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質実剛健な機能美が魅力!ドイツ時計ブランド特集

ドイツにおいて、時計製作は古くから盛んだった。創成期には、イギリスやフランス、そしてスイスでさえも凌ぐほど、その技術は進んでいたという。旧東ドイツ時代には国営化されていたドイツブランドが、近年次々と待望の復活を遂げており、さらには新しいブランドが誕生している。この特集では「スイスとは異なる時計哲学」をもつドイツ時計ブランドを紹介!

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ドイツ時計ブランド1「ツェッペリン(ZEPPELIN)」

1987年にドイツ・ミュンヘンで創業したウォッチブランド「ZEPPELIN」。ドイツが誇る飛行船” ZEPPELIN号”からインスピレーションを得たクラシカルなデザインと、ドイツ式時計らしいクオリティ第一主義が融合したブランドである。現在ではドイツだけでなく、ヨーロッパやアメリカなど世界30か国に渡りファンを拡大している。

飛行船の機体をイメージし、ダイヤルは柔らかなアーチを描くように設計。また、全シリーズにおいて伝統的かつハイレベルなデザインで、不動の人気を誇る。

デザインだけでなく品質の高さもトップクラス。ZEPPELINの腕時計には、スイスの「ETA」や「RONDA」といった高品質で定評のあるムーブメントを中心に採用している。また、当時の飛行船の機体に限りなく近い色を追求し、特殊な技法によって着色。トラディッショナル感を強調する為に手作業の工程を多く取り入れるなど、様々な工夫を凝らしている。まさに、ドイツ式時計の特徴である「品質第一主義」にこだわったブランドなのだ。

ZEPPELINの最大の魅力は、そのコストパフォーマンスの良さ。デザインと品質にこだわりながらも、アフォーダブルな価格を実現させている。「ドイツ製の腕時計において、この品質と価格帯を維持できるのはZEPPELINだけ」と言われるほどのコストパフォーマンスを誇るのだ。

ツェッペリン「LZ1 SpecialEdition100YearsZeppelin/100周年記念モデル」

不動のベストセラーを誇るツェッペリンの傑作モデル。1900年に誕生した、ZEPPELIN飛行船の第一号「LZ1」の100周年を記念したシリーズ。「LZ1」の機体をデザインソースにした丸みを帯びたダイヤルやドーム型のガラスが特徴。ダイヤルにはドイツ語で「100周年」を意味する「100 Jahre」の文字が入っている。60分計クロノグラフ搭載し、縦目のサブダイヤルが気品を演出する。ON・OFF問わず使える重宝する一本だ。


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ツェッペリン「LZ126 LOS ANGELES(LZ126 ロサンゼルス)」

飛行船”LZ 126″にインスパイアされて誕生したシリーズ。文字盤に配されたタキメーターやパルスメーターは飛行機の計器を彷彿とさせ、知的な雰囲気を醸成。ビザン数字のインデックスフォントなど、クラシカルなデザインが浪漫を感じさせるクロノグラフだ。


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ドイツ時計ブランド2「ドゥッファ(DUFA)」

ドゥッファのルーツは1864年、ザクセン州北西部のライプツィヒに時計とオルゴールを製造する会社「Etzold&Popitz」社が始まり。長い歴史を持つテューリンゲン州の建築と文化の美しさから生みだされたブランドは、20世紀には伝統主義と新古典主義を融合させたバウハウスムーブメントの遺産を継承。

deutsche-uhrenfabrik

ドゥッファ(DUFA)は、ドイツの時計ブランドとして1920年代にクロックシーンで最高峰として君臨。バウハウス芸術の意匠を感じさせるデザインで、腕時計に移行した今なおファンを魅了し続けている。

ドゥッファの腕時計は、無駄のないクラシカルな顔立ちを特徴とし、精密製造の最高峰としての誇りを併せ持つ。また、ドイツ時計ならではの職人の質実剛健な作りも根強い人気の理由。2015年に日本への上陸を果たした。

ドゥッファ「GROPIUS DF-9001-01(グロピウス DF-9001-03)」

「バウハウス」の創立者であり、モダニズムを代表するドイツの建築家ヴァルター・グロピウスの精神が込められた腕時計。20世紀初頭に世を席巻したバウハウスムーブメントが持つモダンな雰囲気が備えられている。6時位置に佇むスモールセコンドが、さり気なくも絶妙なアクセントに。ドイツ時計ならではの質実剛健さを感じさせる逸品。“工学終わるところに建築学あり”バウハウスの創始者ヴァルターの精神が込められたスモールセコンドだ。


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ドゥッファ「AALTO REGULATOR DF-9017-1(アールトレギュレイター DF-9017-1)」

モダニズムに影響を与えた北欧の近代建築家アルヴァ・アールトに捧ぐ、ダイヤル上の時分がそれぞれ別表示になった“レギュレーター”。


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ドイツ時計ブランド3「A.ランゲ&ゾーネ(A. Lange & Söhne)」

1845年、ドイツ・ザクセン公国の宮廷時計師に師事師、その後フランスやイギリスで修行を積んだフェルディナンド・アドルフ・ランゲがドレスデン近郊の山間の地グラスヒュッテにて創業。クロノグラフ搭載の懐中時計や自動巻き懐中時計を完成させるなど、高い技術力で時計開発の新たな道を切り拓いてきた。

ヨーロッパ有数の名門マニュファクチュールとして名を上げるが、第二次世界大戦後に東西分裂の影響により一時国営化され、ブランド名は消滅。約半世紀ののち、1989年の”ベルリンの壁”に続くドイツ東西再統一をきっかけとして、1990に会社再興。1994年に第一弾コレクションの「ランゲ1」を発表し、その完成度の高さが大きな話題を呼んだ。

A.ランゲ&ゾーネの時計には、シンプルな中にも確固たる気品が備わっている。ひげゼンマイの自社開発や、全てのモデルにおいてムーブメントを最低2度組み立てるという徹底した品質主義の工程、ザクセン特有のプレート仕上げなど、このブランドだけの独自性も魅力。現在ではスイス以外のメーカーで唯一世界5大腕時計ブランドとして称されるほどの地位を確立し、多くの時計ファンを魅了している。

A.ランゲ&ゾーネ「ランゲ1(Lange 1)」

1994年に復活コレクションの第一弾としてデビューして以降、A.ランゲ&ゾーネを象徴するコレクションとして君臨するランゲ1。進化を遂げた現在のモデルには、瞬転式のアウトサイズデイトを搭載。アンバランスに配された時分表示とスモールセコンド、独創的な曜日表示やアウトサイズデイトを集約したデザインはまさに唯一無二である。

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ドイツ時計ブランド4「クロノスイス(CHRONOSWISS)」

1980年代創業のクロノスイス(CHRONOSWISS)。ドイツ人時計師ゲルト・R・ラングが、ドイツのミュンヘン郊外にて1982年に古い時計を再生産する専門工房を設立したのが始まりだ。

ドイツブランドながら、ブランド名に「スイス」とあるのは、創業者ラング氏がスイス時計業界へ深い敬意を払っているがゆえである。自身が時計師であり、スイスブランドの名門であるタグ・ホイヤーに従事していた経歴を持つラング氏は、クォーツ時計の台頭で大打撃を被るスイス時計業界をリアルタイムで体験していた。機械式時計復興の夜明け前である1982年に工房を構え、1983年にクロノスイスのブランドをスタートさせたのは、他でもないスイス時計復活を願ってのことなのである。

老舗ブランドがひしめくドイツ時計界において、新興ブランドながらクロノスイスがトップブランドの仲間入りを果たした理由は、その技術レベルの高さによるものが大きい。ダイアル上の時、分、秒をそれぞれ別に表示させる3針独立表示「レギュレーター」を得意とし、独創的かつ高精度なコレクションで盤石の地位を築いている。

クロノスイス「レギュレーター クラシック(Regulator Classic)」

クロノスイスのお家芸である「レギュレーター」は、一般的な時計とは一線を画する意匠である。中央の針で「分」を、12時位置のサブダイヤルで「時」を、6時位置のスモールセコンドで「秒」を表示。ブルースティールの美しい針で独創的に時間を表現し、エグゼクティブな個性を発揮する。

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ドイツ時計ブランド5「マーティン ブラウン(MARTIN BRAUN)」

1998年、創業者のマーティン・ブラウン氏が自身の名を冠したブランドを設立。1964年、ドイツ生まれのブラウン氏は、幼いころから宇宙に対して興味を抱いていた。フォルツハイムの時計学校を首席で卒業したのち、1991年にマスターウォッチメーカーの資格を取得。卒業後しばらくは、アンティークウォッチの修復で腕を振るい、その分野でも名を馳せた。ノモス創業後は幼少期に憧れた天文学を取り入れたコレクションで多くの愛好家を虜にしている。2001年に発表した「EOS(イオス)」は、「日の出」や「日の入」の時刻を正確に表示することを可能にした画期的な時計として大きな話題を呼んだ。その後、イオスをさらに進化させ、平均太陽時と真太陽時の差を示す均時差表示を加えた時計「ボレアス」を発表。”天文時計”はマーティン・ブラウンの誇りであり代名詞。ムーンフェイズや、レトログラード機構を搭載したコレクションで高い評価を獲得している。

マーティン ブラウン「イオス(EOS)」

伝家の宝刀であるレトログラード表示と、その魅力を最大限引き出す文字盤デザインが秀逸の代表モデル。搭載された機構のスペックの高さも素晴らしいが、インデックスフォントなど細かい部分の美観も追求されている。


ドイツ時計ブランド6「グラスヒュッテ・オリジナル(Glashütte Original)」

1845年、ドイツにてフェルデナンド・アドルフ・ランゲが時計工房を構えたところからスタートしたグラスヒュッテ・オリジナル(Glashütte Original)。ドイツ時計らしい高精度、ハイクオリティーのコレクションを展開している。ブランド名の由来である創業の地「グラスヒュッテ」は、多くのマニュファクチュールがひしめき合うドイツ高級機械式時計の中心とも言える町だった。

第二次大戦後、グラスヒュッテにある時計工場はすべてひとつに統合され、東西冷戦時は国営工場(GUB)として運営。ベルリンの壁崩壊とドイツの東西統一を経た94年、その国営工場を引き継ぐ形でグラスヒュッテ・オリジナルはブランドとしての活動をスタートし、世界デビューを果たした。ムーブメントの製造技術は世界でもトップクラスで、現在までに約10の登録商標のムーブメントを持つ。

グラスヒュッテ・オリジナルは、文字盤を含め、ムーブメントの設計から時計の組み立てまで、パーツの約95%を自社内で製造。自社生産のマニュファクチュールの中でも、「真のマニュファクチュール」と称されるほどの製造体制を持つのだ。

グラスヒュッテ・オリジナル「セネタ・エクセレンス・パノラマ デイト(Senator Excellence Panorama Date)」

正統派デザインの中にドイツ時計職人の器用さが窺えるモデル。パノラマのカレンダー機能も、高い技術レベルのムーブメントがあってこそ実現可能。色気ある曲線美のブルースティール針も秀逸。

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ドイツ時計ブランド7「ジン(SINN)」

1961年、ドイツにて創業のジン(SINN)。元ドイツ空軍のパイロットで、アフリカ横断ラリーの優勝など飛行経験を豊富に持つヘルムート・ジンが設立した。パイロットウォッチに関するニーズを熟知していたヘルムート・ジンは、パイロットたちが飛行中に扱える精度を持つクロノグラフで名を馳せる。

正式名称である「ジン特殊時計会社(Sinn Spezialuhren zu Frankfurt am Main)」の通り、プロユースを想定したコレクションを創業時より開発。計測機器としての時計へのこだわりが強く、ドイツ空軍に正式採用されたモデルも多く手がけている。1994年には、IWCのチーフエンジニアだったローター・シュミットがジンの経営を引き継ぐ。リーダーが代わっても特殊技術を取り入れた時計開発は途切れることなく継承されており、「ドライカプセル」や「プロテクトガス」、「テギメント加工」など様々な革新技術を採用した腕時計でどの動向が注目されている。

ジン「103.B.AUTO」

優れた視認性と刻時・計時精度を誇る、ジンの基本精神を体現したモデル。伝統を踏襲した両方向回転式のブラックカラーベゼルが抜群の存在感を発揮する。王道のドイツ製クロノグラフとしてパワフルに使用できる一本だ。

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ドイツ時計ブランド8「シャウアー(SCHAUER)」

1990年、ドイツ時計産業の中心地・フォルツハイムでオーダーメイドの時計工房からスタートしたヨルク・シャウアー(SCHAUER)。自らを「ウォッチ・ビルダー」と称し、加工技術だけでなくデザイナーとして、そして組立て職人としてドイツの誇りを感じるコレクションを開発。ハンドメイドの工程も多く取り入れた時計製造は時計愛好家からも絶大な評価を得ている。

シャウアー「エディション10」

ベゼルに配された12個のビスはシャウアーのアイコンとも言える仕様。サテン仕上げの42mmケースも、その輝きから丹念に磨き上げられていることが窺える。クラシックな2カウンタークロノが独特の存在感を醸し出している。

ドイツ時計ブランド9「ストーヴァ(STOWA)」

第二次世界大戦時には旧ドイツ空軍にパイロット用ウォッチを納入、今年90周年を迎える老舗ブランド、ストーヴァ(STOWA)。70年代以降長らく休眠状態となっていたが、前述のドイツメーカー「シャウアー」のオーナー、ヨルク・シャウアー氏が8年の準備期間を経て2004年に復活させた。

ストーヴァ「フリーガー クラシック(Flieger Classic)」

1940年当時のデザインを現代に蘇らせたモデル。クラシカルなトライアングルインデックスが男心を鷲掴みにする。他ブランドでもあまりお目にかかれないアンティークな雰囲気のパイロットウォッチだ。針の色使いも見事。

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ドイツ時計ブランド10「テンプション(TEMPTION)」

デザイナーのクラウス・ウルブリッヒによって1997年に誕生したテンプション(TEMPTION)。ブランド名はラテン語で時を意味する「TEMP」と、英語の「FUNCTION(=機能)」から名付けられている。その由来どおり、展開されるコレクションは全て機能美に満ち溢れている。ダイアルと同系色でロゴをプリントするといった、色彩を削ぎ落としたデザインには、ドイツのバウハウスデザイン的な思想が見て取れる。

テンプション「CM01」

バウハウスの哲学をそのまま腕時計に落とし込んだかのような洗練されたデザインが魅力のモデル。シンプルな見た目ながら細部に至るまで人間工学に基いて設計されており、優れた視認性と快適なフィット感を堪能できる。

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ドイツ時計ブランド11「ユンハンス(JUNGHANS)」

1861 年にドイツ・シュランベルクで創業したユンハンス(JUNGHANS)。創業当時は主に部品製造の分野に特化していたが、品質や精度の高さで評判を読んだことから1866年にオリジナル・ウォッチの製造を開始。20世紀初頭には全盛期を迎え、3000人以上の従業員と年間300万個の時計を製造する世界最大規模の時計メーカーとなった。他のドイツブランド同様、第2次世界大戦後は苦難の状況に立たされる。腕時計用クロノグラフのムーブメントを開発し、自力で危機を脱するとジャーマンブランドらしい洗練デザインのコレクションで復活を果たす。ドイツに留まらず世界中に多くのファンを抱えるブランドである。

ユンハンス「マックス・ビル バイ ユンハンス クロノスコープ(Max Bill by Junghans Chronoscope)」

フラッグシップモデルであるマックス・ビルのオリジナルデザインに基づいた定番クロノグラフ。最小限にまで狭められたベゼルが視認性とデザイン性を両立。リューズやプッシュボタンのデザインも実に独創的。

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ドイツ時計ブランド12「ミューレ グラスヒュッテ(MÜHLE GLASHÜTTE)」

1869年にドイツ時計産業の聖地、グラスヒュッテに精密計測機器メーカーとして創業。大戦後に解体、国営化の憂き目を見るも、東西ドイツ統一後1994年に新生ミューレとして復活。現在もミューレ家5代目がCEOとして指揮を執る。基本コンセプトの『時計はあくまでも測定機器である』という哲学に基づいて作られる、機能を優先させたいかにもドイツらしい無駄の無いフォルムと堅牢なボディが魅力。

ミューレ グラスヒュッテ「M29 クラシック アインツァイガー (M29 CLASSIC einzeiger)」

ミューレ家が代々作ってきた精密測定機器のデザインを引用、一本の針が 12 時間で一周するワンハンドモデル。一分一秒に追い立てられるのではなく、ゆったりと流れる時間を楽しむ腕時計だ。

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ミューレ グラスヒュッテ「プロマーレ クロノグラフ(ProMare Chronograph)」

カーボンコーティングのフェイスが男らしくも上品なクロノグラフ。アウトドアやスポーツシーンはもちろん、タウンユースでも愛用したい。


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