グレートレーナーのお洒落なコーデ術を海外セレブから学ぶ!

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アーバンな色合いで大人っぽさと洒落感を醸し、アメカジの定番アイテムとして絶大な人気を誇るグレートレーナー。アスレチックを前提とした厚手のスウェット生地は伸縮性・吸汗性・耐久性・防寒性に優れ、キレイめでデリケートなニットとは異なるスポーティな雰囲気とリラックス感でカジュアルなスタイリングにこなれ感を演出する。今回はそんな「グレートレーナー」にフォーカスし、注目の着こなし&おすすめアイテムを紹介!

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トレーナーの生みの親、知ってる?

トレーナーの原型は1926年アメリカの衣料メーカーである「ラッセルアスレチック」によって開発された。これは、高校でフットボールチームに所属していたブランド創業者の息子ラッセル・ジュニアが、それまでウールで製造されていたフットボールシャツは汗をかくとムレてしまい摩擦によって肌に痒みを感じて不快になることを父親に訴え、より通気性が良く快適で耐久性に優れたコットン素材に改良するという提案に端を発する。そして開発から数年後の1930年にラッセルアスレチックの工場で本格的に生産を開始。クルーネックトレーナーのシグニチャーディテールである襟の中央にあるV字(逆三角形)ノッチは当初からスタイルバリエーションの一つとして採用され、襟の伸びを制御するために装備されている。さらに1938年には世界初のラバープリントを開発し、この技術によって全米のスクール、カレッジのユニフォーム、各校のブックストアに学校の名前、ロゴが入ったトレーナーを普及させブランドは大きく躍進。1940年代第二次世界大戦時にはいよいよ米軍の訓練用ウェアとして採用され、ラッセルアスレチックのトレーナーは揺るぎないステイタスを確立する。

ラッセルアスレチックのトレーナーを探す

実はトレーナーは和製英語!英語圏では“スウェットシャツ”と呼ぶのが正解

実は「トレーナー(trainer)」という言葉は日本でしか通用しない和製英語であり、これは株式会社ヴァンヂャケット(VAN Jacket inc.)の創業者で日本におけるアイビールックの生みの親でもある石津謙介氏が命名したものだ。これは大のボクシングファンであった石津氏が、海外のボクシング選手を指導するトレーナーたちが着ていたスウェットの上下を見て、スウェットシャツを自身のメーカーから「トレーナー」という商品名で発売したことに由来する。1960年代にファッションプロデューサーとして活躍した石津氏は「スタジャン」、「スウィングトップ」、「ステンカラーコート」など数々の和製英語を発案しているが、「トレーナー」もその代表的な一つであり、英語のスウェットシャツ(sweatshirts=汗シャツ)という名称では通りが良くないと考え「トレーナー」の名称を世に広めた。

詳細・購入はこちら

トレーナーの王道カラーが「グレー」になったのは何故か?

ここまでスウェットシャツいわゆる「トレーナー」の歴史について触れてきたが、ここで気になるのが「スウェットシャツはなぜグレーが最もポピュラーなのか?」という疑問。この認識は日本に限ったことではなく、海外でもトレーナーの定番色はグレーとされており、古くは「大脱走」のスティーブ・マックイーンや「フットルース」のケビン・ベーコン、「ビバリーヒルズコップ」のエディ・マーフィ、「グリース」のジョン・トラボルタなど多くの映画の主人公がグレーのスウェットシャツを着用している。もちろん最近でもグレーのスウェットシャツは映画やTVドラマ、ネット配信作品に数多く登場し、その人気の高さと定番ぶりがうかがえる。

そして「なぜトレーナーはグレーが最もポピュラーなのか?」という問いに対する答えは様々あり、それぞれ決定的なエビデンスは乏しいが、なかでも有力視されているのが衣類や繊維の歴史が深く関係しているという説。これは、衣類はもともと保温性が必要とされるため上質な羊毛をはじめとする動物の毛が使われており、その色はナチュラルなグレーであったというもので、技術が進歩してリーズナブルに大量生産できる植物素材のコットンが使われるようになった現在でも、より上質なウールの質感や色合いをお手本にしているためスウェットシャツにおいてもグレーが主流となっているという説だ。この説は、ラッセルアスレチックによるスウェットシャツ誕生のきっかけとなったフットボールのユニフォームがもともとウール製であったことと、それの改良版としてコットン素材が採用されたという経緯を鑑みれば、かなり信憑性が高いと思われる。このことについてラッセルアスレチックのホームページで明確に言及されているわけではないが、いずれにせよ洋の東西を問わず「グレートレーナー」は過去から現在において王道なのは紛れもない事実であり、これからもその永世定番のポジションは揺るぎないと言えるだろう。

グレートレーナーを着こなすコツとは?

トップスをグレートレーナー1枚でサラッとスポーティにこなすのもアリだが、より大人っぽくスマートに着こなすのであれば、白Tシャツや白シャツ、白ポロシャツなど白アイテムを差し込みクリーンなイメージを際立たせるのが得策だ。インナー使いした白アイテムをグレートレーナーのネックラインからチラ見せするだけで顔周りの印象がリフレッシュされ、こなれた雰囲気も付与される。そして、ほどよくきちんと感を狙うなら白シャツを、スポーティな雰囲気に大人らしさを添えるなら白ポロシャツ、こなれ感を強調するなら白Tシャツを組み合わせるのが常套手段。もちろん白のハイネックを覗かせるという手もあるが、よりスマートに見せるならグレートレーナーかハイネック一枚の方がすっきりとして大人っぽく見えるので、重ね着する際はご注意を。

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