都会派の洒落たメンズが実践している「黒」×「茶色」 のコーデ事例を紹介

男の着こなしにモダンな色気を宿す「黒」×「茶」の色合わせ。洒落者が実践するおしゃれな色の合わせ方を注目スナップからチェックしよう。

黒×茶色の相性は良い？

同じ暗色である黒と茶色は相性が良い。とりわけ茶色は肌色との馴染みがよく、黒色へのつなぎ役としても機能してくれる。またクールな印象を与える黒に対してブラウンは暖色に分類されるため、黒オンリーのコーディネートと比べて程よい存在感や色気をプラスできる。

黒×茶色のコーディネートが与える印象は？

基本的に黒×茶色のコーディネートは大人っぽい都会的な落ち着きがあり、エレガントな印象を与えることが多い。最近ではイタリアの洒落者たちが十八番である「アズーロ・エ・マローネ(青と茶色)」に次ぐ配色の新定番「ネロ・エ・マローネ(黒×茶色)」としても注目されている。

数年前までドレススタイルにおいて、黒は最上位のフォーマルカラーであると同時にキリスト教文化圏においては「悲しみの黒＝葬式」というイメージが根強いことから取り入れがタブーとされていた。しかし、現代ではあらゆるMIXスタイルが世界的に容認されはじめ、ドレススタイルのカジュアル化が進んだ影響からか、海外の洒落者は当たり前のようにドレススタイルに黒を取り入れている。そんな黒を取り入れたドレススタイルの第一歩としても「黒」×「茶色」のコーディネートはおすすめだ。オールブラックではモード感が強く出てしまうが、ブラウンが入ることによってほんのり色気が漂う。