今回は「ダウンジャケットとマフラーのコーディネート」にフォーカスし、スマートにキマるオシャレな巻き方やコーデを成功に導くためのテクニックを紹介!
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ダウンジャケットに合うマフラーとは?
好印象のダウンジャケット×マフラーの着こなしを実現するなら、ダウンジャケットの首周りのスペースにすっきり収まるサイズ感のマフラーを選ぶのがおすすめ。ダウンマフラーやファー素材、大判サイズといったボリュームのあるマフラーを組み合わせてしまうと、ボリューム感が出過ぎてしまい着膨れてしまう可能性が高い。
ダウンジャケット コーデにあわせるマフラーの最適な巻き方は?
ダウンジャケットにマフラーを合わせる際は、立体感を演出しながらマフラーの結び目が胸元にくるよう巻くのが洒落者の常套テクニック。ダウンジャケットのフロントをきっちり閉めた場合でもフルオープンの場合でも、マフラーの結び目を前にすることでダウンジャケットとのバランスが取りやすい。また胸元に結び目がくる巻き方と一口にいっても、定番のワンループや垂らし結び巻き、ピッティ巻きなど種類は豊富に存在する。組み合わせを変えずとも、マフラーの巻き方バリエーションを広げるだけで、コーディネートの印象をチェンジできるため、下の記事でメンズにおすすめの巻き方もぜひあわせてチェックしてみて欲しい。
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日差しが暖かく、寒風が気にならない日は、ダウンジャケットのフロントをフルオープンにして、マフラーを結ばず前に垂らすのも○。気張った雰囲気のない垢抜けコーデが実現できる。
ダウンジャケット×マフラーのコーデをオシャレに見せるために洒落者が実践しているテクニックとは?
ダウンジャケットとマフラーを馴染ませるなら、ダウンジャケットと同系色のマフラーを選び、差し色としてアクセントを効かせるならコントラストが際立つ色味のマフラーを合わせるのがお約束。さらに無地のダウンジャケットであれば、柄物や裏表の配色が反転したブランドロゴを含むレタードタイプのマフラーを合わて、印象をリフレッシュしたり顔周りに華やぎを演出するのも多くの洒落者が実践しているテクニックだ。
ダウンジャケット×マフラーのコーデ見本集
コーデ①「ショート丈のダウンジャケットと同系色のマフラーで馴染ませた大人のスマートな防寒スタイル」
映画『007 スペクター』におけるオーストリアロケの最中、メディア用に設けられたフォトコールでジェームズ・ボンドを演じたダニエル・クレイグ氏は、カナダグースのショート丈ダウンジャケット”ロッジ フーディ”のネイビーにネイビーのマフラーをコーディネート。劇中には一切登場しないスタイリングではあるが、ダウンジャケットとマフラーを合わせたリアルな防寒スタイルの好例として是非ともご参考あれ。
TOM FORD(トムフォード) マフラー
コーデ②「表裏で配色が反転したロゴマフラーを黒のダウンジャケットと黒パーカーの重ね着にプラスしコーデの印象をリフレッシュ」
ブラキッシュなロング丈のダウンジャケットと黒パーカーを重ね着し、ダウンジャケットの色味に近い裏表で配色が反転したロゴマフラーをコーディネート。ダウンのフードとパーカーのフードの間にマフラーを差し込み、結ぶことなくフロントに垂らせたこなしでコーデの印象をリフレッシュしている。
ACNE STUDIOS(アクネ ストゥディオズ) マフラー
コーデ③「リバーシブルのレタードマフラーをダウンジャケットとジーンズのブリッジとして機能させヒネリを効かせたカジュアルコーデ」
オレンジとブルーをアクセントにしたリバーシブルのロングレタードマフラーをダウンジャケットとジーンズのブリッジとして機能させ、スタイリングの統一感を演出しながらヒネリを効かせたコチラの御仁。アウターとボトムス、双方に馴染みやすい裏と表で色使いの異なるレタードロングマフラーの取り入れが、コーデに立体感をもたらしている。スタンドカラーにボリュームのあるダウンジャケットであるがゆえ、フロントをフルオープンにした着こなしが前提のコーディネートと言えるだろう。
BURBERRY(バーバリー) マフラー
コーデ④「ネイビーのダウンジャケットに茶系のチェック柄マフラーとブラウンパンツを組み合わせ洒落者お得意のアズーロエマローネを表現」
イタリアの伊達者が得意とする色使い”アズーロエマローネ”を、ネイビーのダウンジャケットと茶系のチェック柄マフラー、ブラウンパンツで表現したカジュアルコーデ。パンツと同色のローカットスニーカーをセットして脚長効果を演出、差し色としてプラスしたオレンジのニット帽で華やぎのある印象に。
Joshua Ellis(ジョシュア エリス) マフラー
コーデ⑤「ダウンジャケットに大判マフラーを合わせる際は、結ばずフロントに垂らせるのがお約束」
ダウンジャケットに大判マフラーや大きめのストールを合わせる際は、胸元で結んでしまうとボリュームが出てバランスが悪く、不恰好になるため結ばずフロントに垂らすのが常道だ。もちろんその場合はダウンジャケットのフロントはフルオープンのまま、インナーやボトムスを覗かせてルックスを調整することも必要不可欠。くれぐれもダウンジャケットのモコモコ感やボリューム感を強調してしまうことのないよう、マフラーのあしらい方にはご注意を。
BALENCIAGA(バレンシアガ) マフラー
コーデ⑥「着丈の長いコートスタイルのダウンジャケットの上にロングマフラーをプラスしたオールブラックの冬コーデ」
膝にかかるほど着丈の長いダウンコートの上にロングマフラーをプラスし、ストレートレッグのトラウザーズとローカットスニーカー、ニット帽を組み合わせたオールブラックのコーディネート。全身を黒で馴染ませながらもテクスチャーの異なるダウンジャケットの存在感を際立たせ、ロングマフラーの取り入れでシルエットに変化をつけた着こなしに。この手のコートスタイルのダウンジャケットなら、フロントを閉めたままロングマフラーをプラスしてもバランス的に問題なし。
Etudes(エチュード) マフラー
コーデ⑦「ベージュのダウンジャケットに白マフラーと白のコーデュロイパンツを組み合わせ上品でキレイめな着こなしに」
ベージュのダウンジャケットに、白マフラーと色味を揃えたスリムフィットのコーデュロイパンツをコーディネート。クリーンな白とニュートラルなベージュの組み合わせで上品かつキレイめな印象を作りながら、ウエスト部分のボタンを一つだけ留めたダウンジャケットの着こなしでこなれ感のあるルックスに。ダウンジャケットのスタンドカラーを大きめに開けることで、白マフラーのエレガントな雰囲気をアピール。
Pringle of Scotland(プリングル オブ スコットランド) マフラー
コーデ⑧「全身をニュートラルな色味でまとめたベージュダウンジャケットとストライプ柄グレーマフラーのコーディネート」
テーラードジャケット顔の襟付きベージュダウンジャケットにストライプ柄グレーマフラーをあしらい、ベージュのスリムパンツとグレーのローカットスニーカーに組み合わせ。ヘリンボーンのグレーハンチングでクラシックなムードを添えながら、全身を洒落感際立つニュートラルな色合いに。調和力の高いベージュと淡いグレーの組み合わせに、フックを効かせたイエローオレンジフレームのアイウェアも良い感じ。