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セットアップの着こなしガイド【選び方やコーデ事例&おすすめモデルを紹介】

セットアップの着こなしガイド【選び方やコーデ事例&おすすめモデルを紹介】

一般的に認知されているセットアップスーツだけでなく、ワークウェアやジャージなど上下揃いの服を総称するセットアップ。ドレスからカジュアル、スポーツからワークまで様々なスタイルを最速でコーディネートし、上下別々の単品アイテムとしても着回せる。今回は、セットアップの基礎知識から選び方を解説し、着こなし事例とおすすめモデルを紹介!

スーツとの違いも含めて基礎から整理!そもそもセットアップとは?

セットアップとは、共通の生地で作られたトップスとボトムスの組み合わせを指す。テーラードジャケット&スラックスの組み合わせが代表的であり、その他にもシャツジャケットやブルゾン、パーカー、シャツなども、上下が同素材で構成されているとセットアップに含まれる。スーツと混同されることも多いが、両者は別物だ。スーツは、テーラードジャケット&スラックスの組み合わせが基本であり、上下あわせて着用することが前提として設計されている。また、ほとんどのブランドではセット販売が基本。そして、構築的な仕立てや上品な素材使いによってドレッシーな印象のアイテムが多く展開されている。一方のセットアップは、上下が別売りで展開されていることがほとんどであり、単品でも着回しやすい点が大きな特徴だ。テーラードジャケットタイプのセットアップの場合は、アンコン仕立てやストレッチ素材などを取り入れた、よりカジュアルで実用的な仕様も目立つ。

セットアップの歴史簡略化と自由化が生んだ現代の装い

現代におけるセットアップ、およびスーツの背景には、衣服の「簡略化」と「自由化」の歴史がある。17世紀には、英国王チャールズ2世による服装改革をきっかけに、現代のセットアップへと続く統一感のある装いの原型が形づくられた。19世紀には、動きやすさを追求して登場したラウンジスーツが機能性を武器に広まり、やがて日常的な装いへと浸透。さらに20世紀初頭、ウィンザー公が上下揃いのスーツをあえて崩した着こなしを広めたことにより、様々な服を組み合わせて楽しむ発想も定着した。こうした流れを経て、2000年代以降の日本市場では「スーツ」とは異なるカテゴリーとしてセットアップが定着。現在では、クラシックな仕立てから機能素材やリラックスシルエットを取り入れたものまで、幅広いバリエーションを持つ装いとして展開されている。詳しい変遷は以下のギャラリー内で解説しているので、チェックを。

 

セットアップのメリットコーデに悩まず、1セットで幅広いシーンに対応できる

セットアップが備える最大のメリットは、手軽に完成度の高い着こなしを実践できる点。組み合わせに悩まずとも自然にまとまり、容易にお洒落な雰囲気を演出できる。また、様々なシーンに対応できる点も見逃せない。一般的なテーラードジャケット&スラックスの組み合わせなら、インナーやシューズを変えるだけで、ビジネスカジュアルから休日のキレイめな装いまで幅広く対応できる。

セットアップの選び方色・素材・シルエットの3点がポイント!

セットアップとひと口に言っても、その種類は多岐にわたる。シャツジャケットやブルゾンタイプまで含めると選択肢はかなり広いが、初めての一着として選ぶなら、まずはテーラードジャケットタイプを基準にしたい。きちんと感と着回しやすさを兼ね備え、ビジネスジュアルから休日の装いまでカバーしてくれる。ここから、そんなテーラードジャケットタイプのセットアップを選ぶ際に、まずおさえておきたい色、素材、シルエットの3点について解説!

セットアップの選び方【色編】最初の一着はベーシックカラーなら間違いナシ!

色は、ネイビーやチャコールグレー、ブラックといったベーシックカラーを選びたい。これらの色であれば、インナーやシューズとの色合わせに悩みにくく、着回しの幅も自然と広がる。

セットアップの選び方【素材編】ウールを基調とした生地ならシーンを問わず着用可能!

素材は、ウールを基調とした生地がオススメ。スーツと同じく上品な見た目であり、ビジネスカジュアルから休日の装いまで幅広く対応する。また、夏場に着用する場合は、通気性と吸湿性に優れたサマーウールといった素材を選びたい。

セットアップの選び方【シルエット編】“ちょいユル”なら気回しやすく、イマの気分にもピッタリ!

シルエットは、ややゆとりのある“ちょいユル”がオススメだ。ビジネスシーンでの着用も視野に入れるなら、極端にルーズなシルエットは避けるのが無難。適度にゆとりのあるシルエットなら、イマっぽいムードを取り入れながら、きちんとした印象も保てる。さらに、インナーにニットやスウェットなどもあわせやすくなるので、季節に応じた着こなしの幅も自然と広がる。

編集部 入江
以上の3点からさらに一歩踏み込むなら、アイテムの仕様にも目を向けていただきたいです。セットアップの魅力は、スーツほど肩肘張らず、気軽に着られるところ。その雰囲気を存分に活かすなら、裏地や芯地を省いた軽い仕立てのジャケットがオススメ。また、パンツもGENTLEMAN PROJECTS「ALIBI」のようにウエストがゴム仕様でドローコードが付いたものなら、ベルトも不要で楽です。さらに、ストレッチ性を備えた素材であれば、動きやすさも加わり、日常使いのしやすさが一段と高まります。

セットアップの着こなし1コンサバな装いならシーンを問わずに活躍

まず押さえておきたいのが、ビジネスカジュアルにも対応するコンサバな着こなしだ。きちんと感を保ちながらも、スーツほど肩肘張った印象とならないため、シーンを問わずに着回しやすいのが強み。清潔感とシンプルさを意識し、ネイビーやチャコールグレー、ブラックといった定番色のセットアップを軸に据えてほしい。インナーはシャツやカットソー、ポロシャツ、ハイゲージニットなど、装飾を抑えた無地のアイテムが筆頭候補に。足元はローファーやレザースニーカーを選ぶのが基本。全体の印象はインナーとシューズの組み合わせで調整できるので、品格を重視するなら「シャツとローファー」、軽快な雰囲気を重視するなら「Tシャツとレザースニーカー」といった形で使い分けたい。

そんなコンサバなセットアップの着こなしを実践したいという方には、麻布テーラーが展開する「Active Suit」がオススメ。スーツの品格に、動きやすさと快適性を融合させたシリーズだ。具体的な着こなしについても以下の記事で言及しているのでぜひチェックを。

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セットアップの着こなし2インナー&シューズで崩してカジュアルな雰囲気を演出

休日などカジュアルなシーンで取り入れても、上品な雰囲気を保てる点はセットアップの大きな魅力だ。一方で、着こなしによってはどこか仕事着のように見えてしまい、難しく感じている方も多いのではないだろうか。そこで意識したいのが、インナーと足元で適度に崩しを取り入れ、よりカジュアルな印象へと導くこと。例えば、ギャラリー1、3枚目の男性のようにインナーに柄モノを取り入れたり、春夏シーズンであればギャラリー2枚目の男性のように襟ぐりの深いTシャツを合わせるのも有効だ。足元もスニーカーに限らず、思い切ってサンダルを合わせることで、よりリラックスした印象に導ける。さらに、アイテム選びの段階からカジュアルさを意識するのも一手。コットンやリネン、ナイロンなどといった素材のセットアップを選ぶことにより、全体の印象が自然とカジュアルに仕上がる。

カジュアルシーンでテーラードジャケットタイプのセットアップを取り入れるなら、ダブルの一着を選んでみてはいかがだろうか。フロントの重なりが生む構築的なシルエットが、シングルとはひと味違う重厚な雰囲気を演出してくれる。GENTLEMAN PROJECTSのダブルジャケット「BLUFF」とスラックス「ALIBI」は、80年代に一世を風靡したシルエットをモダンに昇華したセットアップなのでチェックを。

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セットアップの着こなし3非テーラードスタイルを選ぶとこなれた印象に

セットアップは、テーラードジャケットタイプのものに限らない。上下共布で作られたものを総称して「セットアップ」と呼ぶため、トップスがシャツジャケットやマウンテンパーカー、トラッカージャケットといったタイプも多数存在する。こうしたセットアップは、共地による統一感を保ちながら、こなれた印象を容易に演出できるのが魅力。また、形や素材の組み合わせにより、着こなしの印象を自在にコントロールできるのも特徴だ。例えば、ギャラリー1枚目の男性のように、ワークジャケットのような形でもウール素材であれば品のある印象に。その他にも、2枚目のようにデニム素材であれば武骨な着こなしに、3枚目のようにスウェット素材であればリラックス感のある着こなしに振り切ることができる。

そんな非テーラードスタイルにおけるセットアップコーデにオススメなのが、sacaiの「Poplin Jacket」と「Poplin Pants」。ブルーのピンストライプ柄を採用したコットン素材のセットアップとなっており、春夏シーズンらしい軽快な雰囲気漂う攻めのデザインとなっている。一方で、より取り入れやすい守りのセットアップが気になるという方は、タトラスのアイテムがオススメ。今シーズンのタトラスは、ジップアップフーディ「LULIO」ショーツ「PATRASSO」などを筆頭にセットアップが豊作。あわせやすい黒のアイテムについて深掘りした記事を通して、ぜひチェックしてほしい。

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