ダッドスニーカーブームの火付け役と言えば、多くの人がバレンシアガの「トリプルS(TRIPLE S)」を挙げるだろう。2017年9月の登場から数年経った現在もなお、世界中の洒落者から愛用され続けている。今回はそんなバレンシアガの「トリプルS」にフォーカスし、魅力や注目のコーデを紹介!
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「トリプル S」はダッドスニーカーブームを巻き起こした傑作スニーカー!
トリプルS(TRIPLE S)は、2017年9月にバレンシアガが発表したスニーカーだ。今ではすっかりお馴染みになった「ダッドシューズ」「ダッドスニーカー」という流行語を生み出した一足としても知られている。発売前の情報リーク時から世界中で話題を集めており、初期モデルは定価が10万円近くするにも関わらず即完売を記録。当時の転売サイトでは、販売価格の倍以上の値段で取引が行われていた。
ちなみに、モデル名は「トリプル ソール」の略。ランニングシューズ、バスケットボールシューズ、トラックシューズという3つのソールを組み合わせたことにちなんで名付けられている。3つの異なるスポーツソールから型を取り、重ね合わせた独創的な分厚いレイヤリングは、他スニーカーとは一線を画する存在感を放つ。
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トリプル Sはデムナ・ヴァザリアがバレンシアガで手がけたコレクションの中で最も人気を獲得したスニーカー!
トリプルSのデザインを担当したのは、アーティスティックディレクターのデムナ・ヴァザリア。デムナはこれまでに「ルイ・ヴィトン」や「メゾンマルジェラ」のプロダクトデザインを担当したほか「ヴェトモン」を立ち上げたトップデザイナーのひとり。2015年にアレキサンダー ワンの後任としてバレンシアガの新アーティスティックディレクターに抜擢されて以降、スピード トレーナーやロゴキャップ、ファーマフラーなど人気アイテムを次々と生み出した。なかでもトリプルSは、彼がバレンシアガで手がけたなかでも最も人気を獲得したアイテムだと言える。
次のページでは、そんなバレンシアガが人気を集める4つの理由にフォーカス!
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