
カラーフォールの無いネックラインが首周りに抜けを生み、ラフ過ぎずキメ過ぎない絶妙なリラックス感を醸すノーカラーシャツ。上手にコーデに組み込めばベーシックなシャツスタイルとの差別化や印象のリフレッシュ、こなれ感の演出にも重宝するが、下手をすると野暮ったく見えてしまうので、スマートに着こなすにはそれなりのテクニックが必要な難易度高めのアイテムだ。今回はそんな「ノーカラーシャツ」にフォーカスし、注目のメンズコーデとおすすめアイテムをピックアップ!
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ノーカラーシャツとは?
ノーカラーシャツとは、読んで字の如く、襟のないシャツのこと。海外ではカラーレスシャツ(collarless shirt)の名称が一般的だ。似たものとしてバンドカラーシャツやマンダリンカラーシャツなどが挙げられるが、これらは全くの別物。バンドカラーとマンダリンカラーには襟が存在するため、襟のないシャツを指すノーカラーシャツとは意味的に異なる。
しかし、多くのファッションブランド、ECサイトがカラーフォールのないバンドカラーシャツも含めノーカラーシャツと総称しているのも事実だ。そのため、本記事ではテーマを捉えやすいよう、あえてバンドカラーシャツもノーカラーシャツとして着こなしのコツと注目のコーディネートを紹介していく。
ノーカラーシャツを着こなすコツとは?
カラーフォールの無いネックラインが抜けを生み、ほどよいリラックス感を漂わすノーカラーシャツ。一歩間違えれば抜けがききすぎてダラしない印象を与えかねない着こなし難度の高いアイテムだ。そんなノーカラーシャツを上手に着こなすうえで重要なのは、スタイリングに合ったサイズ感のアイテムを選ぶこと。キレイめな印象を狙うのであれば身体のラインをさほど拾わないジャストフィットを。そしてイマドキらしく着こなすならドロップショルダーを選び、タックインしてシルエットにヒネりをきかせるのが得策だろう。
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