男性の間でも注目度が上がってきた日焼け止め。とはいっても一年中デイリーで使うという方はまだ少ないはず。男性に多いのが、夏のレジャー用に買って使い切らずにそのまま保管しているというパターンだ。
日焼け止めの使い方の基本的な考え①未開封の日焼け止めの使用期限はおおよそ3年
化粧水や乳液と同じく、日焼け止めにももちろん使用期限があり、基本的には製造から約3年が使用期限として設定されていることが多い。パッケージに期限となる日付が記載されているため、これを確認して参考にしよう。ちなみに、楽天やAmazonなどで定価よりも安く売られていたりするが、これは使用期限日が近づいた少し古いものなどが出品されていることがあるため、最新のものが欲しい場合は公式ECサイトや薬局で購入すると良い。
日焼け止めの使い方の基本的な考え②開封後は1年以内を目安に使い切るのが基本!
日焼け止めの使い切り目安は基本的に1年程度とされている。女性の場合、季節に関わらず使用する人が多いため、1年と経たずに使い切ってしまうことも珍しくないが、男性の場合は夏のレジャー用に日焼け止めを買う人が多いため、夏に数回使って余ることも。使用期限が残っていれば翌年の夏に使っても特に問題はないが、開封後は少なからず劣化してしまうため、1年以内に使い切った方が良いということを念頭に置いておこう。
日焼け止めの使い方の基本的な考え③劣化するとテクスチャや色、香りに変化アリ。古い日焼け止めは使用リスクも
開封後の日焼け止めは少しづつ劣化していき、保管期間が1年以上にもなると様々な変化が出てくる。分かりやすいところでは、テクスチャの伸びが悪くなったり、液体が変色したり、香りに変化があったり。成分によっては油分と水分が分離して日焼け止めに必要な成分にムラが出たりするため、この場合は使うのを控えた方が良いだろう。スプレータイプ以外の日焼け止めは出し口が肌に触れることで雑菌が中に入ることもあるため、これが繁殖すると肌荒れの原因になる可能性も否めない。また、日焼け止めの効果も開封から時間が経つにつれ、新品と比べると少しづつ弱まっていくため、劣化したものはなるべく使わず、確実に日焼けを防止したい場合は新しいものを用意するようにしたい。
日焼け止めの使い方の基本的な考え④使い切れずに残った日焼け止めは直射日光を避けた常温の室内で保管する
前述の通り、日焼け止めはワンシーズンで使い切るのが基本だが、どうしても残ってしまうこともあるはず。秋や冬に使えば良いが、翌年の夏まで保管する場合は次の保管方法を覚えておくと良い。直射日光が当たる場所や、室温が高い場所で保管すると日焼け止めが酸化しやすくなり、紫外線防止効果が弱まってしまうため、常温で直射日光が当たらない室内で保管するのがおすすめだ。また、容器の密閉性を確保することも重要。キャップを確実に閉めることはもちろんだが、出し口に付着した液体は空気に触れたり肌に触れているため、ここから劣化が進行していく。しばらく使わない場合は出し口部分をティッシュなどでキレイに拭き取って保管しよう。