
ほどよい丸みとスクエアベースのレンズシェイプで、メガネの定番フレームと言っても過言ではないウェリントン型のメガネ。カジュアルながらもどこか知的な雰囲気を醸し出せるデザインは、大人の男が持つにふさわしい。今回はウェリントンメガネにフォーカスして、その特徴からフェイスライン別の選び方、おすすめのアイテムまでを紹介!
ウェリントンメガネとは?
上底が下底よりも長く設計された、逆台形フレームデザインが特徴のウェリントン(ウエリントン)型メガネ。オーソドックスなレンズシェイプで、男女年齢を問わずに幅広く人気を集めるフレームであり、メガネやサングラスを購入する際に候補の一角として必ず上がると言っても過言ではないだろう。ほどよい丸みを帯びながらも基本はスクエアの形を成しているため、シャープで知的な印象を与えられるメガネフレームだ。現在では日本でも定番の形となっているため、カジュアルから冠婚葬祭までどんなシーンでも対応できる使い勝手の良さが魅力的。丸みを帯びたものはボストンとウェリントンの間を取って“ボスリントン”と呼ばれることもあるが、これは日本のメディアが付けた呼称であり、広義で取れば丸みを帯びたものもウェリントンとして扱って問題ないだろう。
国内外のスターが着用したことで日本でもブームに!
1950年代にアメリカのアイビーリーグで大流行し、今ではクラシックなフレームの一つに数えられるウェリントンメガネ。日本に根付いたのは比較的遅めの2000年代以降で、木村拓哉氏がテレビCMで着用したことから人気に火がついた。このあたりからセルフレームの黒縁ウェリントンメガネが多くのブランドから発売され、視力が悪くない人も伊達メガネをかけるなど、ファッションアイテムとして一大ブームが巻き起こる。その後、2004年に公開された映画「シークレット・ウィンドウ」で売れっ子作家を演じたジョニー・デップ氏が着用していたことで、その知的なムードが脚光を浴び、再びブームが巻き起こった歴史を持つ。ちなみにジョニー・デップ氏はプライベートではMOSCOTのLEMTOSHをかけている模様。
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