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ステンカラーコートとは?長く愛せる6つの定番ブランドを紹介

ステンカラーコートとは?長く愛せる6つの定番ブランドを紹介

オンオフを問わないメンズ冬アウターの大定番である「ステンカラーコート」。今回はステンカラーコートについて今一度おさらいしながら、定番ブランドを紹介していく。

チェスター、トレンチと並ぶ王道コートの一角ステンカラーコートとは?

「ステンカラーコート」とは、後ろ襟が高く、前に向かって下がるように折り返るシャツのような襟が特徴のコートのこと。ルーツは1850年代前後に雨避けとして着用されていたケープで、他のコートと比べると装飾が少ないシンプルな見た目が特徴だ。そのため、オン・オフ問わずどんなシーンでも着られる万能アウターとして人気を集めている。

クラシックなステンカラーコートの特徴1

先述した通り、コートの顔となる襟のデザインが、シャツ襟のように高い後ろ襟から前に下がって折り返る前襟が特徴。シンプルかつ上品な見た目で、スーツスタイルのアウターとしてチェスターコートと並ぶ王道アイテムだ。

クラシックなステンカラーコートの特徴2ラグランスリーブ

襟ぐりから袖下にかけて斜めに切り替えが入ったラグランスリーブも、クラシックなステンカラーコートの特徴の一つ。ステンカラーコートは1858年頃から流行したと言われているが、ラグラン・ケープが派生して誕生したと言われている。ラグラン・ケープとは、クリミア戦争で活躍したラグラン将軍が右手を失った際、簡易な着脱を目的に採用したものだ。昨今ではセットインスリーブのステンカラーコートも珍しくないが、クラシックなものを求めるならラグランスリーブを選ぶのがおすすめ。

クラシックなステンカラーコートの特徴3比翼仕立ての前立て

比翼仕立てとは、第一ボタン以外のフロントのボタンが隠れるように前立てが二重になったもの。フライフロントとも呼ばれる。前から見た際に留めたボタンが見えないため、すっきりと洗練されたルックスに。

ステンカラーコートは和製英語?正式名称はバルマカーンコート!

「ステンカラー」という言葉は和製英語であり、「スタンド・アンド・フォール・カラー」が訛って生まれたという説が有力。他にもフランス語のsoutien(支える)から来ている説がある。そんなステンカラーコートの正式な名称は「バルマカーンコート(Balmacaan Coat)」。スコットランド・ハイランド地方のバルマカーンという地名に由来すると言われている(略してバルカラーコートと呼ばれることも)。また、ステンカラーコートの歴史に強い結びつきがあるブランド、MACKINTOSH(マッキントッシュ)にちなんで、英国ではマッキントッシュコートやマックコートと呼ぶこともあるそうだ。

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ステンカラーコートを着た銀幕の男たちジョージ・ペパード、マイケル・ケイン、ロジャー・ムーア…往年のスターたちによる紳士の装い

もともとがレインウェアという“機能服”であったステンカラーコート。ミリタリーウェアやワークウェアと違って、誕生当初から広く大衆に浸透していた日常服であったが、雨具としての性格が強かったことは事実だろう。そんなステンカラーコートを、男のカッコいい服としてスタイル化したのが銀幕のスターたちだ。誰もが知る超名作『ティファニーで朝食を』の劇中では、ジョージ・ペパードがオードリーヘプバーンの横でステンカラーコートを着こなし、『国際諜報局』の続編である『パーマーの危機脱出』ではファッションアイコンのマイケル・ケインが渋い着こなしを披露。3代目ジェームズ・ボンドとして名高いロジャー・ムーアは、映画『露骨な顔』でコットンギャバジンやツイードなど複数のステンカラーコート姿を見せている。カッコいい男の象徴であった彼らが衣装として着こなすことで、ステンカラーコートがただの雨具ではなくファッションアイテムとしてイケてるポジションを確立したと言っても過言ではないだろう。

まずは間違いなしの鉄板をステンカラーコートの王道ブランドを紹介!

ここからは、ステンカラーコートの定番ブランドを紹介していく。

ステンカラーコート 選んで間違いないブランド1MACKINTOSH

英国スコットランドで1823年に創業したマッキントッシュは、近代アウターの出発点に位置づけられるブランドである。創業者チャールズ・マッキントッシュが発明した「ゴム引きコットン」は、世界初の防水布として産業・軍需・日常衣服の構造を一変させた。ステンカラーコート(=バルマカーンコート)の原型とされる「DUNKELD」は、ブランドを象徴する代表作。比翼仕立てと一枚袖のラグラン構造により、雨風を防ぎながらも可動域を確保する設計だ。英国クラシックの真髄を体現するブランドと言える。

マッキントッシュのステンカラーコートを探す

ステンカラーコート 選んで間違いないブランド2Aquascutum

1853年創業のアクアスキュータムは、ラテン語で“水の盾”を意味するブランド名が示す通り、防水技術のパイオニアとして知られる。英国紳士のための外套づくりを追求し、チャーチル元首相やエリザベス女王にも愛用されたブランドである。ステンカラーコートでは、肩線のない滑らかなシルエットと、比翼仕立てによる端正な前立てが特徴。裏地にはお馴染みのクラブチェックを配し、歩行時や風に翻った際に上品なアクセントを覗かせる。クラシックな設計ながら、現代のビジネススタイルにも自然に馴染む汎用性を備える。雨の日も晴れの日も気品を失わない英国伝統の一着だ。

アクアスキュータムのステンカラーコートを探す

ステンカラーコート 選んで間違いないブランド3BURBERRY

1879年に創業者トーマス・バーバリーが開発した「コットン・ギャバジン」は、通気性と防水性を両立した革命的素材として知られる。バーバリーはこの素材を用い、第一次大戦期のトレンチコートで世界的評価を確立したが、その原点にはステンカラー(バルマカーン)型のカーコートがある。なかでも「Camden」は、装飾を排したストレートシルエットが特徴で、英国コートの美学である“機能をデザインに昇華する”思想を体現している。ブランドを象徴するチェックライナーが控えめに覗くその佇まいは、流行を超えた永世定番だ。

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ステンカラーコート 選んで間違いないブランド4J.PRESS

1902年創業のアメリカントラディショナルを代表するブランド。アイビーリーグの文化を背景に持つ同ブランドは、英国的クラシシズムを米国の合理精神で再解釈してきた。ジェイプレスのステンカラーコートは、ラグランスリーブと比翼前立てを基本構造に、軍用素材のベンタイルを採用しているのが特徴だ。高密度に織られたコットンが水を含むと膨張し、自然に防水層を形成する仕組みは、現代のテクニカル素材に匹敵する機能性を誇る。経年とともに深まる風合いも魅力であり、着るほどに育つステンカラーコートと言える。

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ステンカラーコート 選んで間違いないブランド5BARBOUR

1894年創業のバブアーは、北海の荒天に耐えるためのオイルドジャケットで知られる英国ブランドである。ステンカラーコート型では、乗馬用コート「BURGHLEY(バーレー)」が代表的。防水・防風を目的としたワックスドコットン素材を用い、クラシックなラグランスリーブ構造を維持しながらも、オーバーサイズ気味の現代的シルエットに再設計されている。袖口やポケットの補強、スナップボタン仕様など、ワークウェア由来の堅牢さと上品さを兼ね備える。カントリーの実用とロンドンの洗練が同居する、“現代英国”を象徴する一着だ。

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ステンカラーコート 選んで間違いないブランド6SANYOCOAT

日本の気候と生活文化に最も適したコートづくりを行ってきた国産ブランドの雄、サンヨーコート。その象徴が、2013年に発表された「100年コート」である。国産の高密度ツイルやスーパー100’sウールを採用し、縫製から仕上げまでを自社一貫体制で行う。伝統的なバルマカーン構造を忠実に踏襲しつつ、日本人の体型に合わせた肩傾斜や着丈の黄金比を設定。ラグランの可動性と比翼前立ての端正さを兼ね備え、雨風への耐性とドレススタイルへの調和を高次元で実現している。英国の合理美を日本的精緻さで再構築した、現代日本を代表するステンカラーコートである。

サンヨーコートのステンカラーコートを探す

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