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ウルフカットとは?
ウルフカットとはトップから襟足にかけてレイヤーを施して段差をつけたヘアスタイルにするカット技法。ウルフスタイルといえば、以前はトップの長さを抑えたものが一般的だったが、最近ではマッシュヘアと合わせて長さとボリュームを残したヘアスタイルも多く提案されている。また、ミディアム以上の長さのウルフスタイルは襟足にシャギーカットを施してほどよく軽さを出すのが定石。毛先に動きがつきやすく、かつ全体的にふんわりとして、まさにカット名を表すオオカミのたてがみのようなシルエットになるのがポイントだ。ちなみに、近年このウルフカットが注目されているのは歌手である「あいみょん」の影響と言われている。レディースの間で話題となり、徐々にメンズにも浸透しつつあるので、流行りに敏感な方はぜひチェックを。
ミディアムウルフはどの顔型に似合う?
ミディアムウルフは輪郭ぼかしや襟足でのシルエット操作がしやすいため、コンプレックスをフォローするのに向いている。したがって、ほとんどの顔型に似合わせられると言っても過言ではないだろう。しかし、ボリューミーに仕上がりやすいのでハチが張っている方や頭全体が大きめの方はボリューム調整を慎重にする必要がある。また、顔をしっかりと見せるヘアスタイルではないので清潔感を損なわないように気を付けるのも大切だ。
メンズにおすすめのミディアムウルフを厳選!スタイリング術も併せて紹介
ここからは、次なるトレンドヘアを楽しみたいという方に向けて、ミディアムウルフに仕上げた髪型を厳選してご紹介。正直なところ冠婚葬祭やビジネスなどフォーマルなシーンには不向きだが、流行りの無造作っぽさやアンニュイな雰囲気を演出するのにうってつけなので、オシャレを楽しみたい方にぴったりだ。
メンズ ミディアムウルフ①「ドライな束感ヘアに仕立ててラフさを際立てたマッシュウルフ」
長さを残して量調整をしたマッシュウルフにクセ毛風のパーマをオン。トップと前髪にパーマをかけて無造作感を際立たせて、襟足はシャギーカットで軽やかに仕上げる。特徴は目にかかるくらいの長さがあるヘビーなヘアスタイルに束感を加えて軽さを出したこと。また、マットな質感のスタイリングによって生まれたルーズな質感がセクシーなのも魅力の一つ。パーマをかけなくてもクセ毛で代用できるので挑戦しやすいミディアムウルフだ。
▶︎スタイリングのポイント
ラフな手つきで頭皮をさするように全体を乾かしたらマットワックスを根元から揉み込む。全体に馴染ませたらボリュームを落ち着かせるように毛束を整えれば完成だ。もしクセ毛を活かす場合は襟足を外にハネさせるようにドライヤーの熱かヘアアイロンを駆使して形作ろう。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「ARIMONO(アリミノ) スパイスプラス マットワックス」
メンズ ミディアムウルフ②「マッシュウルフにスパイラルパーマを施して躍動感をプラス」
トップとサイドにボリュームを残したマッシュウルフがベース。そこにスパイラルパーマを全体的にかけて立体的なシルエットをプラスしたのがトレンドヘアの証。ご覧の通り耳周りにボリュームが出ているのでベース顔の方は耳にかけたりシルエットを変更しない限り似合わせるのは難しい。しかし横のラインを際立たせやすい分、面長や逆三角顔には似合わせやすいのが魅力だ。
▶︎スタイリングのポイント
スパイラルパーマで生み出したボリューム感にツヤを加えながら適度にホールドするためにソフトワックスを選択。しっかりと乾いた髪にスタイリング剤を毛先中心に馴染ませるのがコツだ。耳周りのスタイリングは、耳の上から手を髪に当てて揉み込むようにしてボリューム出そう。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「EARTHEART (アースハート) スタイリングワックス ソフト」
メンズ ミディアムウルフ③「大胆なパーマの動きとカラーワークのルードさをセンターパートでまとめたマッシュウルフ」
人気のマッシュウルフベースに強めのパーマとツートーンカラーで個性をプラス。ランダムに動く大胆なカールと二色のヘアカラーによって生まれた厳つさを、センターパートの品を加えてバランスを取っているのが特徴だ。ツートーンカラーがアクセントになっているヘアスタイルだが、もし派手さを抑えたい場合はツートーンしなくてもOK。その場合はより品が際立ってラグジュアリーさが押し出されるだろう。
▶︎スタイリングのポイント
センターパートによって生まれた大人っぽさを活かすためにウェットに仕上げたい。乾いた髪にジェルワックスを馴染ませて適度にツヤとボリューム感を出そう。耳後ろと襟足にボリュームを出してひし形シルエットを作るように意識すると美しく仕上がる。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「DOORS(ドアーズ) グリースワックス BEACH ORANGE」
メンズ ミディアムウルフ④「派手さを抑えた適度なクセ毛感がたまらないルーズミディアムウルフ」
トップの高い位置からレイヤーを施すハイレイヤースタイルにして丸みを強めたミディアムウルフ。緩いパーマかクセ毛を活かしたルーズさがこのヘアスタイルの醍醐味だ。強いパーマを合わせて動きを生み出したヘアスタイルが多いが、こちらのヘアスタイルのようにさり気なく動きを加えているのもナチュラル感があって好印象。ルーズなシルエットは全体的に重たい印象になりやすいので、カラーリングで色味を入れるのがおすすめだ。
▶︎スタイリングのポイント
毛先が軽く濡れているくらいでドライヤーを止めてジェルワックスを全体的に揉み込む。そうすることで適度なウェット感を出しながらパーマのルーズ感を際立たせられるのだ。前髪は目の上で収めたいので、毛先にリバースパーマをかけるかヘアアイロンで形作ってシルエットを調整しよう。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「MEUVLE(ミューヴル) ジェリーワックス G6」
メンズ ミディアムウルフ⑤「躍動感あふれるカールがロックテイストな感度抜群のミディアムウルフ」
ボリュームと長さを残したウルフベースにしっかりとパーマをかけて躍動感をプラスした。アンニュイさとどこかレトロチックなロックテイストを感じるのが魅力。また、一見フェミニンに仕上がりそうなボリュームを感じるカーリーヘアなのに、男らしさが際立っているのもポイントだ。
▶︎スタイリングのポイント
ツヤとボリューム感を引き立てるために軽い質感のヘアワックスを馴染ませてパーマを最大限に引き立てる。乾いた髪にクシャクシャと揉み込むようにスタイリング剤を馴染ませたらボリュームを整えるのがポイント。ヘアアレンジがしにくいシルエットなので、気分を変えたい時やセットが面倒な時は帽子を駆使しよう。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「DEMI(デミ) ウェーボ デザインキューブ ニュートラルワックス」
メンズ ミディアムウルフ⑥「ウルフスタイルをクリーンに仕上げたセンターパートミディアムウルフ」
サイド下から襟足にボリュームを出したウエイト感じるウルフヘアをパーマとセンターパートでポップに仕上げる。かなりの長さがある前髪をセンターパートにすることによって明るい印象にしたのが魅力的。また、センターパートによって分けられた前髪とサイドから耳にかけて垂れた髪が輪郭矯正効果を存分に発揮しているのも見逃せないポイントだ。人当たりが良いミディアムウルフをお探しの方にぜひおすすめしたい。
▶︎スタイリングのポイント
最初にセンターパートで分ける位置を決めてからドライヤーで乾かす。リバースシルエットにしたいので、時折前側に引っ張りながら乾かして仕上がりの収まりを美しくしよう。スタイリング剤は軽めのソフトワックスを使い、毛先に馴染ませてツヤと適度な束感を生み出せば完成。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「ナカノ スタイリング タントN ワックス 1 ライトタイプ」
メンズ ミディアムウルフ⑦「ウルフのワイルドさを活かした大人ミディアムウルフ」
ボリュームを感じやすいミディアムウルフをパーマの躍動感と外ハネで軽やかに仕上げてバランスを取ったヘアスタイル。全体的な量を調節して軽さを出しつつ、動きやすさを際立たせているのが特徴。また、フェミニンになりやすい丸くてボリュームがあるシルエットを黒髪で引き締めているのも男らしさを出すためには欠かせない。バランスが取れたヘアスタイルなので、カジュアルファッションだけではなくフォーマルなスーツスタイルにも似合うこと間違いなし。
▶︎スタイリングのポイント
タオルドライをしたらムースを馴染ませてシルエットを整えるように弱風のドライヤーで乾かそう。その際に耳後ろから襟足にかけて軽く掴みながらスタイリングするのが外ハネを作るコツ。トップからサイドは空気を含ませるように軽やかにし、前髪は自然に垂らすイメージで。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「LebeL(ルベル) ヘアメイクアクア ムースハード」
メンズ ミディアムウルフ⑧「無造作感を突き詰めた個性爆発のスパイラルウルフボブ」
顔周りを短くしてスッキリさせたウルフボブにボリュームをたっぷり加えたワンランク上の洒落感ヘア。全体に強めのスパイラルパーマをかけて重さの中にも遊びをプラスしたのが特徴だ。また、黒髪がアンニュイさを際立てながらも尖った個性を生み出すのがこのヘアスタイルの魅力。さらにボリュームがある分輪郭矯正効果が高いので、頭の大きさが気にならない方は誰でも似合わせられるのもポイントだ。ちなみに個性が光るヘアスタイルだが、コーディネートは幅広いジャンルに合わせられるだろう。
▶︎スタイリングのポイント
ラフに乾かした髪にソフトワックスを揉み込んでルーズな質感を際立てる。とくに毛先に水分を与えるようにしてカールの無造作な動きを引き立てよう。仕上げは自然乾燥で問題ないのが時間を節約したい時に嬉しいポイントだ。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「UEVO(ウェーボ) スプリングパフ」
メンズ ミディアムウルフ⑨「キュートな前髪と落ち着きを感じるルーズさのメリハリが今風ヘアに」
前側はパッツンヘアで少年っぽさを感じさせ、後ろ半分はランダムパーマでしっとりとした大人っぽさを演出したメリハリ感じるアンニュイヘア。力が抜けたような緩いシルエットが飾らないナチュラルさを演出していて好印象だ。古着と合わせてレトロな雰囲気に仕上げてもいいし、モード系ファッションと合わせてワンランク上の洒落感を醸しても似合うだろう。
▶︎スタイリングのポイント
前側の毛流れを美しく見せながらカールの質感を際立たせるためにオイルベースのスタイリング剤をチョイス。今回はバームワックスを使って適度な濡れ感を生み出した。毛流れを出すように頭皮からしっかりと乾かしたら毛先と髪の表面を中心にスタイリング剤を馴染ませれば完成。パーマによって形が作られているので誰でも簡単にセットできるのが嬉しい。
この髪型のヘアセットにおすすめのスタイリング剤▶︎「BOTANIST(ボタニスト) ボタニカルヘアバーム」
メンズ ミディアムウルフ⑩「ミディアムウルフ×ツイストパーマでラフな男らしさを演出」
元々人気だったウルフスタイルのワイルドさを今風にアレンジしたヘアスタイル。全体的にツイストパーマをかけてラフな質感にしながらボリュームを出したのが特徴だ。スパイラルパーマやニュアンスパーマにはない無造作感で野暮ったさを感じさせて男らしさをグンと引き立てる。また、ヘアカラーを明るめにしてドライな質感を目立たせるのもポイント。
▶︎スタイリングのポイント
ボリュームを出すように軽い手のタッチで髪を乾かしたらマットワックスを揉み込む。ふんわり感が欲しいのでスタイリング剤を使いすぎて髪が潰れないように注意しよう。ツイストパーマとカラーによって髪にダメージが多く加わるので定期的なメンテナンスを忘れずに。