アスレジャー人気によってスウェットパンツやトラックパンツとともに一躍脚光を浴び、街穿きできるボトムスとして定番化したジョガーパンツ。スポーティーなルックスと快適な履き心地でハズしのアイテムとしても人気だが、うっかりすると部屋着のように見えてしまうため40代の大人メンズはあくまでもタウンユース、おしゃれ着に見えるようスマートな着こなしとスタイリングで差をつけたい。今回はジョガーパンツコーデに着目し、40代前後のメンズが参考にしたい着こなしのコツとおすすめアイテムを紹介!
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ジョガーパンツとは?
ジョガーパンツ(jogger pants)とは上部がもっとも幅が広く、リブやエラスティックバンド(ゴム)が施された裾に向かって細くなるテーパードシルエットのアスレチックウェアだ。フランスのアパレルデザイナーでありスポーツウェアブランド「Le Coq Sportif」の創設者であるエミール・キャミュゼによって1920年に開発され、それ以来綿、フリース、ポリエステルなど様々な種類の素材によってスタイルと形が進化した。欧米では一般的に“ジョガーズ(joggaers)”の名称で親しまれ、ランナーが着用するパンツを指していたが、昨今では街着としてのステータスを確立。昨今のアスレジャーブームによって、スウェットパンツやトラックパンツとともにおしゃれ着としての市民権を獲得した。
40代のメンズが選ぶべきジョガーパンツとは?
40代のメンズがジョガーパンツをコーディネートに取り入れるには、野暮ったく見えることのない街着にふさわしいアイテムを選ぶこと。快適な穿き心地を優先してハズしを意識しすぎると、いかにも部屋着っぽいルックスとなり大人っぽさが損なわれだらしなく見えかねない。シルエットは脚のラインを拾いすぎないすっきりとしたテーパードで、ダボッとしたり生地がもたついてもっさり見えないことが肝心で、8〜9分丈ぐらいのくるぶしがすっきり見える丈感がベスト。リブやエラスティックバンド(ゴム)が施された裾の上にタマリができるともたついた印象となるため、適度に足首が露出する丈感ですっきりとした清潔感のある足元を演出することが望ましい。さらに素材や色に関しても、ジャージーやスウェットなどのベーシックな素材を軸に、悪目立ちするような奇抜な色柄を避け、ソリッドでスタイリッシュな黒やグレー、ネイビーをチョイスするのがおすすめだ。
ジョガーパンツコーデで失敗しないために40代メンズが押さえておくべきポイントは?
40代のメンズがジョガーパンツコーデを成功に導くには、キレイめアイテムや他所行きアイテム、キチンと感のあるアイテムを取り入れて部屋着っぽさを払拭することが重要だ。シュッとしたキレイめなスタイリングにまとめるならオーバーコートやテーラードジャケットを合わせ、カジュアルにまとめるならマウンテンパーカーやダウンジャケット、デニムジャケットをコーディネートするのがおすすめ。軽やかなアスレジャースタイルやスポーツミックスを表現するなら、パーカーを組み込んだレイヤードでスポーティーな着こなしを表現するのも良いだろう。さらにノームコアっぽい着こなしやアメカジっぽい雰囲気を狙うなら、ネルシャツやチェックシャツをサラリと羽織るのも◎
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