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センタークリースを保つための日々のお手入れ③「正しいアイロンがけの方法をおさえる」
なんといっても完璧なクリースを保つためにはアイロンが欠かせない。ジャケットのアイロンがけは素人にとっては非常に難しいが、スラックスのアイロンがけについてはポイントさえおさえてしまえばとても簡単なのでぜひマスターするのがオススメだ。ここでは動画による解説を交えながら、自宅で簡単に実践できるセンタークリースの付け方をポイントごとに紹介!
ポイント①「シーム(縫い目)を合わせてセンタークリースの位置を決める」
アイロンする前に重要なのはセンタークリースの位置決めだ。センタークリースが完全に消えていたとしても、縫い合わせ同士をあわせたポイントで折ることで、センタークリースの正しい位置を知ることができる。裾と穿き込み口の両サイドで合わせるようにするのがポイント。
ポイント②「アイロンはすべらせない」
意外とやってしまいがちなのがきっちりとしたセンタークリースをつけようとするあまり、生地にアイロンを強く押し当てて、アイロンを繰り返し滑らすという行為。しかし、これをやってしまうと不要な摩擦が加わり、生地の痛みによってテカりが生じてしまう原因になることも。生地に対して垂直方向にアイロン面を押し当てることを意識するのがポイント。高番手の(繊維が細い)繊細な生地に対しては、当て布をするとベターだ。ちなみに当て布はハンカチなどでOK。適宜スチームを使いながらプレスしていこう。
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