
なぜVans(ヴァンズ)の「OLD SKOOL(オールドスクール)」は40年以上売れ続けているのか。答えは、流行に左右されないデザインとキレイめコーデからラフコーデまで様々な着こなしと好相性な点だ。また、オールドスクールとひとくちに言っても、現在は用途や履き心地の異なるさまざまなモデルが展開されている。本記事では、用途やシーンといった目的別にオススメの「オールドスクール」を紹介する。
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知り尽くすためのFAQヴァンズ「オールドスクール」とは?
まずは、ヴァンズ「オールドスクール」にまつわる知っておきたい歴史など知識を紹介!
Q1. ヴァンズ「オールドスクール」とは?レザーのサイドパネルが象徴的な定番のスケートシューズ
ヴァンズ「オールドスクール」は、1977年に「Vans #36」という名称で登場し、現在も定番として展開されるローカットスニーカーだ。最大の特徴は“ジャズストライプ”の名称で親しまれる、波状のラインを描くレザー製のサイドストライプだ。もともとは耐久性向上を目的として施された補強パーツであったが、その視覚的なインパクトがモデルを象徴するデザインへと昇華した。誕生当初はスケートシーンを背景に支持を集めたが、現在ではファッションジャンルを問わずに愛されている。
Q2. ヴァンズ「オールドスクール」は音楽シーンでも人気?80年代USパンクブームの立役者ヘンリー・ロリンズが愛用してロックシーンでも浸透
オールドスクールはスケートシーンにとどまらず、80年代以降のロック、とりわけUSパンクの文脈でも支持を集めてきた。その象徴的な存在がBlack Flag(ブラック・フラッグ)のフロントマンとして知られるHenry Rollins(ヘンリー・ロリンズ)だ。彼がステージでオールドスクールを履いている姿を見てた多くのキッズ達がそれを真似ていたという。オールドスクールは、日本でもコアなファンの多いBad Religion(バッドレリジョン)やSlayer(スレイヤー)、Descendents(ディセンデンツ)といったパンクバンドとのコラボモデルも大きな話題となった。
Q3. ヴァンズ「オールドスクール」が現在の地位を確立したきっかけは?90年代以降に名だたるブランドとのコラボを重ねて人気に!
ヴァンズ「オールドスクール」が現在の地位を確立した要因として、90年代以降にファッションブランドやカルチャーアイコンとの協業を重ね、スケートシューズの枠を超えた存在となった点を挙げたい。その中でも特に象徴的なのが、今なお関係が続くシュプリームとのコラボ。シュプリームの創業者であるジェームズ・ジェビアは「オールドスクールはアイコニックでクラシックなスケートボードシューズだ」と敬意を表している。また、2000年代以降は、マーク・ジェイコブスなどを筆頭にラグジュアリーブランドやアーティストとのコラボモデルも多数展開。オールドスクールは単なるスケートシューズではなく、「カルチャーを横断するキャンバス」として再解釈されていった。
Q4. ヴァンズ「オールドスクール」のデザインの特徴は?アッパーデザイン・素材使い・製法・ヒールパッチ・アウトソールの5点
ヴァンズ「オールドスクール」のデザインの特徴は、アッパーデザイン・素材使い・製法・ヒールパッチ・アウトソールが挙げられる。詳しくはギャラリー内で解説しているのでチェックを。
最大の象徴は、創業者であるポール・ヴァン・ドーレン氏が考案した波状のラインを描くレザー製サイドストライプだ。波を連想させるような美しい曲線デザインからジャズストライプと呼ばれている。もともとはアッパー補強を目的としたパーツだが、本モデルの象徴としてブランドを代表する意匠へと昇華した。近年ではオールドスクールのデザインをオマージュするブランド「Revenge×Storm(リベンジストーム)」が人気を博すなど、今なおジャズストライプがシューズ業界に与える影響は大きい。
アッパーの素材には、スエードとキャンバスを採用。摩耗しやすいトゥやアイレット周辺にはスエードを配置し、軽量性が求められる側面にはキャンバスが用いられている。耐久性と軽さを両立し、素材の質感差が奥行きを生み出す。
底付けにはバルカナイズ製法を採用。アッパーとソールを加熱圧着するこの構造は、ソールがはがれる心配がほとんど無く、それに加えて耐久性と耐水性も兼ね備えている。また、足なじみの良さもバルカナイズ製法の特徴だ。
ヒールに配された赤いパッチには“OFF THE WALL”の文字が刻まれている。OFF THE WALLとは、Z-BOYSというスケートグループが使っていた「普通じゃない、変なやつ」という意味のスラング。諸説あるが、バンズの愛用者でもあったグループの一員トニー・アルバが、プールからスケボーで飛び出した際に仲間が「OFF THE WALL!」と叫んだのが由来とされている。後ろ姿にアクセントを与え、オールドスクールならではの存在感をつくるディテールだ。創業当初、スニーカーのオーダーメイド生産という「普通じゃない」ことをやってのけたバンズを体現する言葉でもあったことから、OFF THE WALLはブランドのキャッチフレーズとしてオールドスクールをはじめとする各モデルに掲げられている。
アウトソールには独自のワッフルパターンラバーを採用。凹凸形状が接地面との摩擦を高め、安定したグリップ力を発揮する。スケート用途を背景に持つ構造だが、日常においても滑りにくさという実用性を支える設計だ。
Q5. 日本企画とUSA企画の違いは?日本企画は歩行重視、USA企画はクラシック寄り
現在、日本のスニーカー市場には、主にUSA企画と呼ばれているオリジナルモデルと、日本企画と呼ばれているABC-MARTが展開するモデルが流通している。両者はデザインや素材こそ共通しているものの、シルエットとトゥの形状に違いが。USA企画はつま先からアウトソールにかけてフラットで、甲から前足部にかけてもややスリムなつくり。シャープでスッキリ見えるシルエットが特徴だ。一方の日本企画は、つま先に反り返りがあり歩行を助ける構造となっている。さらに日本人の足型を意識し、つま先に丸みとボリュームを持たせ、甲から前足部にもゆとりを確保している。形状以外の見分け方としては、品番表記の違いがあり、USA企画は“VN”から、日本企画は“V”から始まる型番で流通している。
Q6. ヴァンズ プレミアムとは?Premiumは素材・履き心地・価格帯が異なる上位ライン
ヴァンズ プレミアムは、通常ラインのデザインをベースに、素材の質感や内部構造を格上げした上位仕様のモデルを展開する。オールドスクールにおいては、通常ラインがスエードとキャンバスを軸とした設計であるのに対し、プレミアムはより上質な素材やライニングを採用し、クッション性やホールド感が向上。価格帯もプレミアムの方が数千円高く設定されている。
最新ストリートスナップをチェック!ヴァンズ「オールドスクール」コーデ事例集
こちらはオールドスクールを着用した最新スナップ。ぜひ、日々のスタイリングの参考にしてほしい。
ここからは2026年2月現在展開されているヴァンズ「オールドスクール」のおすすめモデルを厳選紹介!
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