“着丈”ってどこの長さ?正しい測り方をチェックして洋服のサイズ選びを正確に

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“着丈”ってどこの長さ?正しい測り方をチェックして洋服のサイズ選びを正確に

コロナの影響などによりオンライン通販で洋服を購入する機会が増えた今、サイズ選びに迷ってしまうという方も増えているのでは?“何となく”でサイズを選んだ結果、手元に届いたらイメージしていたものと違ったり、ダボダボもしくはピチピチすぎて体型にマッチしない…なんてことにならないよう、基礎知識として正しい採寸方法は押さえておきたい。そこで今回はサイズ指標の中でも、とりわけ着こなしの配色バランスや全体のシルエットに大きく関与する「着丈」について解説。

意外と間違えやすい着丈の測り方。バックネックポイントから測るって知ってた?

“着丈(きたけ)”とは、洋服を後ろ向きにしたときのバックネックポイント(首の付け根中央)から裾までの直線の長さを示したもの。正面から測ると思われがちだが、それは“身丈”であり、着丈と僅かに長さが異なるうえ、一般的にサイズ表にはあまり載らない箇所なので間違えないようにしよう。

トップスの種類によって選ぶべき着丈の長さは異なるが、メンズの鉄板ウェアであるテーラードジャケットには適正な着丈の算出方法がある。それが「(身長-25)÷2-1=着丈」という計算式だ。たとえばその計算式に、日本人男性の20~29歳の平均身長である171cmを当てはめると、適正なテーラードジャケットの着丈は72cmとなる。あくまで目安なので絶対的なものではないが、試着できない場合やオンライン通販で購入する場合などのために覚えておいて損はないだろう。

また、カジュアルウェアにおいては他アイテムとの組み合わせのバランスを見たり、どうやって着こなすかを軸に選ぶのが有効的。身長171cmの場合、インナーなら66cm前後、アウターなら70cm前後が標準的な長さと言われているが、この数値もあくまで目安なので参考程度に。着丈が数cm違うだけで、着こなしの印象も大きく変わるため、服を購入する際には必ずチェックするべきだ。

他のサイズの指標も併せてチェック!↓

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