ここ数年、名だたるウォッチブランドもこぞって提案し続ける時計のカラーとして「グリーン」がトレンドの最前線を張っていることをご存知だろうか?2022年3月に開催された時計業界最大級の新作見本市であるウォッチ&ワンダー ジュネーブでは、時計ファンの間でひときわ大きな話題をさらったモデルにもグリーンが採用されていたりと、その勢いは増すばかりだ。そんな世界中で熱視線を浴びるグリーンウォッチ、手に入れるだけで満足するのではなく、せっかくなら巧妙にコーディネートへ取り入れたい。今回は、グリーンウォッチのコーディネート術を旬なモデルとともに紹介!
グリーンウォッチのコーデ術①「王道は時計と服をリンクさせた色遊び!」
グリーンは時計に限らずウェアアイテムやシューズ全般でも人気を集めているイマが旬のカラー。そこで、トレンドを意識したコーディネートとして“グリーン”というテーマを立てるならば、やはり時計と服の色味をリンクさせるのが王道だろう。そんな色合わせを実践するなら、ダイアルいっぱいにグリーンが広がったモデルを選ぶのが吉。グリーンのアイテムが呼応しあうことでコーディネートに統一感が生まれ、ご覧のようにトレンドカラーが主役のモダンなルックスに仕上がる。ケースやブレスがブラックの場合は他アイテムをモノトーンで揃えると、締まり良いクールな装いに。
エンポリオ アルマーニの時計 5万2800円、ジャケット 7万3700円、Tシャツ 1万5400円、パンツ 3万6300円、ネックレス 2万3100円、ブレスレット 2万3100円 (以上 ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070)
存在感あるグリーンウォッチの好例はこんなデザイン!深いグリーンとブラックのコントラストが時計を際立たせる
こちらのコーディネートで装着しているのは、クロノグラフとタキメーターを搭載したスポーティーなデザインが特徴のグリーンウォッチ。43mm径のマットブラックケースで囲われたダイアルが印象的なコントラストを生み出し、深いグリーンの存在感を高めた逸品だ。服とリンクさせたカラーリングを実践するなら、こんな立体的で目に付くモデルを選ぶのがおすすめ。
グリーンウォッチのコーデ術②「差し色として使用したインダイアルのグリーンを淡いカラーのアクセントとして活用」
①と同じく時計のパーツと服の色味を合わせた着こなしで、グリーンの役割を変えた事例をもうひとつ。こちらの時計はグリーンを差し色にしつつ、針とインデックスはアイシーブルーで統一。それらにウェアアイテムからネックレスのモチーフまで、淡いブルーを主軸にしたコーデをリンクさせることで、インダイアルのグリーンがアクセントとして機能している。この2つの色は色彩学に基づいたカラーパレットにおいて隣り合う色同士であるため、アクセントカラーでありながらも目立ちすぎることなくよく馴染む。ブルーとグリーンの相性バッチリなカラーコンビネーションは次のディテールで詳しくチェック!
エンポリオ アルマーニの時計 5万2800円、ジャケット 6万6000円、Tシャツ 1万9800円、パンツ 6万6000円、ネックレス 1万9250円 (以上 ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070)
服との色合わせをブルーorグリーンの2パターンでローテーションできる飽きのこないカラーリングがグッド
針やインデックスに採用されたアイシーブルーとインダイアルのグリーンによるコンビネーションで、爽快感のある夏らしいスタイルが完成。2色のアクセントカラーが入っているため、上のコーディネートとは反対に、グリーンを服と合わせてアイシーブルーのパーツをアクセント使いするのもアリだ。こんなデザインなら時計×服の色合わせを、2パターンのローテーションで飽きずに楽しめるはず。フェイスに淡い色をふんだんに使っていても時計全体のデザインが軽くなりすぎていないのは、ケースとブレスで重厚なガンメタルカラーを基調としているから。
グリーンウォッチのコーデ術③「モノトーンスタイルのスパイス役に抜擢!」
グリーンは存在感バツグンな三原色のうちのひとつなだけあって、着こなしのスパイス役として使うにはうってつけ。それもブラックやホワイトなど無彩色のアイテムを組み合わせたモノトーンコーデならなおさらで、逐一説明しなくても分かるほどの一目瞭然な効果を発揮する。さらにネックレスやブレスレットなどジュエリー類もモノトーン系でまとめると、時計の色味がより引き立ち、着こなしに統一感が生まれ洗練された印象に。せっかくのグリーンウォッチを大いに目立たせるなら、こんなコーデ組みでその旬な色味を存分に味わってみてほしい。
エンポリオ アルマーニの時計 5万2800円、ジャケット 9万2400円、カットソー 2万6400円、バックパック 4万1800円、ネックレス 2万350円、ブレスレット 1万7600円 (以上 ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070)
モノトーンコーデへのスパイス効果をグンと高める大きめ設計のケースデザイン
モノトーンコーデのスパイスとして使用したこちらのグリーンウォッチは、ケース径が46mmとやや大ぶりなフォルムが特徴。コーディネートで唯一のカラーアイテムとして使うなら、これぐらいのインパクト強めな大きさのモデルを選ぶのがおすすめだ。
グリーンウォッチのコーデ術④「スーツには小面積の差し色がちょうどいい。」
旬なグリーンウォッチはオフシーンだけでなく、オンシーンのスーツスタイルにも積極的に取り入れていきたい。とくれば、レザーストラップが採用された上品なムード漂う時計をチョイスするのがベターだ。そして時計をスーツの引き立て役として考えるなら、コーディネートの中で目立ちすぎないように、フェイスデザインはグリーンが差し色使いされたものが好ましい。その2点を鑑みたときに導き出せる有力候補が、3つ目のインダイアルでグリーンを差した時計だ。グリーンのインダイアルが確かな存在感を示しながらも決して主張しすぎず、コーディネートを洒脱に仕上げる“いぶし銀”のピースとして機能する。グリーンの色味は、スーツスタイルの腕元をビターに引き締める深いトーンが◎
エンポリオ アルマーニの時計 4万1250円、ジャケット 11万8800円、ポロシャツ 3万8500円、パンツ 5万7200円 (以上 ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070)
サンレイダイアルと深いグリーンのインダイアルが、スーツスタイルにふさわしいエレガンスを醸し出す
上のスーツコーデの腕元を引き締めるのは、見る角度によって表情が変化するシルバーのサンレイダイアルとグリーンのインダイアルがエレガントなムードを醸し出す逸品。ケースはエッジの効いたシャープなフォルムで、これが精悍なスーツスタイルとの相性の良さをより高めている。ちなみにストラップに使われているレザーは、レザーワーキンググループ(皮革産業の環境コンプライアンスとパフォーマンスを評価する国際組織)の認証を受けた、環境に配慮して作られたレザー素材だ。
エンポリオ アルマーニが放つ最新ウォッチコレクションなら、旬なグリーンウォッチを多彩にコーディネート可能!
ここまでのコーディネートで使用した旬なグリーンの時計は、全てエンポリオ アルマーニの最新ウォッチコレクションからピックアップしたもの。グリーンを全面に押し出したモデルから、ディテールで魅せるモデルまで、グリーンウォッチだけでも豊富に揃うラインナップで多彩なコーディネートを作ることが可能だ。今回紹介したグリーンウォッチの他にも、アルマーニのエレガンスを感じられるダイバーズウォッチやスケルトンウォッチなど、多彩なモデルが展開されているため、ぜひ一度公式オンラインストアをチェックしてみてはいかがだろうか。
フォッシルジャパン:03-5992-4611
ジョルジオ アルマーニ ジャパン:03-6274-7070
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