無駄を省いたミニマルデザインとレトロな顔立ちで人気を集めるナイキの「WAFFLE TRAINER(ワッフルトレーナー)」。今回は、そんなナイキの名作にフォーカスし、ロングセラーモデルとなった理由が詰まったスニーカーの特徴に触れ、おすすめのモデルをピックアップ!
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世界的スポーツブランド「NIKE(ナイキ)」の歩み
ナイキは創業当社からナイキとして生まれたわけでなく、1964年にアメリカ オレゴン州立大学の陸上中距離ランナーであったフィル・ナイトと、そのコーチであったビル・バウワーマンによって設立されたブルーリボンスポーツ社が始まり。その頃は日本のオニツカタイガーの輸入販売店であったが、事業が成功したことをきっかけに自身の手でデザイン、生産・販売することに舵を切り、ナイキが誕生した。ナイキという名前は、ギリシャ神話の勝利の女神“ニケ”からとったもの。ワッフルソールやナイキエアなどの革新的なテクノロジーを生み出し、さらにスケートボードやヒップホップなどのサブカルチャーとも強い結びつきを持つ、スポーツブランドの枠を超えた世界的スポーツブランドとして支持されている。
ナイキ「WAFFLE TRAINER(ワッフルトレーナー)」とは?
モデル名の通り、ワッフル製造機の型から作ったような凸凹とした「ワッフルソール」を備えているのが特徴。ジョギングブームが到来していた70年代当時のアメリカでトレーニングシューズとしてデビューを飾り、その斬新なデザインと軽量さから多くのアストリートから支持を獲得したモデルだ。ここからは、ランニングブームの波に乗って瞬く間に人気アイテムへと上り詰めたワッフルトレーナーが持つ魅力的な特徴に注目!
ナイキ ワッフルトレーナーの特徴①「優れたクッショニングとグリップ力を発揮するワッフルソール」
ワッフルトレーナーの最大の特徴といえるのが、アウトソールに採用された「ワッフルソール」。これは、ビル・バウワーマンがワッフル製造機からインスピレーションを受けて発明したもので、四角形の突起が並んだ規則的なトレッドパターンが、優れたクッショニングとグリップ力を発揮するもの。今やワッフルトレーナーだけでなく、人気の「エアマックス」シリーズにも採用されるなど、ナイキの歴史に刻まれるアイコニックなディテールのひとつとなっている。
ナイキ ワッフルトレーナーの特徴②「70年代当時のディテールを彷彿とさせるレトロなスウッシュデザイン」
最近のナイキのスニーカーと比べて大きく異なるのが、アイコンディテールであるサイドのスウッシュの大きさだ。70~80年代にかけては大きめのスウッシュが主流で、90年~00年代にかけてはスマートな印象の小さめスウッシュが主流。ワッフルトレーナーには、発売当時の70年代のナイキを彷彿とさせる大きめのスウッシュを配置している。ナイキの存在感を押し出すレトロな佇まいが、コーデにほどよいアクセントを加えるのに持ってこい。
ナイキ ワッフルトレーナーの特徴③「フォームが露出したユニークなシュータン」
ワッフルトレーナーを見た際にパッと目を引くのが、切りっぱなしのフォームが露出したシュータンだ。クラフト感漂うデザインに加えて柔らかな足当たりも実現し、歩行を快適に導く。
ナイキ ワッフルトレーナーの特徴④「キレイめなコーデにもハマるスタイリッシュなフォルム」
ワッフルトレーナーはスマートなフォルムを採用することで、キレイめなファッションにも馴染みやすい。無駄を省いたシンプルなデザインなので、ランニングスタイルにはもちろん、ジャケパンスタイルなどのハズしとしても重宝する。ナイキらしさは主張しつつ、すっきりとした足元に仕上げたいときに最適なスニーカーなのだ。
ナイキ ワッフルトレーナーの特徴⑤「ファッション性の高いカラーバリエーション」
ワッフルトレーナーがスポーツだけでなくファッションシーンからも支持される理由が、豊富なカラーバリエーションだ。汎用性の高いモノトーンなどのベーシックなカラーに加え、ビビッドなカラーを重ねた遊び心のあるカラーリングも多数ラインナップ。デザイン自体がシンプルなので、色使いが派手でもやりすぎ感が出ないのもワッフルトレーナーの魅力のひとつと言えるだろう。
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ナイキ「ワッフルトレーナー」のサイズ選びは?
ワッフルトレーナーは、快適なランニングをサポートするため足にぴったりとフィットするよう設計されている。発売当時のシルエットをそのまま継承しているので、最近のモデルでも他と比べて若干小さめのつくりが特徴。そのため、ややゆとりのある心地よいサイズ感をチョイスするならハーフサイズアップするのがベターだ。さらに快適な履き心地を望むのであれば、1サイズアップしてお気に入りのインソールを入れるという手もアリ。
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