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3大コートブランド”マッキントッシュ”の魅力とは?

3大コートブランドとして、「バーバリー」、「アクアスキュータム」、「マッキントッシュ」を思い浮かべる方は多いだろう。どのブランドも伝統があり信頼の置けるブランドであることは間違いないが、なかでもマッキントッシュは一番歴史が長く、他のブランドにはない独特のマテリアルを創業当時から使用しているのはご存知だろうか。今回はマッキントッシュの知られざる歴史や魅力について紹介!mackintosh

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マッキントッシュとは?

1823年、イギリスのグラスゴーにてチャールズ・マッキントッシュ(Charles Mackintosh)が設立した老舗ブランド。2枚の生地の間に天然ゴムを塗り、圧着させた防水布を発明。そう、この素材の発明こそがマッキントッシュの代名詞であるゴム引きコートが誕生するきっかけとなった。当時、雨風の多かったロンドンでは、布に油を染み込ませることで防水性をもたせた外套しか存在しなかったため、新素材の発明は画期的だった。現在、ゴム引きが施された生地は全て「マッキントッシュ(クロス)」と呼ばれている。

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マッキントッシュの意味

現在、マッキントッシュは数々の意味を持っている。原点はスコットランドの姓だ。発明者の名前をそのまま引用し、ゴム引き素材で製作されたレインコートの意味としても用いられている。
※りんご品種としての「マッキントッシュ(McIntosh)」も綴り違いで存在する。アップル社が発表したコンピューターの「マッキントッシュ(Macintosh)」はりんご品種からインスパイアされたものだ。

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マッキントッシュは戦時中にも活躍したブランド

ゴム引きのコートは、乗馬用コートやレインコートとして全英中に瞬く間に広まった。機能性の高さから、大戦中には英国軍のレインコートとしても使用されている。大戦時に製作されたコートは、袖口の裏地にレザーを使用し、肩部分に生地の補強を追加するなど、一般的なコートよりもタフに補強されたディテールが特徴だ。また、1997年まで存在した英国国有鉄道会社(British Rail)の前身British Railwaysにも、1940年代に外套ユニフォームとしてコートを支給している。

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マッキントッシュの良さを100人が語る

公式サイトでは、全世界の愛用者がマッキントッシュについて語っている。アパレル業界の方からモデルなど幅広い観点から見た”マッキントッシュの魅力”を知るきっかけになるだろう。下に添付された佐野良氏の動画においては、マッキントッシュが東京で展開していくプロセスについて語られている。100人のプロフェッショナルが語るマッキントッシュの公式サイトはこちら

 マッキントッシュのゴム引きコートとは?

ゴム引きコートとは、2枚の生地の間に天然のゴムを塗り、圧着させた防水生地で製造されたレインコートだ。マッキントッシュはこの生地の特許を取得している。初期のゴム引きコートは画期的ではあったが、ゴム特有の臭いや、固さが問題として取り上げられた。現在は品質の向上もあり匂いは弱くなっているが、逆にほのかなマッキントッシュらしい香りにつられて購入する往年のファンも多い。創業当時の革新的発明を今もなお尊重し、ベースは変えないまま時代に沿ったコレクションを展開している。

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マッキントッシュのゴム引きコートの特徴 1「シームからの浸水を防ぐマスキングテープ」

防水服を製作するにあたって、問題点として必ず浮上する1つに「縫い目からの浸水」が挙げられる。マッキントッシュのゴム引きコートは生地自体での防水機能に加え、縫い目からの浸水を防ぐために裏側にマスキングテープを貼っている。職人が手作業で接着剤を塗り、テープを重ねた後にローラーで貼り付ける工程を全ての縫い目に行なっている。裏側からもマッキントッシュ独自のデザイン性が伺えるのは魅力の一つだ。

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マッキントッシュのゴム引きコートの特徴 2「5つのベンチレーションホール」

脇下に施された5つのベンチレーションホール(通気口)は、ゴム引きコートの象徴とも言えるディテールだ。生地にゴム素材を使用しているため、通気性の向上にこのベンチレーションホールは欠かせない。補強布として、この穴が空く部分にもマスキングテープは使用されている。他ブランドには通気口が2つだけだったり、ファスナーによって行うものが多い。

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マッキントッシュのゴム引きコートの特徴 3「洗練されたシンプルなデザイン」

他ブランドには無い機能性を備えながら、見た目は極めてシンプルに仕立てられている。生地の配色は豊富でありながら、仕様は基本的にステンカラー、ボタンフライ、箱ポケット、後ろベントのAラインコートが定番だ。ここまで無駄が省かれ、機能性が光る上質な服を生み出せるのは、200年近い歴史を重ねてきたマッキントッシュの一つの特徴と言えるだろう。

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マッキントッシュはハイブランドに選ばれる

エルメスやルイヴィトン、グッチなどのハイブランドにも、マッキントッシュは生地を提供している。2000年代に入り、他ブランドとのコラボレーションを積極的に行うマッキントッシュ。他ブランドからマッキントッシュを知り、ファンになる方も少なくない。最近ではHYKE、VETEMENTSなどとのコラボレーションが世界から注目を集めている。

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マッキントッシュ × HYKE

2016年より、マッキントッシュとHYKE(ハイク)のコラボモデルが展開されている。過去の背景を重視したデザインを展開し、品質の高いベーシックな洋服作りをすることで有名なブランド「ハイク(HYKE)」。マッキントッシュが以前手がけていた英国陸軍のコートや、英国国鉄に支給した歴史的コートから着想したデザインを発表。シンプルながら、ミリタリーテイストを上手に施したクラシックながらも現代的なデザインを実現している。

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マッキントッシュの代表的モデル紹介

マッキントッシュの代表的モデル「ゴム引きコート」

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マッキントッシュの象徴とも言えるモデルだ。カラーのラインナップも多数展開されており、ライナー付きのものなども存在する。伝統を守りつづけることを重要視するマッキントッシュならではの普遍的なモデルだ。▶︎「ゴム引きコート」の詳細・購入はこちら

マッキントッシュの代表的モデル「ダウンジャケット」

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現在アイテムバリエーション展開を増やすため、力を入れているアイテムの一つ。マッキントッシュの洗練されたデザインがそのままダウンに落とし込まれている。▶︎「ダウンジャケット」の詳細・購入はこちら

マッキントッシュが展開する他ライン

トラディショナルウェザーウェア

マッキントッシュ社のデイリーウェアライン。90年代まで展開しており、2006年より復活している。英国の伝統的なアウターを主に、レインコートや雨傘などを展開している。レディースウェアの割合が高いが、メンズの品揃えも存在する。マッキントッシュのゴム引きコート以外のアイテム展開が拝見できるのは特徴の一つだ。

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マッキントッシュ フィロソフィー

マッキントッシュのセカンドラインとして、三陽商会がライセンスで展開する「マッキントッシュ フィロソフィー」。フィロソフィー(philosophy)には、「哲学」、「ものの考え方」などの意味があり、マッキントッシュの哲学にのっとった幅広いアイテムを製造しているのが特徴だ。本ラインと比べて値段が低く設定されている。

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マッキントッシュ ロンドン

「伝統と上質を知る45歳」をターゲットに商品を展開するライセンスレーベル。三陽商会が2016年よりスタート。マッキントッシュのライセンスレーベルの中におけるプレステージゾーンとされ、縫製は「メイド・イン・ジャパン」だ。三陽商会が青森に構えるサンヨーソーイングという工場で製造されている。コートの製造は年間6万着を誇り、英国の職人を唸らせるほどの技術を持つため、日本の職人技術が施されたマッキントッシュを体感できる。

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200年近い歴史を持ちながらも、マッキントッシュ初の旗艦店をオープンしたのはつい最近の2011年だ。パリのセレクトショップのコレットなどを手掛けた、ワンダーウォールの片山正通(かたや まさみち)氏がインテリアデザインを担当している。翌年には東京にも旗艦店をオープンし、マッキントッシュのラグジュアリーブランドとしてのイメージをより具現化させた構造に仕上がっている。

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住所:東京都港区南青山5丁目3番20号
営業時間:11:00~20:00
TEL:03-6418-5711

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