今生えている髪の毛を労るだけでなく、将来の髪にも良い影響を与えるヘアケア。今回は「メンズのヘアケア」をテーマに、ヘアケアの基本やおすすめのアイテムを紹介する。
スポンサーリンク
ヘアケアはどんなことをする?
ヘアケアは頭皮ケアを健やかに保つことと、髪質を良くすることが重要。シャンプーで頭皮の汚れを落として、コンディショナーやトリートメントなどで髪の内側と外側のケアをするのが基本になる。さらにプラスで、頭皮マッサージやブラッシングで頭皮の血行を良くしたり、ヘアトニックなどで頭皮を労わったりするのも効果的。頭皮の皮脂量や乾燥具合、髪質や髪の悩みによってヘアケアの種類を分けるのがコツだ。
ヘアケアをメンズがするメリットは?
男性にヘアケアは不要では?とお思いの方も少なくないだろう。しかし、カラーやパーマをしていなくとも、ドライヤーや紫外線などで髪の毛は傷んでしまうため、清潔感のある印象をキープするにはヘアケアが欠かせない。また、過剰な皮脂でベタッとした髪や、フケが見える頭は周りからの印象が悪くなり、ダメージが蓄積された髪はだらしない印象に繋がる恐れがあるが、ヘアケアをすることで改善することうけあい。ちなみに頭皮環境や髪質が良い状態だとスタイリングがしやすくなるため、お洒落を楽しみたい方こそヘアケアをしっかりと行おう。
ヘアケアに欠かせないアイテムとは?
ここでは最低限のヘアケアに欠かせないアイテムを4種類紹介する。
ヘアケア メンズ 必須アイテム①「自分の頭皮に適したシャンプー」
ヘアケアの基本といえばシャンプー。洗浄力が高いものは良くない!と言われることもあるが、実際のところ皮脂の分泌量や髪に付けたスタイリング剤の量、シャンプーにかける時間などは個人差があるため、どんなシャンプーであっても一概に“悪い”と言い切ることは出来ない。しかし、使用した後に湿疹や吹き出物が出来たり、肌がカサついたりとトラブルが生じた場合は、肌に合っていないため使用を続けるのは良くない。自分の頭皮に適したシャンプーを見つけることが、ヘアケアを攻略する近道だ。
ヘアケア メンズ 必須アイテム②「コンディショナーやトリートメント」
シャンプーの後に続けて使いたいのが、コンディショナーやトリートメント。この2つは混同されやすいが効果や使うタイミングが違うので、それぞれの役割を理解するのが重要になる。コンディショナーはリンスとも呼ばれ、髪表面のキューティクルをコーティングする。そしてトリートメントは内部に栄養素や水分を与えてダメージを補修したり髪質を改善したりする効果がある。同じタイミングで使う場合は先にトリートメントの成分を浸透させた後にコンディショナーで蓋をしよう。
ヘアケア メンズ 必須アイテム③「ヘアミルクやヘアオイル」
アウトバストリートメントや洗い流さないトリートメントとも呼ばれるヘアケアアイテム。簡単に特徴を説明すると、ヘアミルクは髪内部に浸透するトリートメントで、ヘアオイルは外側に働くコンディショナーといったところ。どちらもタオルドライをしてから馴染ませてドライヤーの熱から守ったり、スタイリング剤として使ったりするのが一般的だ。ちなみに天然成分で作られているヘアオイルは、シャンプー前に頭皮マッサージに使うことも可能。
ヘアケア メンズ 必須アイテム④「ドライヤー」
髪が短いからといってドライヤーを使わないのはNG。なぜなら自然乾燥で水分が蒸発するときに、頭皮の水分も一緒に蒸発して乾燥の原因になるからだ。またキューティクルは水分を含むと開くので、摩擦によるダメージにも繋がる。それに加え、濡れたままだと頭皮環境が不衛生になり、匂いの原因になる恐れも。熱の当てすぎもダメージの原因になってしまうが必ずドライヤーで乾かそう。
メンズが気をつけるべき髪へのダメージは?
日常生活で主に髪のダメージ源となるのは、枕の摩擦やドライヤーの熱、日中の紫外線。これらを避けるのは難しいので、継続的にダメージケアをするのが大切だ。お洒落を楽しむ際のカラーリングやパーマの薬剤のダメージ、ヘアアイロンやコテのダメージはより大きくなるので、重点的にダメージケアをしよう。
頭皮・髪の悩みの原因と対策方法は?
頭皮の痒みやフケ、抜け毛に白髪といった悩みの原因はある程度共通している。大きな原因はストレスによる血行不良と皮脂の分泌異常。血行不良になると頭皮に栄養が渡り難くなってしまうので、健康な髪の発毛や適度な皮脂の分泌が妨げられてしまう。皮脂量に関しては、毛穴の詰まりや頭皮の炎症を起こさないためにバランスが重要になる。自身の肌に合ったシャンプーを使って洗髪することと、運動や趣味で適度にストレスを発散してバランス良い食事を摂ることを心がけよう。
メンズが髪質を変える方法は?
くせ毛をストレートにしたり直毛をカーリーヘアにしたりするためにはパーマが必要だが、良質な髪質は普段のヘアケアで手に入れられる。良質な髪質とはゴワつきがなくて指通りが良くてハリコシや適度なツヤがある髪を指し、頭皮マッサージやブラッシングなどの物理的刺激とトリートメントなどの科学的アプローチの両方が必要になる。髪質を良くするには日々の積み重ねが重要になるので、結果を焦って求めないように。
2/2GO TO NEXT PAGE