メンズ王道のアウターであり、男らしさを象徴するアイテムの筆頭格といえばライダースジャケット。そのライダースの持ち味を活かしつつオシャレに着こなすには、インナー選びが重要となる。そこで今回は「ライダースジャケットに合わせるインナー」をテーマに、ヒントを得られること間違いなしの洒落者のコーデを紹介していく。
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ライダースに合わせるインナー①「“Tシャツ”は定番中の定番!間違いないスタイルを作るならコレ」
まず定番どころとして押さえておきたいのがTシャツ。デザインがシンプルであるほどライダースのワイルドさが際立つうえ、変に悪目立ちすることもないので無地Tが好ましい。とくにTシャツのスタンダードカラーであるホワイトなら、ライダースとのコントラストも楽しめるうえ、ボトムスに何を迎え入れてもすんなりと馴染むのでおすすめ。
ライダースの魅力の一つである重厚さを活かすなら、黒のTシャツをチョイスするのも有効。こちらのコーデのように、パンツや小物までブラックで統一すれば、武骨さとモダンな印象を両得することも容易い。とはいえ、全部ワントーンだと地味に見えてしまう恐れもあるので、スニーカーで明るい色味を取り入れるなどバランス調整も忘れずに。
ライダースに合わせるなら、このTシャツがおすすめ!「GENTLEMAN PROJECTS(ジェントルマン プロジェクト) LEO Ⅲ」
ライダースに合わせるなら、このTシャツがおすすめ!「JAMES PERSE(ジェームス パース) Vネック Tシャツ」
ライダースに合わせるインナー②「大人っぽさがグンと増す“シャツ”で着こなしをよりグラマラスに」
ライダースを大人っぽく着こなすのであれば、シャツが間違いなし。たとえカジュアルシャツであっても、その襟付きデザインによる品の良さを充分に享受できるだろう。そしてシャツならタックイン・タックアウトどちらでも着こなしやすく、コーデの雰囲気を気分で変えて楽しむことも可能だ。
上の写真で着ているようなカジュアルシャツも良いけれど、ライダース姿に上品さを求めるなら白シャツを合わせるのが最適解。こんな風にタイドアップシャツの上にテーラードジャケット感覚で羽織ればドレッシーかつマスキュリンで、なおかつ新鮮なコーデが完成する。
ライダースに合わせるなら、このシャツがおすすめ!「YMC(ワイエムシー) チェックシャツ」
ライダースに合わせるなら、このシャツがおすすめ!「ORIAN(オリアン) ホリゾンタルカラーシャツ」
ライダースに合わせるインナー③「ライダース姿を軽妙にする“パーカー”でこなれたムードを」
いまや大人の休日スタイルの定番ウェアとなったスウェットパーカーは、実はライダースと好相性。ライダースのハードな印象をほどよく中和し、軽妙かつ親しみやすい雰囲気へと一気に導いてくれるのが魅力だ。しかし、ライダースにはタイトなものが多く、その一方でパーカーはリラックスフィットが多いため、そのシルエットの違いによるチグハグ感が出ないように気をつけたい。また、ライダースを羽織った時にパツンパツンに着膨れして見えないよう配慮することも大事だ。
ライダースに合わせるパーカーのデザインといえばプルオーバーが基本だが、もちろんジップアップパーカーもおすすめ。パーカーの中に着ているアイテムとのレイヤードを強調できるうえ、脱ぎ着がしやすく、その時の気温に合わせてコーデを微調整できるという点でも非常に頼もしい。とくに寒暖差の激しい季節の変わり目に重宝する組み合わせだ。
ライダースに合わせるなら、このパーカーがおすすめ!「+CLOTHET(クロスクローゼット) Smooth Terry Hoodie」
ライダースに合わせるなら、このパーカーがおすすめ!「H.I.P. by SOLIDO(エイチ アイ ピー バイ ソリード) BLISTER JACQUARD JERSEY SLIM FIT HOODIE」
ライダースに合わせるインナー④「“スウェットシャツ”による適度な抜け感がコーデに妙味をもたらす」
ライダースとパーカーが好相性ということは、スウェットシャツともマッチするということ。スポーツを出自とするアイテムゆえ軽やかさをアピールするにはうってつけで、ライダース姿に適度な抜け感をもたらしてくれる。また、首周りがスッキリとしているのでレイヤードしやすく、かつパーカーと比べて大人っぽく仕上がるのもイイところ。
ライダースに合わせるなら、このスウェットシャツがおすすめ!「ESSENTIALS(エッセンシャルズ) 半袖スウェットシャツ」
ライダースに合わせるなら、このスウェットシャツがおすすめ!「STONE ISLAND(ストーンアイランド) スウェットシャツ」
ライダースに合わせるインナー⑤「“セーター”もド定番!品良くキメるならベーシックデザインが◎」
ライダース×クルーネックセーターの組み合わせも、Tシャツ同様に定番として親しまれているスタイルだ。しかし、ネックデザインや編み地などのデザインによってTシャツよりも自在に表情を変える分、どんなセーターを選ぶのかセンスが問われるという側面も。まずベーシックなものをセレクトするなら、クルーネック&ミドルゲージの単色がおすすめだ。ベーシックな1着があれば、下にピックアップした男性のように、リングやサングラスといった小物をアクセント使いした洒脱なコーデが簡単に叶う。
もう一つ、おすすめのセーターの種類がタートルネック&ハイゲージ。シャツに次いでキレイめな印象を醸せるアイテムゆえ、大人なら1着持っていても損はないはずだ。メンズ王道のアイテムであるライダースジャケット、グレースラックスと組み合わせるだけでOKと、コーデを悩む心配がないのも嬉しい限り。
ライダースに合わせるなら、このセーターがおすすめ!「Gran Sasso(グランサッソ) クルーネックセーター」
ライダースに合わせるなら、このセーターがおすすめ!「John Smedley(ジョンスメドレー) CHERWELL」
ライダースに合わせるインナー⑥「定番スタイルにマンネリを感じたら“カーディガン”をレイヤードしてみてはいかが?」
Tシャツやシャツなどを組み合わせた定番スタイルはもう正直飽きた…という方には、カーディガンのレイヤードを提案したい。まるでベストのように着こなせば、コーデがグッと引き締まるうえ、それぞれの素材感による奥行きも生まれて、定番の着こなしとは一味違って見えるはず。下のスナップのようにベーシックカラーで馴染ませるも良し、あえて鮮やかなカラーや柄物を選んでアクセントを加えるも良しと、個性を存分にアピールできるのも実に楽しい。