現代的な英国靴を手がける実力派「チーニー(CHEANEY)」の魅力と定番モデルを紹介

チーニー(CHEANEY)は、ここ数年で日本でも飛躍的に知名度を高めている革靴ブランドだ。自社オリジナルモデルはもちろん、セレクトショップの別注モデルなどで目にする機会も非常に多い。今回は、英国ノーサンプトンの実力派ブランド「チーニー」にフォーカスし、その魅力と定番モデルを紹介!

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チーニーはモダンな英国靴を展開する由緒正しき老舗革靴ブランド!

チーニーは、英国の老舗シューズメーカー。100年以上続く歴史の中でチャーチやプラダの傘下に入っていた過去も持つが、現在は独立ブランドとして高品質な製品を展開している。その技術力の高さから多くのメーカーやセレクトショップに認められており、全体のおよそ4割が他社のOEM生産というのもこのブランドの強み。世界中の有名なアパレルブランドに供給されており、日本でもBEAMS(ビームス)やTOMORROWLAND(トゥモローランド)、UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)、EDIFICE(エディフィス)といった人気セレクトショップの別注モデルを製造。自社ブランドのモデルも独創的で、英国のクラシックな要素を保ちつつもトレンドを巧みに取り入れたモノづくりで注目を集めている。

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チーニーは”熟練職人による革靴の一貫生産”の先駆者的ブランド!

英国ノーサンプトンで1886年に誕生したチーニー。シューズメーカー「B.Riley社」の工場長として働いたジョセフ・チーニー(Joseph Cheaney)が「J.Cheaney, Boot & Shoemakers」を創業したのが始まりである。英国革靴の聖地とも称されるノーサンプトンだが、17世紀までは工場というものは存在しなかった。一つの場所で靴を作るという組織立った体制が築かれたのは19世紀後半で、この時代に多くのシューズメーカーが誕生。創業当時のチーニーも現在とは異なり、自宅の庭にある離れなどの場所で、それぞれの工程毎に靴を製造。完成後に集荷所に集められ出荷されていくが、ごく身近な地域に供給されるだけだった。多くのメーカーと同じく需要拡大のために生産体制を見直したチーニーは、1896年に生産工場を現在の場所に移転。これにより革の裁断から縫製、仕上げ工程まで一貫生産できる体制を確立し、英国を代表するシューメーカーとして成長を遂げていいった。

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他ブランドの革靴製造受託によって培ったノウハウを活かしてオリジナルブランド”チーニー”が誕生

1890年には創業者の長男であるアーサー・チーニー(Aether Cheaney)が、1903年には次男のハロルド・チーニー(Harold Cheaney)が入社。”ジョセフ・チーニーとその息子たち”を意味する「J.Cheaney&Sons(ジョセフチーニー&サンズ)」というブランド名が誕生した。第1次世界大戦中には、1週間で約2,500足のブーツやシューズを製造。第2次世界大戦には創業者の孫ディック・チーニー(Dick Cheaney)が海外への供給を展開し、シューメーカーとしての確固たる地位を築いていく。その輸出力が認められ、1966年にはクイーンズアワードを受賞した。

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チーニーは1960年代の半ばまで自社ブランドでの靴は生産せず、イギリスやアメリカの有名ブランドの靴を手がけていた。初めてオリジナル製品を発表したのは1967年で、以降は自社ブランドのシューズとOEM生産という2本柱を確立した。

チャーチやプラダに買収された過去もあるチーニー

チーニーは1964年に「チャーチ(Church’s)」に買収され、長らく同じグループに属していた。1999年にチャーチがプラダに買収されたことにより、チーニーもプラダ傘下となった。しかし、2009年にチャーチの創業家であるジョナサン・チャーチ(Jonathan Church)氏と従兄弟のウィリアム・チャーチ(William Church)氏の手によってチーニーのみが独立。現在はファクトリーメーカーとして独自の道を歩み、200人以上の従業員を抱えるまでに成長。創業当初の伝統的な製造技術を継承しつつ、時代のニーズにも応えられる洗練された革靴を展開している。

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160の工程を8週間かけて仕上げるチーニーの革靴製造

チーニーでは、カッティングからファイナルポリッシュまで全ての工程をノーザンプトン州の自社工場で行ない、メイド・イン・イングランドを貫いている。英国伝統のグッドイヤーウェルト製法で作られるシューズは、丈夫で履き続けるほど自分の足に馴染んでいく。この製法はアッパーとインソールをアウトソールに直接縫い付けずに、ウェルトと呼ばれる1枚革を挟んで接合するためソール交換も容易に行えるのが特徴。いいものを長く大切に使い続けるという英国のライフスタイルをよく表すプロダクトだ。

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1足の靴を作り上げるのに費やす時間は8週間。高いスキルを持つ職人が160以上もの工程を経て完成させる。チーニーというブランドの魅力は、英国らしい朴訥とした雰囲気や伝統を大切にしながらも、新しいスタイルにも挑戦しているという点。長く蓄積された技術やモノづくりに対する姿勢を守りつつ、保有する多くのアーカイブをそのまま復刻するのではなく、時代にあったシューズを生み出している。

柔らかさとツヤが魅力的なチーニーの革靴素材

チーニーの革靴のアッパーには、高品質なカーフレザーを生産しているドイツのタンナー「ウィンハイマー」のカーフレザーを使用。ウィンハイマー社は、かつて150年に渡ってボックスカーフを手がけてきた名タンナー「カール・フロイデンベルグ」の伝統技術を継承して製造している。原皮は良質なカーフレザーの産地で知られている、アルペン地方のものだけを厳選。柔らかさと落ち着いた光沢感が特徴で、使い込むほど馴染んでくるのが魅力だ。

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チーニーの革靴に使われるバリエーション豊かなラスト

長い歴史を持つだけあって、チーニーではさまざまなラストを保有しているシューメーカーだ。クラシックなものから現代的なものまで、モデルに応じて幅広いバリエーションを展開している。

LAST 125

2011年に創業125周年を記念して開発されたラスト。日本人を含めた現代人の足を考え抜いて作られており、従来モデルよりも細身の足幅を採用している。さらにヒール部分を小ぶりにすることで、フィット感を向上。スマートな表情を取り入れながら、バランスの取れたラウンドトゥがクラシックな雰囲気を残している。

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LAST 6184

1974年に開発されたクラシックな「6184」ラスト。チーニーがアメリカ市場向けに生産していたライン『Royal Tweed』に採用されていた木型だ。自然な丸みを帯び、バランスの良い普遍的なセミスクエアトゥのシルエットが特徴。古き良き英国シューズの王道スタイルで、ドレスな雰囲気を醸し出す。

6184

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LAST 11028

2010年に開発されたラストで、ビジネスシーンで支持が高いシティコレクションなどで採用されている。定番の125ラストと比較するとやや幅広、1886ラストに比べるとノーズが長くラウンドトゥのため、モダンでドレッシーな印象。そのため幅広甲高と言われる日本人の足型に合いやすいラストとなっている。小さめのヒールカップも日本人のカカトにフィットしやすい。

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LAST 1886

1996年に現在のファクトリー設立100周年を記念して制作されたラスト。チーニーの創業年である「1886」を木型の名に冠している。長すぎず、短すぎない絶妙なノーズと、英国の伝統的な丸みのあるラウンドトゥが特徴。ややゆとりがあるボールジョイントは幅広な日本人の足に馴染みやすい。また、土踏まずを絞って足を支えるフィッティングを実現している。

1886

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LAST 4436

英国軍に供給していたこともあり、チーニーの現行品の中では最も古い1969年に制作された歴史のあるラスト。英国ではミリタリーラストとも呼ばれ、丸みがありやや無骨なフォルムながらも、どこか愛嬌のある表情を演出している。このラストを採用するモデルは、「ヴェルトショーン製法」によって底付けされるのが特徴。非常に手の込んだつくりで、熟練の職人と専用マシーンを必要とするため1週間に24足しか生産できない貴重な製法だ。

4436

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LAST 12508

チーニーがプラダから独立した2009年に制作されたラスト。イギリスだけでなく、イタリアやフランス、ドイツ、ベルギーなど世界的なベストセラーとして知られている木型だ。ボリュームがありながらもバランスの良いフォルムが特徴。短めのノーズに、ウィズは広めのぼってりした見た目でカントリーシューズを代表するラストである。安定感のあるヒールカップの大きさとボリュームのあるトゥシェイプなど、まさにブリティッシュカントリーな佇まいだ。

12508

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チーニーの最高級ライン「インペリアルコレクション」とは?

「Imperial Collection(インペリアルコレクション)」は、2010年に誕生したチーニーの最上級ライン。2009年にチーニーのトップに経ったウィリアム・チャーチ氏とジョナサン・チャーチ氏の二人の主導で誕生したシリーズである。ハイクラスの靴だけあって、素材や履き心地、デザインは秀逸。さらに、アウトソールにはフィドルバックやベベルドウェストといったデザインを採用している。これらの手法はビスポークシューズなどに多く採用されるもので、既成靴ではあまりお目にかかれない意匠。インペリアルコレクションは日本国内での流通数は少ないが、革靴好きなら注目しておくべきシリーズだ。

チーニーの革靴を紹介

CHEANEY(チーニー)「内羽根ストレートチップ ALFRED」

フォーマルでも使えるキャップトゥ。ベーシックだが、各メーカーの特徴が顕著に表れるモデルでもある。ALFREDでは定番ラストの「125」を使用しており、クラシックなラウンドトゥで洗練された仕上がりとなっている。落ち着いた佇まいながらもショートすぎないノーズで、絶妙なバランスが図られている。

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CHEANEY(チーニー)「セミブローグ WILFRED」

定番ラスト「125」を採用したセミブローグ。メダリオンやブローギングなど、チーニーの丁寧な装飾技術が窺える。伝統的なグッドイヤーウェルト製法の意匠も相まって、英国らしい重厚な雰囲気を携えている。

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CHEANEY(チーニー)「シングルモンクストラップ WALTER」

すっきりとしたプレーントゥ仕様のシングルモンクストラップ。チーニーに古くからある「6184」ラストを採用しており、クラシックな英国靴に注目が集まる昨今のトレンドを押さえている。シンプルながらも、上質なボックスカーフによって存在感溢れる一足。

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CHEANEY(チーニー)「プレーントゥ ALDERTON」

英国製コードバンを使用した新コレクションの外羽根プレーントゥ。英国通の間ではブライドルレザーのタンナーとして知られているクレイトン社のコードバンをアッパーに採用することで、高い耐久性を実現している。他のコードバンに比べ、少しマットな独特の光沢感を放つのも特徴だ。鞣し強度を重視して生産された革であるため、履きシワの入り方も独特で、履き込むほどに楽しみが増える逸品だ。

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CHEANEY(チーニー)「チャッカブーツ」

約30年前のシグネチャーコレクションにも採用されていたラスト「1886」を採用したチャッカブーツ。チーニーのモデルの中でもよりクラシカルな表情が特徴的な1足だ。ソールはタフに履き込めるダブルソールで、ストームウェルトの仕様が防塵効果とデザイン要素の役割を果す。さらに、アウトソールにはグリップ力のあるダイナイトソールを採用しているため、雨の路面にも履けるのも嬉しい点だ。

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CHEANEY(チーニー)「外羽根プレーントゥ STOUR」

カントリーラインで使用される「12508」ラストを使用したダービーシューズ。アッパーにはグレインレザーを使用しており、高級感を醸し出している。本底は重厚なコマンドソールで、タウンユースからちょっとしたアウトドアまで幅広く重宝する。

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