スペルガ(SUPERGA)といえば「リゾート地で最も見かけるスニーカー」として、通称「2750」と呼ばれるシンプルなローテクスニーカーが定番なのは周知の事実だろう。実は、スペルガは元々タイヤ等を主に取り扱うメーカーであり、のちにイタリアの大手タイヤメーカー「PIRELLI(ピレリ)」社の傘下に入るなど、様々な興味深い歴史が存在する。今回はスペルガ(SUPERGA)にフォーカスして、知られざる歴史や代表的モデルについて紹介!
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イタリア発のスニーカーブランド「スペルガ(SUPERGA)」
モナコやカプリといったヨーロッパのリゾート地で最も見かけるキャンバススニーカーと言っても過言ではない「2750」モデルを生み出したイタリアのシューズブランドだ。1911年の、ウォルター・マーティニー社の設立が始まり。当初は、タイヤ等をメインに取り扱っていたが、1925年に現在「2750」モデルと言われているSUPERGAブランドのゴム底靴を発表。1934年には、すでに展開していたテニスシューズに加え、バスケットボール、ヨット、体操といったカテゴリーのスポーツシューズを発表し、イタリアに留まらず、ヨーロッパ全体で話題を集めた。
スペルガのスニーカーをコーディネートに取り入れるメンズはピッティにも多数!
ヨーロッパを中心に定番的な人気を集めるスペルガのスニーカー。ピッティに集うファッション感度の高い男性の間でも根強い支持を集めており、着こなしに取り入れる男性が毎度数多く見受けられる。