
一枚で着てサマになりお洒落見えを狙えるプルオーバーパーカー。テーラードジャケットやステンカラーコート、トレンチコートとのレイヤードはこなれ感を演出するのに最適で、流行りのオーバーサイズやブランドロゴ、バックプリントでストリートっぽい着こなしやモードなルックを表現するにも絶好だ。今回はそんな「プルオーバーパーカー」にフォーカスし、スタイリングのポイントや参考となるメンズコーデ、おすすめアイテムを紹介!
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そもそもプルオーバーとは?
プルオーバーとは前後にボタンやファスナーなどの開きがなく、頭から被って着用する衣服の総称。セーターやスウェットシャツが最もポピュラーなプルオーバーとして知られ、フードの付いたアノラックパーカーやいわゆる被りの“フーディ”もこれに含まれる。
プルオーバーパーカーと好相性のボトムスとは?
基本プルオーバータイプのパーカーはラフにもキレイめにも着こなせるため、どんなボトムスとも好相性。スポーティーなルックやエフォートレスなスタイリングを表現するならスウェットパンツやトラックパンツを、大人っぽくキレイめにこなすならスラックスやチノパンを、ラフなルックに落とし込むならジーンズを合わせるのが常套テクニックだ。さらにトレンド感を付与するならワイドパンツやバギージーンズ、ゆったり目のカーゴパンツを組み合わせがおすすめ。モードストリートなスタイルでエッジを効かせるならオーバーサイズのプルオーバーパーカーに、サルエルパンツやショーツ&レギンスのレイヤードでシルエットにメリハリをつけるのが吉。
プルオーバーパーカーに合うボトムスの太さは?
アイテムのサイズ感やシルエット、着丈により若干ニュアンスは異なるが、スキニーやタイトフィットはもちろんのこと、ストレートやスリムテーパード、ワイドレッグなど、どんな太さのボトムスにもマッチするのがプルオーバーパーカーの優秀な点。すっきりとしたスタイリッシュな着こなしを狙うなら細身のボトムスを、ラフでルーズな雰囲気に仕上げるなら太めのボトムスを合わせるのが得策だ。
TOMMY HILFIGER(トミーヒルフィガー) プルオーバーパーカー
黒×ネイビーのシックなレイヤードでプルオーバーパーカーコーデに品良きこなれ感を
オーバーサイズのネイビーシャツと右胸に白ロゴをあしらった黒のプルオーバーパーカーをレイヤードし、キレイめな印象とこなれ感を両得したカジュアルコーデ。ブラックのバギージーンズとタフ顔ラグソールのシューズでトレンド感を演出することで、ダークカラーでまとめたメンズコーデのアップデートに成功している。テーラードジャケットやオーバーコートとは一味違う、シャツとプルオーバーパーカーのレイヤードが◎
NEW BALANCE(ニューバランス) プルオーバーパーカー
プルオーバーパーカーの着こなしが一気にこなれて見える白Tシャツのチラ見せ
フードに自立性のある厚手のプルオーバーパーカーとスウェットパンツを黒でまとめ、裾と袖口をチラ見せした白Tシャツでこなれ感を演出。ネイビーのベースボールキャップでオールブラックの単調さを抑制し、足元にセットしたナイキのunion×air jordan 1 ストームブルーでハズしを効かせた着こなしに。
BARROW(バロウ) プルオーバーパーカー
暗い灰みの緑がシックなプルオーバーパーカーでストリート的アスレジャースタイルを表現
ペンシルベニア州ピッツバーグを拠点に活動するラッパーのウィズ・カリファ氏は、暗い灰みの緑がシックなチャンピオンのプルオーバーパーカーにPLACES+FACESの黒スウェットパンツ、黒のコンバース オールスターHIをコーディネート。白いビーニーの上に被ったフードのこなしとモノトーンで表現した足元でストリート感を演出し、ヒネリのあるアスレジャースタイルにまとめている。
オーバーサイズのプルオーバーパーカーでメンズコーデにトレンド感を注入
カレッジロゴ風プリントが存在感バツグンのオーバーサイズプルオーバーパーカーをチョイスし、シンプルなメンズコーデに今感を注入。プルオーバーパーカーのビッグシルエットで程よくルーズな雰囲気とリラックス感を醸しつつ、センタープレスとサイドラインがすっきりとした印象を作るトラックパンツとチェッカー柄ローカットスニーカーでキレイめにまとめ。プルオーバーパーカーで今っぽい感じを表現するなら、この手のオーバーサイズやゆったり目のドロップショルダー、フードに自立性のあるアイテムが狙い目だ。
ベージュのプルオーバーパーカーと黒のアンクルパンツでメリハリを効かせたメンズコーデ
肌馴染みの良いベージュのプルオーバーパーカーに黒のアンクルパンツを組み合わせ、印象の異なる上下の色味でメリハリを効かせたコチラの御仁。白のローカットスニーカーと黒のアンクルパンツの間から白ソックスを覗かせて、心持ちナードなニュアンスをプラスしている。顔周りのマイルドな印象を引き締めた黒のバックパックの取り入れもナイス。
Carhartt WIP(カーハートWIP) プルオーバーパーカー
パーカーのメンズコーデをもっと見たい方は“OTOKOMAEスナップページ”をチェック!
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OTOKOMAE編集部おすすめの“プルオーバーパーカー”を紹介!
最後にOTOKOMAE編集部が注目ブランドの展示会や有力セレクトショップでのヒヤリング、主要ファッション都市での定点観測から得た情報を元に、読者にオススメしたい「プルオーバーパーカー」を紹介!
注目プルオーバーパーカー①URBAN RESEARCH(アーバンリサーチ)プルオーバーパーカー
ローゲージで編み込んだ生地がざっくりとしたリラックス感を演出するカノコ編みプルオーバーパーカー。どんなコーデにもマッチするクセのないスタンダードなデザインと独特の生地の風合いによる適度な抜け感が特徴で、肌触りが良く夏前の暑いシーズンでも着用しやすい。
注目プルオーバーパーカー②Champion(チャンピオン) プルオーバーパーカー
コットン100%(本体)の裏毛仕様で肌触りがよい3シーズン着まわし可能なプルオーバーパーカー。胸元と袖口のブランドロゴもさりげなく、日本企画サイズですっきりとしたシルエットに仕上げられているため、キレイめな着こなしにもってこい。
注目プルオーバーパーカー③GENTLEMAN PROJECTS(ジェントルマンプロジェクト) GARY
モダンなBIGシルエットで差をつけるなら、ジェントルマンプロジェクトの“GARY(ゲイリー)”が断然おすすめ。度詰めの裏パイル編みにより強いハリコシを実現した上質なスウェット生地を採用し、今っぽさと高見えを兼ね備えた大人が選ぶにふさわしい美タフにキマる逸品だ。