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アメカジの厳選メンズコーデ事例集!

アメカジの厳選メンズコーデ事例集!

トレンドに左右されない男の鉄板スタイル、アメカジファッション。ミリタリーやワーク、カントリーなどのスタイルをベースにした武骨でラフなアメカジは、ワイルドな男の魅力を最大限に引き出すコーディネートとして時代を超えて愛されている。今回は「アメカジコーデ」にフォーカスし、ラギッドなスタイルにこだわる大人の着こなし&注目アイテムを紹介!

アメカジは男の鉄板スタイル!

アメカジとはアメリカンカジュアルの略で、自由な気風が強いアメリカ人好みな機能性を重視した衣類や、その着こなし全般を指す言葉だ。イメージベースとして有力なのは、1954年にアメリカの国際衣服デザイナー協会にて発表された「アイビーリーグモデル」というメンズファッションスタイル。アメリカ西海岸にある名門私立大学の通称「アイビー・リーグ」の学生やOBの間で広まっていたファッションスタイルを基に提案された。当時のリアルなアメカジスタイルは、ジェームズ・ディーンの代表作である「理由なき反抗(Rebel Without a Cause)」や、ジョージ・ルーカスが手掛けた名作「アメリカングラフィティ」などのムービーでチェックできる。

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アメカジと一口に言っても、西海岸のサーファーが好んだ服装から生まれたサーフスタイルや軍から払い下げられた衣料を着用したサープラススタイル、大学生ならではのカレッジスタイルまで様々。現代では、上で挙げたスタイルの総称としてアメカジが使われる場合が多い。一部では、カジュアルは「アメカジ」、ドレスは「アメトラ」とあえてカテゴリーを分けて使われるケースも存在する。

ミラノでは「パニナリ」日本では「渋カジ」。アメカジ文化は様々な国で形を変えて流行を繰り返す

1980年代、当時のアメリカの輝かしい文化は、世界の若者たちを魅了した。イタリアのミラノでは、モンクレールのダウンにリーバイスの501、ティンバーランドのブーツを合わせた「パニナリ(Paninari)」という若者のスタイルが流行。日本では、渋谷界隈の有名私立高校の学生集団を中心にアメカジが大流行して「渋カジ」というひとつのスタイルが誕生した。

 

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リーバイスにカーハート、チャンピオン…アメカジの分かりやすいムードを出すなら、王道ブランドを使うのが手っ取り早い?

いわゆる「アメカジな装い」は、シンプルにその道の定番ブランドのアイテムをポンと入れてしまうのが手っ取り早いことも。例えばリーバイスラルフ ローレンチャンピオンカーハートをはじめ、ディッキーズベン・デイビスエル・エル・ビーンレッドウィングコンバースヴァンズなど、その名前を聞くだけでアメカジを想起しやすいブランドは多い。どのブランドもアメリカンなイメージが強くついているため、コーディネートに取り入れるだけで、“なんとなくアメカジっぽい”が成立してしまう。緻密にアメカジコーデを組み立てるのももちろん良いが、上記のようにアメカジ王道ブランドのアイテムで雰囲気から入るのもアリだ。

アメカジは王道のスタイルをベースに、現代的な解釈で思い思いにアップデートした着こなしを楽しむのも醍醐味。当時の空気感をそのまま再現した王道スタイルはもちろん、ドレスなどの他テイストをベースにアメカジの要素をミックスしたフレッシュな提案まで、着こなし方の幅もかなり広がっている。続いては、そんなアメカジ要素を取り入れた注目のコーディネートをピックアップ紹介!

続いては、春夏のアメカジコーデをストリートスナップで紹介!

アメカジコーデ事例アメカジ王道のデニムオンデニムを大胆なロールアップで武骨さMAXに

アメカジといえばコレ!というデニムオンデニムコーデ。デニムジャケットに骨太なジーンズを合わせるだけでこんなにもアメリカンなムードを演出できる。ラギッドなムードをより高めるなら、こちらの男性のような大胆なロールアップを真似してみて。

アメカジコーデ事例赤チェックシャツとチノパンでコントラストを作る

チェックシャツもアメカジの王道アイテム。特に赤チェックはその代表的な存在で、ウールリッチが元祖と言われている赤&黒のバッファローチェックも人気の柄だ。そこにチノパンを合わせれば、上下でコントラストの効いたアメカジコーデが完成する。

アメカジコーデ事例ヨーロピアンな解釈でアレンジした「改・アメカジスタイル」

U.S. AIR FORCEのミリタリーベストにジーンズ、コインローファーで組み立てたアメカジコーデ。アメカジらしいアイテムを多く使いながらもどこか品のある印象に見えるのは、ネッカチーフを巻いてフレンチテイストを取り入れているから。ヨーロピアンな解釈で作るアメカジコーデもぜひ参考にしてみてほしい。

アメカジコーデ事例アメリカンなカウボーイを彷彿とさせるウエスタンスタイル

2024年秋冬コレクションで、ファレル・ウィリアムス率いるルイ・ヴィトンが提案したウエスタンスタイル。これもアメカジの王道スタイルの一種だ。ハットを被ったり、ウエスタンブーツを履いたり、個性が強いものが多いためアイテム一点使いでも雰囲気が出る。とはいえ、ウエスタンスタイルはコスプレのように見えてしまうことも少なくないため、足し引きでうまくバランスを取るのがおすすめだだ。

アメカジコーデ事例オーバーオールで個性を出したメンズコーデ

コテコテのアメカジといえば、オーバーオールも外せない。農場や工場で着られる作業服の一種で、ワーク系のアメカジにハマるアイテムだ。ウエスタンスタイル同様に個性が強いため、着るシーン・人を選ぶが、うまく着こなせたら周りとは違うユニークでおしゃれなコーディネートを実現できるはず。

ここから下は、2022年以前に紹介したスナップ。アメカジはトレンドに左右されない側面があるため、こちらもぜひ参考にしてみてほしい。

アメカジのメンズコーデ事例集

オリーブグリーンのトラッカージャケットと細身のベージュチノパンを合わせてアメカジコーデに男らしさとキレイめな印象を集約

大人の渋みを醸すオリーブグリーンのスエードトラッカージャケットに細身のベージュチノパン、白スニーカーを合わせたライアン・レイノルズ氏。ロゴ入りの黒キャップをプラスして顔まわりの印象を引き締めながら、シンプルなアメカジコーデに男らしさとキレイめな印象を集約した着こなしに。色に深みがあり、粗削りな武骨さを醸すスエードトラッカージャケットのチョイスがお見事!

ミリタリーカラーのワークパンツにブラウンのワークブーツを合わせて骨太なメンズのアメカジコーデを表現

オーランド・ブルーム氏と言えばスタイリッシュなイメージが一般的だが、こちらではあえて骨太感のあるオフスタイルをピックアップ。ミリタリーカラーのワークパンツとブラウンのワークブーツをペアリングしてアメカジテイストにまとめたバイカースタイルは、映画のスクリーン上の彼とはひと味違うラフなムードを漂わせている。ゆったりとしたドロップショルダーがリラックス感を醸すアイスグレーのMA-1と白Tシャツの上半身でキレイめな印象を保持しながら、ニュートラルカラーによるグラデーションのカラーリングで野暮ったさを感じさせない爽やかな仕上がりに。

デニムオンデニムと白Tシャツ鉄板コーデで大人メンズのアメカジスタイルを爽やかに構築

スタートレックシリーズにおけるカーク船長役の印象が強いクリス・パイン氏は、アメカジスタイルの鉄板であるジーンズとGジャンのデニムオンデニムに白Tシャツをインサート。すっきりとしたシルエットでスタイリッシュにまとめつつ、素足履きしたキャメルスエードのスリッポンで大人の爽やかなアメカジスタイルにこなれ感を添えている。Tシャツの裾をフルタックインしてウエスト周りをすっきりさせたテクニックも見逃せない。

ネイビー×白のチェックシャツと褪せたオリーブグリーンのベイカーパンツを組み合わせて渋みを感じさせる大人のアメカジスタイルに

ネイビー×白のチェックシャツとほつれや色落ち感のある古着のベイカーパンツを組み合わせ、何気ない大人のアメカジスタイルを披露したイーサン・ホーク氏。出演作毎に大人の渋みと男臭さを増す彼の魅力が、こんなシンプルな着こなしからもあふれ出ている。ワークパンツの色味に寄せつつイイ感じにヒネリを効かせた、足元のスニーカーのチョイスも流石。

デニムジャケットとダメージデニム、帽子とスウェットシャツをトーンオントーンでまとめたアメカジコーデ

サードタイプのデニムジャケットとスリムフィットのダメージジーンズをインディゴブルーのトーンオントーンで、帽子とロゴ入りスウェットシャツをグレーのトーンオントーンでまとめたカジュアルな装い。テーマ性を感じる色使いでアメカジコーデにフックを効かせ、武骨過ぎずキレイめ過ぎない、ほどよくラフな仕上がりに。デニムジャケットの袖口をロールアップしスウェットシャツの見え方を微調整することで単調な印象を回避しながら、配色を好バランスにまとめている。

バッファローチェック柄ネルシャツとブラウンのワークパンツ、焦茶のワークブーツでシンプルなアメカジスタイルに落とし込み

俳優として4度のアカデミー賞ノミネートを誇るブラッドリー・クーパー氏は、アメカジスタイルの代名詞的な赤×黒のバッファローチェック柄のネルシャツとすっきりとした細身のブラウンワークパンツ、焦茶のワークブーツをコーディネート。チェックシャツの下ボタン2つ分開けた裾からインしたボーダーTシャツをチラ見せし、ヒネリのある着こなしに。

白パンと素足履きローファーで爽やかなアメカジスタイルを表現

やんちゃな雰囲気を残しながらこなれ感も忘れない、大人のアメカジスタイルを表現するなら、アレッサンドロ・スクアルツィ氏のスタイルを参考にするのがオススメだ。薄青デニジャケと白パンツ、ローファーをコーディネートして爽やかなアメカジスタイルを表現。アレッサンドロ氏お得意のスカーフ使いもさりげないスパイスがきいていてグッドだ。彼が手掛けるブランド「FORTELA(フォルテラ)」も、ほどよくアメカジをミックスしたアイテムが多く展開されているため、アメカジアイテムをお探しの方はぜひチェックを。

デニムオンデニムの鉄板アメカジコーデに白T&白スニで抜け感を

リーバイスで構築したデニムオンデニムのアメカジスタイルに白Tシャツと白スニーカーを挟み込み、男らしさと清潔感を際立たせた着こなし。足元にはスタッズをあしらったホワイトのコンバース・オールスターをコーデして、やんちゃとキレイめのイメージをしっかりリンクさせている。

カーハートのカバーオールでワークをメインにまとめたアメカジコーデ

いい意味で洗練されていない武骨さが特徴のアメカジスタイル。トレンドやイマドキの着こなしに左右されないスタイルが、コーデの魅力を際立たせる。装飾品に頼らずシンプルにまとめて男らしさを際立たせるのも良し、下の御仁のようにパープルのソックスでさりげないスパイスをきかせるのもまた一興だ。

レッドスカーフでトーンオントーンのアメカジコーデに艶足し

武骨さが売りのアメカジスタイルも鮮やかな色柄アイテムをチョイ足しすれば、コーデに艶っぽさが加わりこなれた印象に。こちらの御仁のコーデのようにダンガリーシャツの首元に赤柄ネッカチーフをあしらえば、アメカジのイメージを崩すことなく華美過ぎないアクセントが加わる。

ブラウンをフィーチャーしたカントリーなアメカジコーデ

ともすればパッとしない、野暮な印象を与えてしまう恐れのあるブラウンアイテム。ウエスタンなアメカジコーデに欠かせないこの色味も、組み合わせ次第ではモダンな印象に。こちらの御仁は、艶色ブラウンのアイテムをフィーチャーしながら随所に黒の引き締めを取り入れることで、モダンなアメカジコーデを構築。インナーは段々とイエローにグラデーションしていくレイヤードスタイルで、イマドキな奥行きを表現。洒落者ならではのこだわりが詰め込まれた完成度の高いスタイルに感服だ。

パニナリの間でも人気だったストーンアイランドのセーターを取り入れてアメカジムードをコーデに醸す

ミラノのアメカジブームで誕生した「パニナリ」は、アメリカとヨーロッパの感性をミックスした独特のスタイリングが特徴だった。そんなパニナロが好んで着用したアイテムのひとつが、下の御仁が着用しているストーンアイランドのセーターだ。ジーンズやワークブーツに合わせてコーデすれば、ほどよく当時の空気感が漂うミックススタイルが完成する。あえてブランドパッチを外して着こなしたこなれテクニックも見事だ。

ワークスタイルを踏襲した男らしさ漂うアメカジコーデ

ニット帽からタートルネック、カーハートのカバーオールにジーンズまで、ブルーでまとめたワークテイストベースのアメカジコーデ。足元に定番のワークブーツをセットして、統一感のあるイメージを構築。あえてハズシ技に頼らない王道のこなしも魅力的だ。

ミリタリーとワークをブレンドした茶レザー使いのアメカジコーデ

サープラスと呼ばれる軍から払い下げられた衣料品を好んで着る文化から転じて、アメカジスタイルの鉄板アイテムのひとつとして定着している「フライトジャケット」。そんな重厚感のあるブラウンのB-3フライトジャケットをベースに、薄青デニムシャンブレーシャツとリジッドデニム、レッドウィングのアイリッシュセッターを合わせたアメカジコーデ。ミリタリーとワークをブレンドし、タウン仕様に落とし込んだ着こなしだ。コーデの色使いとリンクさせたトートバッグのチョイスも申し分なし。

ネイビーとボルドーの色合いで魅せる大人のキレイめアメカジスタイル

スタイルミックスが定着し、アメカジにもこれまでにないキレイめでシックな着こなしがストリートに登場。ネイビーとボルドーの美しい色合いで魅せるこちらのコーデは、ジーンズとドクターマーチンのレースアップブーツでアメカジスタイルを踏襲しながら、フード付きのバルカラーコートで余計な武骨さを削ぎ落としたスタイリングだ。

狙うは脱・野暮ったさ!ホワイトデニムでアメカジコーデをキレイめにシフト

アメカジスタイルにありがちな野暮ったさを回避するアイテムとしておすすめなのがホワイトデニム。アメカジ本来の男っぽい雰囲気は残しつつも、余計な武骨さを削ぎ落とし、コーデのイメージをキレイめにシフト。思惑通りに野暮ったさを回避してくれる。

蛍光カラーのアイテムでトレンドを攻略!ストリートに寄せたアメカジコーデ

こなれた重ね着とトレンドアイテム使いにより、アメカジをストリート感覚に落とし込んだイマドキの着こなし。武骨スタイルを象徴するデニムオンデニムをベースにしながら、今季のトレンド蛍光カラーのパーカーをチラ見せし、マルチカラーのスニーカーで足元に強めのアク足し。ステンカラーコートの取り入れで、着こなしの主張をイイ感じにおさえたバランス調整もお見事。

白パンツとブラウンレザーのコントラストでアメカジコーデをフレッシュにアップデート

ワッペンをべた付けしたアヴィレックスのレザーフライトジャケットにショールカラーのツブラウンカーデ、ダンガリーシャツと白パンツ、レッドウィングのアイリッシュセッターを合わせたアメカジコーデ。ゴリゴリにアメカジ感を漂わせるブラウンレザーのアイテムに、パキッとした爽快感のある白パンツをコーデしてクリーンな印象をキープ。ヘアーカラーにマッチしたカーディガンのインナー使いでスタイルの統一感も意識したさりげない気配りも見逃せない。

ネイビーダブルチェスターコートでドレスをチャージ!端正な顔立ちのアメカジスタイル

武骨一辺倒なアメカジのイメージを一変するようなオールネイビーのアメカジコーデ。リジッドデニムとレッドウィングのワークブーツでアメカジテイストをキープしながら、ダブルチェスターコートにタートルネックニットを合わせ、ドレス感覚をチャージ。武骨とキレイ目のバランスを絶妙に調和したミックスコーデの好例だ。

マイルドな色目で武骨さを和らげた冬のアメカジ大人コーデ

レザージャケットやワークブーツ、ジーンズ、作業着だけでなく、くすんだ色味や色褪せ、ダメージなどのUSED感からも武骨な男らしさが漂うアメカジスタイル。そんなアメカジ本来の武骨さを和らげるには、こちらの御仁のコーデのように柔らかな発色のアイテムを製作するのが有効だ。しっかりスタイルのベースをキープしながら、マイルドな色使いのアイテムを随所に投入することにより、新鮮な印象のアメカジコーデを表現できる。

ネルシャツとダメージジーンズのアメカジコーデに白スニ使いでこなれ感をプラス

カーハートの黒ニット帽に赤チェックのネルシャツ、黒のダメージデニムと白スニーカーを合わせたアメカジコーデ。履きこんだアディダスオリジナルスのスーパースターで気張らないこなれ感を演出し、ワークスタイルを日常のカジュアルに馴染ませた着こなしだ。

シャツのチラ見せでこなれに仕上げたデニムオンデニムのアメカジコーデ

オリーブグリーンシャツを裾からチラ見せして、こなれ感を演出したデニムオンデニムのアメカジコーデ。デニムのカバーオールにストレートジーンズ、ワークブーツという王道のアメカジスタイルを、イマドキのこなれギミックでアップデート。スタイリッシュなサングラスと深めにかぶったニット帽も、いい感じのハズしがきいていてナイスだ。

重ね着したボアベストでアメカジコーデにカントリーな気分をプラス

ネイビーワントーンのアメカジスタイルにオフ白のボアベストをプラスして、カントリーな雰囲気に仕上げたコーディネート。ほっこりとした牧歌的なイメージで英国トレンドを上手に取り入れ、新たな切り口のレイヤードでコーデを魅力的に仕上げている。

ビビッドイエローをアクセントにしたキレイめアメカジスタイルでトレンドを先取り

トレンドアイテムを積極的に取り入れながら、キレイめに仕上げたアメカジがじわじわストリートで人気を高めている。これまでの武骨さや男らしさをアップデートするような、柔軟なアイデアとアク足しでアメカジのイメージを刷新。ときにはこんなスパイスをきかせたスタイルで、オーソドックスなイメージを一新してみるのもアリかも。

キレイめアメカジスタイルにパッチワークのデニジャケをコーデしてキャラ立ちを狙う

ボヘミアンシックな雰囲気を醸すアメカジスタイルのコーディネート。フォークロア感覚にパッチワークを施したデニムジャケットでキャラ立ちを狙い、オフ白パンツとワークブーツでブラッシュアップ。ジャケットのパッチワークの色使いとシンクロさせたハンドメイド風なネックレス使いも見逃せない。

大胆なレイヤードでアメカジコーデをフレッシュな印象に

スタイルミックスと共にレイヤードによる着こなしも進化を続け、格段に幅広いスタイリングが可能となったアメカジコーデ。かつてはイメージを崩す着こなしとされていたスタイルの異なるアイテムの重ね着も、スタイルミックスがデフォルトとなった現在ではすっかり定着。アレッサンドロ・スクアルツィ氏は、ショート丈のレザーフライトジャケットにニットジャケットをインナー使いした大胆なレイヤードで直近のピッティに参戦していた。

テーラードジャケットのインナーにラガーシャツを取り入れて、ネオアイビースタイルを表現!

金ボタンが配されたブレザータイプのネイビーテーラードジャケットのインナーに、ラガーシャツを合わせることによってネオアイビースタイルを表現したビームスF ディレクター 西口 修平氏の着こなし。アメカジの要素を独自のセンスで絶妙にミックスしたレベルの高さに感服だ。

クリーンな味出しデニムで好印象を狙ったアメカジコーデ

アメカジコーデは、男らしさを演出できる反面、ラフ過ぎると清潔感の無い印象を与える恐れがある。挑戦する場合は、やりすぎ感のないアイテムの組み合わせで好印象を狙うのがオススメだ。例えば下の御仁は、色落ち加工が施されながらも穴空きなどのダメージ感をおさえた細身シルエットを選ぶことで、キレイ目なムードをキープ。レザージャケットやワークブーツ、ネルシャツなど、アメカジ感強めなアイテムを多用しながらも、決してやんちゃ過ぎる印象を与えない絶妙な按配が好印象につながっている。

着こなしと小物使いで脱マンネリ!ストリート感覚を取り入れたアメカジスタイル

肩掛けしたデニジャケの胸ポケットにセットしたチーフやボトムスのアクセントとして付けたサスペンダーで、マンネリコーデのイメージを回避したストリート感覚のアメカジスタイル。ワイドレッグのチノパンの裾をくるぶしあたりまでロールアップし、足元の抜け感でこなれた雰囲気をさり気なく演出している。

青×白のメリハリで爽やかに仕上げたボア襟デニジャケのアメカジコーデ

ボア襟のデニムジャケットにデニムシャツ、白Tシャツとロゴ入りニット帽で青と白のメリハリをきかせたアメカジコーデ。デニムオンデニムの重ね着にいい按配の白差しでイマドキ感覚にブラッシュアップ。オーセンティックなスタイルとモダンなレイヤードを融合させた魅力的な着こなしの妙。

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