バーガンディとは?色の特徴と名前の由来を解説!

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バーガンディとは?色の特徴と名前の由来を解説!

レッドやブルー、イエローなどの基本色の他にも、微妙な色味の違いで無数にカテゴライズされる「色」。なんとなくの色味は分かっていても、具体的にどんな色なのか、どんな定義によって決められているのかまでは把握できているという方は多くないだろう。今回焦点を当てたバーガンディもそのひとつだが、この色はファッションカラーとして採用されることが多いためぜひ正体を知っておきたいところ。

バーガンディとは

ファッションアイテムのカラーカテゴリとしてしばしば見かける「バーガンディ」。これは端的に言うとワインレッドの一種であり、そこまでは認識しているという方も多いだろう。これを具体的に掘り下げると、厳密にはいわゆるワインレッドよりも暗いトーンで、紫色がかった渋みのある色調が特徴だ。JIS(日本産業規格)では、“ごく暗い紫みの赤”と表現されている。

バーガンディの服を探す

名前の意味は?日本名にすると?

バーガンディという色の名前の由来は、フランスのワインの名産地であるブルゴーニュを英名に翻訳したもの。つまり、バーガンディとはフランスのブルゴーニュ地方で作られるワインの色味から名付けられた名前だ。和名を持つ色で例えるなら「臙脂(えんじ)色」が一番近いとされているが、やはり正式な色調を比べてみると微妙に違うため、強いていうなら前述の“ごく暗い紫みの赤”となる。

よく比較されるバーガンディとボルドーとの違いは?

ワインレッドやバーガンディ似た色としてボルドーが挙げられることも多いが、これも類似別色として定義されている。ボルドーもワインの名産地であるフランスの地名だが、こちらは茶色がかった色味が特徴で、バーガンディよりも若干赤みが強い印象。ただ、並列で比べて分かるレベルの違いなので、実際に服の色として見る際はどちらの色が採用されていても大差はないというのが正直なところである。
下のカラーパレットで見るなら、ボルドーは「Maroon」がほぼ同じ色として扱われており、バーガンディ(Burgundy)との色調を比べるならこの2つを見ると分かりやすい。

 

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