ダークトーンメインの色使いや重ね着によって重くなりがちな冬コーデを手っ取り早く軽快かつメリハリある印象に見せるなら、ショート丈のアウターを取り入れるのが近道。そこで今回はショート丈アウターの中からダウンジャケットに的を絞り、着こなしのコツやコーディネート事例を凝縮して紹介!
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ショート丈のダウンジャケットをコーデに取り入れるメリット・デメリットとは?
冬の防寒アウターの定番ダウンジャケットも昨今ではオーバーサイズが注目株。そんなオーバーサイズのダウンジャケットを使った着こなしをバランスの良いシルエットに仕上げるなら、ショート丈のアイテムを選ぶのが吉だ。そういった諸々を踏まえたうえでショート丈のダウンジャケットをコーデに取り入れるメリットとは、第一にボトムスを隠すことなく上下のシルエットでメリハリをつけやすいということが挙げられる。一般的なロング丈のダウンジャケットはその分量の多さ、占有面積の広さによってコーデのイメージを支配してしまうため、インナーやボトムスの影が薄くなり、“主役のダウンと脇役のボトムス”となってしまう感を否めない。しかし、ショート丈であればボトムスの存在感も際立ち、幅広いスタイリングの組み立てが可能となる。さらにレイヤードを強調したスタイリングを構築しやすく、クリエイティブな重ね着やこなれ感のある抜き襟を表現できるということもショートダウンを取り入れる大きなメリットと言えるだろう。
一方でデメリットは、腰から下まで広範囲で暖かさをキープできるロング丈に比べ、ショート丈は体をカバー出来る範囲が腰から上に限られるということ。コーデの表現力としてはショート丈に分があるが、機能面では防寒性を広域で発揮できるロング丈に軍配が上がると言わざるを得ないだろう。
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ショート丈のダウンジャケットをコーディネートする際のコツとは?
ショート丈ダウン コーデのコツ①「ハイウエストのボトムスやワイドパンツ、バギージーンズとの組み合わせorインナーのタックインで腰の位置を高く見せ脚長効果と今感をモノにする」」
ショート丈ダウンを着こなすうえで最も重要なのはスタイリングのシルエットをいかに表現するかということ。ショート丈ダウンは量感があり上半身に収まる丈感であるため、ボトムスはスリムやスキニーではなくハイウエストでワイドレッグなモノの方がバランス感は良好で、脚長効果と今っぽさを狙うにも好都合。よりキレイめ雰囲気にまとめるならインナーをタックインして腰の位置を高く見せ、いい感じにルーズなムードを醸すならインナーの裾をアウトしてコーデの重心を低めに設定するという手もアリだ。
ショート丈ダウン コーデのコツ②「黒のショート丈ダウンにモノトーンアイテムを組み合わせシックで都会的な着こなしを表現」
ロング・ショートに関わらず、ダウンジャケットが着膨れしやすいアイテムであるのは周知の事実。ボリューム感を抑えたいのであれば膨張色である白系ではなく収縮色である黒をチョイスするのがおすすめだ。黒のショートダウンで印象を引き締め、全身をモノトーンアイテムでまとめれば、ノーギミックでもスタイリッシュで都会的な着こなしが完成する。もちろんロング丈では重見えしてしまうかもしれないが、ショート丈なら心配無用。
ショート丈ダウン コーデのコツ③「すっきりとしたシルエットのアイテム合わせでスマートに着こなす」
ショート丈のダウンジャケットを使ってシルエット遊びをするのも良いが、スマートな印象に仕上げるなら他アイテムもすっきりとした輪郭のものを選ぶのがベター。ジャケパンやスーツスタイルにダウンジャケットを合わせる際にもこのシルエットバランスを意識しよう。もちろんテーラードジャケット、スーツのジャケットはダウンジャケットよりも短い丈で。ダウンジャケットという、本来はアウトドアアイテムであるアウターを使っても着こなしが上品に見える。
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