Carhartt(カーハート)のクラシカルなモデル「トラディショナルコート」の6つの魅力とは?

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USワークウェアの定番ブランドと称される「Carhartt(カーハート)」。ワークウェアからはじまり、今ではストリートに欠かせないファッションアイテムとしての地位を確立している人気ブランドだ。今回は、その中でもクラシカルな「トラディショナルコート」にフォーカス。カーハートの伝統的な歴史と共に魅力を紐解いていく。

アメリカを代表するワークウェアブランド「Carhartt(カーハート)」

「Carhartt(カーハート)」は、1884年にアメリカ ミシガン州で誕生したワークウェアブランド。労働者向けのしっかりとした縫製とタフな生地のワークウェアを生み出したことにより、労働者から支持を集め人気となったブランドだ。1990年代に入り、ヒップホップシーンでもファッションとして取り入れられるようになり、ストリートウェアの代表的なブランドとしての地位を獲得。近年では、よりファッションを意識した現代的なラインとしてヨーロッパ発のカジュアルウェアライン「Carhartt WIP(カーハートWIP)」を発表したり、さまざまなブランドとのコラボを行うなど、ファッション界でも注目を集めている。

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創業130年以上!「Carhartt(カーハート)」の歴史

アメリカ ミシガン州デトロイトにて産声を上げた「Carhartt(カーハート)」。1884年に家具や手袋の卸業会社「Hamilton Carhartt and Co.(ハミルトン・カーハート&カンパニー)」として設立され、カーハートの創立者であるハミルトン・カーハートは、このブランドを設立する2年前から衣料品の卸売業を始めていた経緯をもつ。1830年代からデトロイトでは、輸送、造船、製造業が成長を遂げており、そんな労働者の役に立つウェアが作れないかと思い立った彼は、労働者向けのワークウェアの製作に取り掛かることに。1889年には、社名を「Hamilton Carhartt Manufacturer, Inc.(ハミルトン・カーハート・マニュファクチュア)」に変更し、わずか4台のミシンとたった5人の従業員でワークウェアの生産を始めたのだ。社名を変更して初めてのプロダクトは、カーハートの代名詞でもある丈夫な「ダック地」とデニムでつくられたオーバーオール。

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丈夫な生地を使用したワークウェアだったが、ビジネスは軌道に乗らず、製品を見直すことを決意。当時ミシガン州の労働者人口の多くを占めていた鉄道技師なら、より良いワークウェアを作り上げるヒントが分かるかもしれないと思い、鉄道技師に製品改良のアドバイスを求めた。そして、オーバーオールの生地を頑丈なデニム、または重厚感のある12ozのコットンキャンバスを採用。頑丈なステッチやボタンホールの強化に加え、作業する上の着心地や作業の効率性を考えたデザインを落とし込んだ結果、多くのワーカーから高い評価を得て、アメリカを代表するワークウェアのアイコンへと成長していったのだ。

カーハートのロゴの意味とは?時代によって変わるロゴやタグを解説

1966年に誕生したカーハートの頭文字である“C”を模ったアイコンロゴ。実はこのロゴはブランド名を意味するだけでなく、ギリシャ神話に登場する豊作の象徴とされる雌山羊(アマルテイア)の角であるコーヌピアがモチーフになったとされている。当初はこのロゴではなく、当時“カー”と呼ばれていた路面電車と、ミシガン州を含むアメリカ合衆国中西部の“ハートランド”をブランド名にかけ、通称「ハートマーク」を呼ばれるロゴを採用していた。

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さらに、1935年から1960年頃までのワークウェアのタグには「UNION MADE(ユニオン・メイド)」という言葉が記されていた。“ユニオン”とは労働組合を意味し、組合が否定するような企業が作る製品は購入しないようにという指令を出していたことから、このタグがワーカーと同じ立場の人が作ったかどうかを判断できる証として役立っていたという。このように、カーハートのアイテムは、時代によってタグやブランドロゴが変わるのも興味深いポイント。1989年のブランド100周年に製造されたモデルのタグやボタンには、“100 YEARS 1889-1989”の文字が施されているものもあるため、カーハートのヴィンテージを探す際などは、ぜひタグのデザインに注目してみて欲しい。

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