1990年代に誕生してから現在も人気を誇るリーボックの看板モデル「インスタポンプフューリー」。90年代のスニーカーブームを席巻したモデルの一つとして知られ、革新的な機構や独自性の高いデザイン性が評価されているスニーカーだ。今回はそんな「インスタポンプフューリー」を使ったメンズコーデ事例を紹介!
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インスタポンプフューリーとは?
「Instapump Fury(インスタポンプフューリー)」とは、リーボックを代表するハイテクスニーカーの一つだ。1994年にランニングシューズとしてリリースされ、アイスランドの歌手であるビョークが雑誌の表紙で履くなどして、スニーカーブームの渦中の存在に。そのブーム以降も安定した人気を誇り、これまで数多くのブランドやショップ、アーティスト、アニメキャラクターなどとコラボを重ねてきた。そして現在ではアップデートモデルなども多く展開されている。
インスタポンプフューリーの大きな特徴は3つ!
①「押すだけでフィット感を調節できるポンプテクノロジー」
ポンプフューリーの最大の特徴であり、モデル名の由来にもなっているのが「ザ ポンプ テクノロジー」だ。これはアッパー部分についたボタンを押すことで空気が注入される仕組みになっており、何度も押すことで足にフィットさせられる。そして脱ぐ際にはポンプの脇にある突起を押し込むだけで空気を抜くことが可能。この近未来的な仕様によって今もなおファンを獲得し続けている。
②「ハニカム構造を採用したクッションソール」
ポンプフューリーは単にフィット性が良いだけにあらず。足取りをサポートするソール部分にもこだわっている。ソールにはハニカム構造の衝撃吸収素材「HEXALITE(ヘキサライト)」を採用しており、優れたクッション性と柔らかな履き心地を実現。ソールの厚みは約3.5cmとボリューミーで、身長を盛るにもうってつけ。それでいて軽量なのが嬉しい限りだ。
③「重心移動をスムーズにするスプリットソール」
スプリットソールとは、ソールが前後で分かれたデザインのこと。踵着地に適したソールデザインで、体重移動をスムーズにできるという利点を持つ。また、それによりシューズの反発力を生かしやすくなっており、足を自然と前へ前へと進ませてくれる。このデザインは、今でこそ当たり前のように様々なスニーカーに採用されているが、ポンプフューリーの誕生当時はソールを分割する構造は技術的な難度が高いことから、採用しているモデルは極めて少なかった。そういった背景も含めて、スプリットソールはポンプフューリーを象徴するディテールの一つと言えるだろう。
インスタポンプフューリーについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェック!↓
インスタポンプフューリーの人気カラーはこれだ!
①「シトロン」
ポンプフューリーといえばコレ!と言えるカラーリングがイエロー×レッドの「シトロン」だ。ファーストカラーとも呼ばれているこの配色は、フットウェアデザイナーのスティーブン・スミス氏が考案したもの。社内からは奇抜すぎると反対されていたが、それを押し切る形で発売し、大ブレイクを果たした。
②「サックス」
シトロンの次にリリースされた「サックス」も人気のモデル。リーボックの営業・マーケティング部が考えたカラーリングで、サックスブルー、ブラック、シルバーグレーの3色が使われている。メンズのベーシックカラーと近い配色ゆえ、普段使いしやすいのは間違いないだろう。
③「トリコロール」
オリジナルカラー第4弾として発売された「トリコロール」。ブラックカラーをベースに赤、青、白を組み合わせた爽やかなカラーリングが特徴だ。2019年には発売25周年を記念して完全復刻。発売当時はもちろん、現在も非常に人気のカラーだ。
インスタポンプフューリーのサイズ選びのポイントは?
ポンプフューリーはポンプテクノロジーを採用している代わりに、シューレースを排除している。一般的な靴であればそのシューレースの締め具合で甲の高さを調節できるが、ポンプフューリーの場合は空気を注入して足にフィットするようには出来ても、緩めることは出来ないので足の甲が窮屈に感じることがある。そのため、基本的には普段履いているサイズより0.5サイズアップがおすすめ。もし分厚めの靴下などを履く想定なら1サイズアップが良いだろう。
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