アヴィレックス至高のレザージャケット!『トップガン』の革ジャンをモチーフにしたG-1の魅力とは?

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アヴィレックス至高のレザージャケット!『トップガン』の革ジャンをモチーフにしたG-1の魅力とは?

アメリカの大ヒット映画『トップガン』において主人公が着用したことで人気に火が付き、2022年の続編の公開をきっかけに、日本でも再び注目されているアヴィレックスの「G-1 トップガン」。今回は、G-1ジャケットとはどういったものなのか、ファッションアイテムとして認知されていった経緯に触れながら、ミリタリーファンが愛してやまない傑作モデルについて紹介!

そもそも「G-1」とはどんなジャケット?

アヴィレックスの製品についてフォーカスする前に、ベースである「G-1」がどのようなアイテムであるのかをおさらいしよう。G-1とは、アメリカ海軍で採用されていたフライトジャケットを代表する型番のひとつで、1930年に使用されていた「M-422」というモデルの改良版として生まれ、当時はまだG-1とは呼ばれておらずMIL SPECナンバーで管理されていた。その後、1950年代スペックの55J14からG-1という名称が使われるようになったとされている。

アヴィレックスのG-1ジャケット

デザインは、アメリカ軍が設定した“インターミディエイトゾーン”と呼ばれる-10℃〜10℃の寒い気温域にも対応できるよう、襟には暖かいムートンボア、首からの冷気の侵入を防ぐチンストラップベルトを装備。素材は海の上でも問題なく着用できることを考慮し、水濡れや湿気に強いタフなゴートスキンを採用した。腕の機動性をスムーズにするために背面には深いアクションプリーツが配されていたり、収納力の高い大きなフラップポケットも付属。防寒性と機能性を十分に備えたデザインは現代のG-1とほぼ変わらず、登場から70年経った今もなお当時の基本スタイルが受け継がれている。

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G-1人気に火が付いたのは、大ヒット映画『トップガン』の公開がきっかけ

本格的なフライトジャケットがファッションアイテムとなったきっかけは、1986年にアメリカで公開され大ヒットとした映画『トップガン』の存在が非常に大きい。今回ピックアップした「G-1 トップガン」は、この映画の制作に携わったアヴィレックスのジャケットがモチーフになっており、米海軍航空基地に実在する世界最高のエリートパイロット養成機関「トップガン」を舞台とした作中で、主人公がG-1を着用したことで大流行。当時の男性ファッション誌でも猛プッシュされ、ファッションアイテムとしての地位を瞬く間に確立した。2022年には続編映画が公開され、今改めてG-1に注目が集まっている。

米軍に“本物”のフライトジャケットを納品してきた「アヴィレックス(AVIREX)」

「G-1 トップガン」を手がけるアヴィレックスは、米空軍のコントラクターとして1975年にアメリカで発足し、パイロットたちの第二の皮膚とも言える、機能性に優れた数多のミリタリーウェアを公式に納品してきた歴史あるブランド。もともと法律家であった創業者のジェフ・クライマン氏が航空機に魅了され、彼の中のヒーローである飛行家(アヴィエイター)達の役に立ちたいと考えたことからスタートした。ブランド名の由来は、大空に思いをはせた飛行家“アヴィエーター”を称える“アヴィレックス(=空の王様)”。『トップガン』だけでなく『インディー・ジョーンズ』や『メンフィスベル』などの人気映画に衣装提供していることでも知られている。

G-1だけでなくフライトジャケット全般を世に広めたアヴィレックスの功績

アヴィレックスは前述の通り、軍服をファッションアイテムとして世に広めたブランド。「多くの機能を持ち合わせたフライトジャケットを沢山の人に知ってほしい」という思いから、アーカイブを忠実に再現した本格的なモデルだけでなく、現代のエッセンスを加えたタウンユースアイテムも数多く展開している。ファッションアイテムとはいっても、歴史を感じさせるミリタリーウェアとしてのこだわりは踏襲しており、他ブランドとは一線を画すディテールは見もの。「G-1 トップガン」にも、そんなアヴィレックスの哲学が反映されており、劇中着用モデルを忠実に再現したモデルと、現代的にアレンジされた2つの選択肢が用意されている。

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アヴィレックス「G-1 トップガン」は2モデル展開!それぞれの違いは?

現在、2種類の「G-1 トップガン」を展開しているアヴィレックス。どこがどう違うの?という方に向け、それぞれのモデルのディテールを紹介!

①映画『トップガン』の主人公着用モデルをイメージした「ゴート G-1 トップガン」

ゴートスキンのG-1フライトジャケットをベースに、トップガンの劇中で登場したモデルをイメージしたベストセラー。映画で主人公が着用しているシーンが頭に浮かぶ象徴的なワッペンなどのモチーフももちろん採用されており、ファンには堪らない一着だろう。シルエットは、本物のフライトジャケットさながら防寒性をUPさせるタイトなつくり。トップガンファン、アヴィレックスファンは“本物感”を求めて、②で紹介するモデルよりもこちらを選ぶことがほとんどだそう。

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素材はタンニン鞣しの柔らかなゴートレザーを採用することで、ユーズドライクな風合いに。ミリタリーヴィンテージ感たっぷりの男心をくすぐる佇まいに仕上がっている。

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②ファッションユース視点でアップデートされた現代版「G-1 トップガン」

よりタウンユースしやすいように、上のモデルよりもゆとりのあるシルエットにアレンジされたのがこちら。素材はゴートスキンよりも柔らかく軽いアンティークラムレザーを使用することで、重厚感のあるルックスはそのままにストレスフリーな着心地を実現している。

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ウエストのパッチポケットのサイドには、オリジナルモデルには無いハンドウォーマーポケットが追加されており、手を温められる機能的な仕様を備えている。

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背面ブラッド・チットが付いているのはこっちのモデル!うんちくを語れるディテールが男ゴコロをくすぐる

ワッペンの位置やデザイン、カラーもオリジナルモデルと微妙に違っており、背面には存在感のあるブラッド・チット(レスキューパッチ)をプリントしたレザーパッチが。裏地には地図柄のライニングが配されている。

※墜落などで見知らぬ戦地に取り残されたパイロットのために、英語が通じない現地の人々に身分を証明し、保護・救援を求めるための文が書かれたパッチのこと。様々な国の言語でメッセージが記されている。

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ブラウンはあの『カイジ』でも着用されている!?カラバリは豊富な3色展開

ブラックの他にブラウン、裏地以外の全てをモノトーンで仕上げたややトーンの明るいブラックの3色が展開されており、ブラウン一色展開のオリジナルとは一味違った着こなしが楽しめるラインナップに。ちなみに、アニメ『カイジ』の主人公が作中で着用しているG-1ジャケットは、このブラウンのモデルなのでは?と噂されている。

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