Tシャツやスニーカーなどでは定番の“白”、パンツで取り入れるとなると途端にハードルに高さを感じてしまうという方は多いのではないだろうか?そんな白パンツも着こなしのコツや成功パターンを自分のものにしてしまえば、ボトムス選びが楽しくなりコーディネートの幅が格段に広がるはず。
スポンサーリンク
白パンツの扱いをモノにすれば、コーディネートの引き出しが確実に増える!
白パンツにハードルの高さを感じているという方は、おそらく普段ブラックやネイビー、グレーなどの落ち着いたベーシックカラーのボトムスを選ぶ傾向があるのでは?察するに、トップスと比べるとボトムスは手持ちのアイテム数が少ないという方は多いはずなので、どうしても少ない中で着回しのきくアイテムを選びがちなのではないだろうか。白パンツは一度しっくりくる“勝ちパターン”を身につけてしまえば、スタイリングの幅をグッと拡大できるため、苦手意識を克服して積極的に取り入れていくことを勧めたい。そこで、白パンツをワードローブの一軍に迎え入れるべく、着こなしの注意点と今日から試せる最低限のコツを紹介!
白パンツを穿くにあたって気をつけるべきポイントは?
白パンツの注意ポイント①「まずはここだけ気をつければOK!だらしなく見えたり恥をかかないようにするには?」
白のウェアアイテムにありがちなのが“透け”問題。Tシャツなどで肌が透けることを気にして、生地選びは慎重に行うという方も多いだろう。それと同じで白パンツも透けを気にする必要がある。ここで気にするべきは肌の透けではなく、アンダーウェアの透け。白は他の色を透過しやすい性質を持っているため、色が濃いアンダーウェアの上に生地が薄めの白パンツを穿くとほぼ間違いなく透けてしまう。なので、対策としては生地が厚手でしっかりした白パンツを選ぶか、もしくはアンダーウェアを同系色で揃えて透けを目立たなくさせるか。これを徹底して透け問題を解消すれば、白パンツ コーデがだらしなく見えたり恥をかく心配はなくなるだろう。
白パンツの注意ポイント②「日頃のケアを怠らずに!白スニーカーなどと同様の点に気をまわす」
白パンツにおけるもうひとつの注意点が“汚れやすい”ということ。至極当たり前のことなのだが、この問題に対して意識が低いと、知らぬ間についた汚れを放置して恥をかくことに。多くの男性が鉄板アイテムとして愛用する白スニーカーや白Tシャツなども汚れがつきやすいが、きっと誰もがその点については気をつかっているはず。白パンツだからといって何も難しく考える必要はなく、それと同じ意識を持てば良いだけだ。日頃のケアとしては、少しでも汚れが目に着いたら洗濯したりクリーニングに出すこと、そして雨の日やアウトドアシーンではなるべく穿かないようにするなどを気をつければOK。特に自分では気づきにくい裾の部分は、汚れがついていないかこまめにチェックしよう。ただし洗い過ぎは服の寿命を縮めることになるため、ほどほどに!
白パンツ コーデへの苦手意識を取り除く基本テクニック
白パンツ メンズコーデの基本テクニック①「手っ取り早くモノにするならコントラストを意識!普段の着こなしをひっくり返して考える」
白パンツ コーデはどう手をつけたら良いか迷う…という方は、まずコントラストを意識してみることが近道だ。コーディネートをひっくり返して考えてみると、白Tシャツを無難に着こなすなら黒パンツなどのダークトーンのボトムスを合わせてメリハリの効いた色合わせを選ぶはず。これと一緒で、白パンツも黒をはじめとしたトップスと合わせればそれだけしっくりと着こなしがまとまる。ネイビーやブラウン系のトップスとも相性が良いが、“統一感”という視点で考えると、黒のトップスでモノトーンコーデにまとめるのが手っ取り早く白パンツを攻略する手立てと言えるだろう。その場合、シューズは同じくモノトーンで揃えるも良いし、色モノを取り入れてアクセントをプラスしても問題ナシだ。
白パンツ メンズコーデの基本テクニック②「着こなしを色のグラデーションでまとめる」
コントラストを効かせた着こなしの次に選択肢として挙げるのであれば、グラデーションでまとめた着こなしも基本的なテクニックなひとつ。ただし、白の場合はモノトーンの一番明るい色が着こなしの中央にくるため、インナーやシューズ、小物などでダークトーンのものを取り入れてしっかりと印象を引き締めることが重要だ。例えば、ベージュのジャケットに白パンツを合わせて淡いグラデーションを作った場合、黒の革靴を合わせたり黒のバッグを持ったりと、ポイントで収縮色のアイテムを選ぶことを忘れずに。もちろん全体を白やベージュだけで統一したトーンオントーンコーデもおしゃれだが、上級テクニックなので白パンツの扱いに慣れてからチャレンジしていこう。
白パンツの選び方は?
白パンツは、シルエットや素材感の違いでコーディネートに使いやすいかどうかも変わってくる。例えばセンタークリースが入った細身のスラックスタイプは、白パンツを使ったジャケパンスタイルには使いやすいが、その他の点では使い勝手が良いとは言い難い。反対にゆったりとしたシルエットのペインターパンツタイプやイージーパンツなどであれば、カジュアルコーデに使いやすいのはもちろんのこと、テーラードジャケットなどに合わせてもハズしとしてマッチすることも。また、白パンツは先入観でキザな印象を持たれやすいこともあるため、そういった視点でも後者のエフォートレスな白パンツはそんな印象を回避しやすく使い勝手が良いと言えるかもしれない。
また、白パンツの中でも微妙な色味の違いがあり、そこに着目するのもひとつの選び方。主に分けるのであれば、純白(ピュアホワイト)の白パンツと生成り色(オフホワイト)の白パンツだ。どちらかといえば後者の生成り色の方が合わせやすいため、まずはここからチャレンジしてみるのがおすすめ。
【関連記事】白パンツの着こなし事例を見たい方は↓の記事をチェック!