「吊り編み機」は生産効率が悪い上に、駆使するための職人的な技術とメンテナンスが必要とされます。「吊り編み機」を長年扱ってきた、カネキチ工業株式会社と和田メリヤス株式会社の熟練職人の存在があってこそ可能になる製造方式なのです。

ループウィラーの魅力「平坦な継ぎ目を実現するフラットシーマ」

生地同士を最小限の幅で上下に重ねて4本針で平らに縫い合わせるフラットシーマを随所に活用することで凹凸を最小限にとどめています。

通常のミシンに比べて作業効率の悪いフラットシーマを採用することによって、裏地の縫製部凹凸を最小限にとどめ「着用感の向上」を実現。

ループウィラーの魅力「これぞスウェットというミニマルデザイン」

一部プリントものなども展開していますが、なんと言ってもループウィラーの醍醐味は無地のプルオーバースウェット。余計な装飾が排除されたシンプルなデザインが飽きを感じさせず、長期にわたって愛用するのにふさわしい仕上がりとなっています。さりげなく袖口に縫い付けられたラベルにはカタカナ縦書きで「ループウィラー」と表記されており、長年変わらないディテールのひとつ。

ループウィラーの定番「LW01のグレー」

ループウィラーのブランドの象徴する裏毛生地と言っても過言ではない「LW Basic」を使用したプルオーバースウェット「LW01」が、ド定番。「丸胴編み」「セットインスリーブ」といった仕様が外観の良さだけではなく、抜群の着心地につながっています。ループウィラーならではの柔らかい風合いを存分に味わうなら生地になってから染色されていないグレーを選択するのがおすすめ。裏毛のみに、やや細い糸を使用した「LW Light」も「LW Basic」に次ぐ定番です。

千駄ヶ谷、大阪、福岡のループウィラー直営店のほか、LOOPWHEELER公式ストアをチェックしてはいかがでしょうか。

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