本格靴の標準仕様、グッドイヤーウェルト製法の革靴特集

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グッドイヤーウェルト製法の特徴③「歩行に振り子のような動きを与える”重さ”」

ウェルトや詰め物によって分厚いソールを持つグッドイヤーウェルト製法の革靴は、マッケイやセメント式の革靴と比べると明らかに”重い”。これは一見するとデメリットのようにも考えられるが、むしろ逆。程よい重量を持つことで、靴は振り子の重りのような役割を果たし、足を自然に前へ前へと送り出すのだ。コルクがもたらすフィッティングとともに、グッドイヤーウェルト製法が最も長時間歩行に適していると言われる由縁がこの”重さ”である。

 

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グッドイヤーウェルト製法の特徴④「ソール交換修理が可能だから長く履ける!」

ウェルトを介在しているため、直接縫合されていないアッパーとアウトソール。これによりグッドイヤーウェルト製法の革靴はソールの取り外しが容易で、ソールが磨り減った場合は靴底全体を新たなものに付け替える修理が可能だ。「オールソール交換」と呼ばれるこの修理によって、アッパーの手入れさえ怠らなければ一足の革靴を半永久的に愛用できる。製造コストが高いグッドイヤーウェルト製法の革靴はセメント式の革靴と比べると明らかに値段が張るが、長期的な視点で考えると実は前者のほうがコストパフォーマンスに優れているという声も。

グッドイヤーウェルト製法の特徴⑤「張り出したコバ」

製造工程上の都合から「コバ(靴底前半分のエッジ部分)」が張り出しているのがグッドイヤーウェルト製法の外見上の特徴。革靴に少しでも関心を持つ人であれば、張り出したコバによってひと目でグッドイヤーウェルト製法の革靴であると見分けがつくため、一種の”高級靴の証明”とも考えられる。

Church’sの“SHANNON”

一方、個人の趣向によってはあまりに仰々しいコバは美しくないという考えもあり、ハイブランドのモデルの中には”張り出しを控え目にしたコバ”のグッドイヤーウェルト製法靴を展開。高い技術力がないとコバの張り出しを抑えることはできないことから、グッドイヤーウェルト製法のなかでも特に上位に位置付けされる仕様と言われている。

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