ライダースジャケット40代メンズ 着こなしのコツと伝えたい個人的見解

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ライダースジャケット40代メンズ 着こなしのコツと伝えたい個人的見解

ライダースジャケットと言えば、男服の永久の定番だ。アラフォー以上のメンズが年相応に格好良く着こなすなら、どんなライダースジャケットを選び、どのようにコーディネートするのが良いか?今回はアラフォーの筆者の個人的な見解と、着こなしのお手本として参考にしてほしい編集部が撮影したファッションスナップを紹介する。

【ライダースジャケット選びの個人的見解】40代以上のメンズは“本物のライダースジャケット”を手に取って、選定眼を磨いて欲しい!

ライダースジャケット定番のウェアだけに、ルイスレザーのようなゴリゴリの硬派ブランドやラグジュアリーブランドの高級品から、ファストファッションブランドの廉価品まで、幅広く展開されている。その他にも、モノ言うタイプのファッション好きからはディスられがちな、海外ブランドなのに海外では全くの無名、日本では人気海外ブランドとして認知され、かなり高額にも関わらず売れているブランドなども存在する。
あくまで私の見解だが、ライダースジャケットに関しては、正真正銘の本物を強く意識すべき(出来れば入手すべき)カテゴリだと考えている。例えば、ルイスレザーズの“ライトニング”と“サイクロン”、ジェームスグロースの“ニューマニラ”、バンソン レザーズの“モデルB”、ショットワンスターといった定番モデルは、高価だが名作として絶対に間違いがないのでぜひ有力候補にしてほしい。予算的に厳しい場合、妥協して中途半端なブランドに安易に手を出さずに予算が貯まるまで待つか、あるいは状態の良い名作モデルの中古品を探すのが個人的にはおすすめだ。

Lewis Leathers Lightning

RINKAN

筆者はルイスレザーズのライトニングを10年ほど前に購入したが、間違いなく一生モノとして使えると今でも実感している。裏原宿のとんちゃん通りにある“Lewis Leathers Tokyo”は、世界的に見ても屈指の品揃えを誇っているので、チャンスがあればぜひ足を運んでみてほしい。<Lewis Leathers TokyoのGoogleマップはこちら>

JAMES GROSE NEW MANILA JACKET

ARKnets

編集部 三井
もちろんサンローランなどのライダースジャケットに定評のあるハイブランドや、日本国内屈指の人気レザージャケットメーカーもありますが、一定以上の人気を獲得しているモデルは、色濃く本物からの影響を受けたモノが多いと言えます。どんなライダースジャケットを購入するにしても、ルイスレザーズやジェームスグロースのライダースの名作モデルを一度は手に取ってみて、それを基準にデザインの基本型、革の質や縫製の良し悪しや価格の納得感など、ライダースジャケットを見る眼を養うのがオススメです!

Saint Laurent MOTORCYCLE JACKET

FARFETCH

編集部 三井
革の鞣し方などの知識を蓄えるのも一興ですが、そんなことよりも本物に触れてしまうのが一番だと思います。「東京カレンダーとか食べログで一所懸命に調べた鮨屋の数々を巡る前に、黙ってすきやばし次郎の本店に一度行って来い!話はそれからだ!」とグルメな友人に熱血指導されたことが、なんとなく思い出されます。多くの場合、高額な買い物になるので、読者の皆様各々が納得できるライダースジャケットに出会えることを切に願っています。

Schott 613US ONE STAR RIDERS

ZOZOTOWN

40代メンズのレザージャケット着こなしのポイントは“大人っぽさ”、”清潔感”、“洗練”の3つ!

硬派なバイカースタイルやコテコテのアメカジスタイルは、もちろんスタイルとして確立されたものなので、その手のスタイルが好きな方はぜひその道を突き進んでもらいたい。そうではない方向性で40代のメンズが格好良く、ライダースジャケットを着こなすなら、ポイントは「“大人っぽさ”につながるキレイめウェアとの合わせ」「“清潔感&若々しさ”につながる白アイテムの取り入れ」「“洗練”につながる控えめな色数」にあると思う。続いてはそれらをクリアした着こなし事例を紹介する。

40代メンズのレザージャケット着こなしのお手本①「スリム体型ならシングルのライダースを細身のシルエットで着こなすのもよく似合う」

なんと言ってもシングルのライダースジャケットの利点は、ミニマルでシュッとした印象だ。下のスナップの男性のように、長身スリムな男性に非常によく似合う。こなれた感じが漂うダブルジップの開け方も参考になる。足元には、極めてミニマルなコート系の白スニーカーをセット、品の良いスタイルが成立している。

40代メンズのレザージャケット着こなしのお手本②「ガッチリ体型にはダブルを推薦。キレイめアイテムをプラスしてイカつさを上手に緩和。」

ガッチリ体型の男性がダブルのライダースジャケットをコワモテ路線で着こなす。それはそれで非常にスタイルとしてはアリだが、40代ともなれば時にはいかつさを上手に緩和し、印象をコントロールする術もおさえておきたい。下のスナップの男性は190cm超えの長身で、髪型はがっつりバーバースタイル、髭もたくわえているが、ブルーのストールとスラックス、革靴を組み合わせることでコワモテ感が軽減されている。

40代メンズのレザージャケット着こなしのお手本③「ドローコードパンツにスニーカーを合わせて若々しいスポーツミックススタイルに」

ライダースジャケットと白Tシャツの合わせは王道中の王道で、間違いなく好相性。下のスナップの男性が、そこに合わせたのが、ドローコード付きのグレーパンツとレザースニーカーだ。これにより、アクティブで若々しさあふれるスポーツミックススタイルが完成。40代以降のメンズが、フレッシュな感じを出すなら、“スポーツテイストの意識”が、有効な一手となるだろう。

40代メンズのレザージャケット着こなしのお手本④「テーラードジャケットをライダースにチェンジしたドレスライクな着こなしでイケオジ感を演出」

ヨーロッパ的なイケオジ感を演出するなら、スラックスにタッセルローファー、ハイゲージニットといったドレス感のあるアイテムにライダースジャケットを合わせた着こなしはいかがだろうか。まさに普通だったらテーラードジャケットを合わせるところ、それをライダースジャケットにチェンジする感覚だ。ブルー系のアイテムを選ぶことで、ほんのりとイカつさが軽減され、エレガントな印象が高まる。

40代メンズのレザージャケット着こなしのお手本⑤「厚手のタートルネックセーターを合わせて真冬にも対応!」

高額なライダースジャケットを購入したら、出来るだけロングシーズンに渡って活用したいものだ。そんな時にぜひ参考にしていただきたいのが、厚手のタートルネックニットの合わせ。ライダースジャケット購入の際に、できれば厚手ニットを着込める余裕があるのを確かめておくことを推奨したい。

40代メンズのレザージャケット着こなしのお手本⑥「渋さを追求するならオールブラックコーデもアリ。抜け感出すなら白をチラ見せするのも◎」

大人ならではの渋さを打ち出すなら、思い切ってオールブラックでスタイリング。さらに色気を演出するなら、ポマードやグリースでウェットな質感のヘアセットが良い。全身黒で重すぎると感じたら、インナーの白Tシャツを裾や首元からチラ見せするなど、アクセントカラーとして明るい色味を差し込んでみてほしい。

40代メンズのレザージャケット着こなしのお手本⑦「品の良さや優しさを演出するならドレスシャツ✖️ニットや、メガネの取り入れが効果的」

持ち前の雰囲気がちょっと怖そうで、図らずも威圧感が出てしまうような男性なら、時には優しそうなイメージを演出したいと思うこともあるかもしれない。そんな時に有効なのが、名優ダニエル・クレイグ氏も、時折取り入れているドレスシャツにクルーネックニットを重ねるテクニックだ。さらに、メガネを取り入れることで優しげで品のある印象が高まる。

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