本来はアウターとしての性格が強いデニムジャケットをインナーとして使ったコーディネートはこなれ感バツグン。海外の洒落者たちが実践するインナー使いテクニックを、リアルなストリートスナップでチェック!
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デニムジャケットのインナー使いを成功させるコツとは?
デニムジャケットと一口に言ってもGジャンタイプのトラッカージャケットからカバーオール、テーラードジャケットタイプまで多種多様だが、もっともポピュラーなトラッカータイプは着丈が短くシルエットもコンパクトなためインナー使いに絶好だ。とりわけデニムジャケットの襟型に合わせやすいステンカラーコートやトレンチコート、チェスターコートなどのオーバーコート類はレイヤードするのにも好都合。一般的にこれらのオーバーコートはテーラードジャケットの上から羽織れるように仕立てられているため、サイズ選びを間違えない限りデニムジャケットを着込んでも本来のシルエットが崩れることなくルックスもすこぶるスマートだ。
続いては実施の着こなし事例をチェック!
チェック柄の主張が控えめなネイビーチェスターコートにセカンドタイプのデニムジャケットをインナー使いしキレイめな印象と武骨さを両得
ネイビーチェスターコートの控えめなチェック柄とセカンドタイプのGジャンのほどよい色落ち感を同調させ、キレイめな印象と武骨さ両得した粋な着こなし。紺をベースにコートとデニムジャケットを馴染ませながら、くるぶし上までロールアップしたグレースラックスとバーガンディのワークブーツのコンビネーションで大人のスタイルミックスをスマートに表現している。ウエストに抜けができるよう上ボタン2つ分だけさりげなく留めたデニムジャケットの着こなしもお見事!
Levi’s(リーバイス) デニムジャケット Type Ⅱ
インナー使いしたデニムジャケットと上に羽織ったチェスターコートの襟を立てタートルネック周りに立体感を演出
ドレスとカジュアルをミックスしこなれ感を演出するチェスターコートとデニムジャケットの重ね着スタイル。コチラの御仁はデニムジャケットの襟とコートの上襟が重なるように持ち上げることでタートルネック周りに立体感を演出し、よりこなれ感の強い着こなしに。多くの洒落者が実践するチェスターコートとデニムジャケットのハイレベルなレイヤードに赤いキャップでハズしを効かせ、大人の余裕を感じさせる洒脱なスタイリングへと見事に昇華させている。