ジョセフ チーニーの永久定番!内羽根ストレートチップ「アルフレッド」の魅力とは?

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ジョセフ チーニーの永久定番!内羽根ストレートチップ「アルフレッド」の魅力とは?

革靴の聖地として1世紀以上前から栄えているイギリスのノーザンプトンから生まれた、歴史ある老舗シューメーカー「JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)」。今回はチーニーの作るフォーマルシューズのド定番、ストレートチップのALFRED(アルフレッド)にフォーカス!

イギリスの実力派シューズブランド「JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)」

ジョセフ チーニーとチャーチは結びつきが強いブランド同士であるが、「チーニーはChurch’s(チャーチ)が新たに作ったブランド」というのは誤り。まず第一に、チーニーはチャーチに匹敵する歴史を持つ老舗シューメーカーだ。1886年にイギリス・ノーサンプトンのシューメーカーで工場長を経験したJoseph Cheaney(ジョセフ チーニー)氏が独立し、創業した「J.Cheaney,Boot&Shoemakers」(ジョセフ チーニー ブーツ&シューメーカーズ)が現在のジョセフ チーニーの前身である。第2次世界大戦後は、創業者の孫Dick Cheaney(ディック チーニー)氏が海外向けの製品の生産や輸出に注力したことから、現代に至るまでのシューメーカーとしての確固たるポジションを築いた。その功績が認められ、1966年には英国で最も栄誉ある賞の一つである、王室主催のQueen’s Award賞を輸出部門で受賞した経歴もある実力派シューメーカーだ。

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ジョセフ チーニーとチャーチとの結びつき

その後、創業者の息子であるAether Cheaney(アーサー チーニー)氏とHarold Cheaney(ハロルドチーニー)氏が入社したことをきっかけに、現在のブランド名でもある「J.Cheaney&Sons」(ジョセフチーニー&サンズ)に社名を変更している。創業から80年後の1966年にチャーチに買収され、子会社化したことには違いはないのだが、現在に至るまで130年以上の歴史あるシューメーカーであることもまた確かである。

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そして1997年には、親会社であるチャーチごとPRADA(プラダ)に買収されたものの、2002年にはChurch’s創業家の本筋であり、Church’sの元取締役のJonathan Church(ジョナサン・チャーチ)氏と従兄弟のWilliam Church(ウィリアム・チャーチ)氏がプラダから「CHEANEY」を買収。2名がトップに加わり、CHEANEY SHOES LIMITED(チーニーシューズリミテッド)と社名を変えて再出発した。チャーチの血縁者が経営しているものの、「チーニー」として完全に独立し完全英国生産にこだわったクラシックなものづくりを続けている。

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チーニーの革靴はハイクオリティながらもコストパフォーマンス◎

チーニーとチャーチの関係性については先述のとおりであるが、「チャーチの廉価版」と勘違いされているのはその価格設定にもあるのではないか。チーニーのドレスシューズは、5〜8万円が主要モデルとなっている。対してチャーチの主要モデルは9万〜12万が平均値だ。今回紹介するストレートチップのALFRED(アルフレッド)が約8万円である一方、チャーチのストレートチップCONSUL(コンサル)が約12万円ほどである。価格が安いからといって素材や製法のランクが低いということはなく、チーニーももちろんハイクオリティなシューズを提供。イギリス靴のなかでは比較的コストパフォーマンスが良いブランドである。

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チーニーは生産ラインの4割が他社のOEM生産

ブランド知名度が高く世界中に卸しを行っているチーニーだが、現在でもOEM生産(他社ブランドの製品を製造)が生産ラインの4割を占めている。OEMが稼働することによって職人の仕事ムラがなくなって技術が安定し、稼働コストが分散することで安価な価格設定の維持にもつながっている。また、チーニーとしてのダブルネームやコラボレーションアイテムも多く、日本でもビームスやユナイテッドアローズ、ナノユニバースなど有名ショップの別注商品が数多く展開されている。

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