世に多くの名作を放ち、今なお進化し続けるブランド「NIKE(ナイキ)」。同ブランドからは様々な人気モデルが発売されているが、中でも90年代に社会現象を巻き起こした「Air Max(エアマックス)」シリーズは、ナイキを語る上で外せないスニーカーのひとつだ。今回は、そのシリーズにおいて隠れた名作とされる「Air Max BW(エアマックス BW)」にフォーカスし、どのような魅力が隠されているのかを徹底解説!
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創設に日本が関係?知っておくべきNIKE(ナイキ)誕生秘話
世界のスポーツメーカーの中でも売上トップを走る「NIKE(ナイキ)」。バスケットボールの神様と崇められるマイケル・ジョーダンのシグネチャーモデル「エアジョーダン」や、社会現象にまでなった「エアマックス」など、多くの名作モデルを次々に生み出してきた。そんなナイキだが、創業当時は日本のブランド「Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)」現「ASICS(アシックス)」の輸入販売会社だったのをご存知だろうか。創業者のフィル・ナイトが神戸に訪れた際に出会ったオニツカタイガーの低価格・高品質に惹かれ、1962年にアメリカ販売権を取得。1964年にナイキの前身となるブルーリボンスポーツ社を立ち上げた。事業が波に乗り、自社のプロダクトを作ることになったタイミングで「ナイキ」を設立。そんなナイキが生み出すハイテクかつデザイン性のあるアイテムたちは、世界の人々を虜にし続けている。
社会現象にもなったナイキ Air Max(エアマックス)シリーズとは?
スニーカーフリークを始め、ファッションシーンでも注目を浴びるナイキ。そんなナイキの歴史の中で欠かせない存在と言えるのが、画期的なテクノロジーとクールなデザインを踏襲した「Air Max(エアマックス)」シリーズだ。1987年にデビューを飾ったエアマックスは、“ナイキエア”と呼ばれるソール部分にエアバッグを内臓。エアマックスは、その仕組みを可視化させた“ビジブルエア”を業界で初めて採用したモデルとして注目を浴びた。エアマックス1が登場した後、次々と新作を連発。日本でヴィンテージスニーカーブームが巻き起こっていた1995年に発売されたエアマックス95に関しては、日本への少量入荷、デザインの奇抜さが相まって“エアマックス狩り”という社会現象までをも巻き起こした。履き心地と独自のデザイン性を両立したエアマックスシリーズは、今なお不朽の名作として君臨している。
根強いファンを持つナイキ「Air Max BW(エアマックス BW)」
数々のモデルを世に送りだしてきたエアマックスシリーズ。その中でも1990年初頭のナイキ ランニングを代表するスニーカーが、今回フォーカスする「Air Max BW(エアマックス BW)」だ。1991年にデビューしたエアマックスBWは、エアマックスの4代目として登場。前作のエアマックス 1や、エアマックス ライト、エアマックス 90よりもビジブルエアのウィンドウが大きいことから“BIG WINDOW”の略称として“BW”という名称で定着。そのネーミングは後に公式で採用されることに。当時のマニアの間では、「エアマックス 4」という愛称でも親しまれていた。発売から30年が経った今でも、マニアを始め、次世代のスニーカーヘッズからも人気を誇っている。
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