誰もが認めるジャケット着こなしの上級者「ルカ・ルビナッチ」の注目コーデ事例にフォーカス!参考にしたい3のテクニックとは?

Share

サルトリア文化の原点と言える老舗テーラー“ルビナッチ”の3代目であり、トレンドに流されない独自のスタイルでPITTI UOMOでは異色の存在感を放つ洒落者「Luca Rubinacci(ルカ・ルビナッチ)」氏。イタリアクラシコ好きの間では知らない人がいないほどの有名人で、とりわけ彼のジャケットの着こなしは世界中のファッショニスタ・メディアから注目を集めるほどハイセンスだ。今回は「ルカ・ルビナッチ」にフォーカスして、魅力や注目の着こなし事例を紹介!

スポンサーリンク

「Luca Rubinacci(ルカ・ルビナッチ)」氏はナポリを代表するジャケット着こなしの達人!

個性的ながら決して奇抜な印象はなく、あくまでも上品なジェントルマンを思わせるジャケット・スーツ基軸の着こなしを体現する「Luca Rubinacci(ルカ・ルビナッチ)」氏。1981年にナポリで生まれ、現在は家業である名門サルト“ルビナッチ”のクリエイティブディレクターとして活動しており、ミラノのアトリエを任されている洒落者だ。ちなみにサルトの“ルビナッチ”は、1930年代に“ロンドンハウス”という名でルカ・ルビナッチ氏の祖父にあたるジェンナーロ・ルビナッチ氏がナポリに開業した伝説のサルトリア。1963年にサルト名を変更しており、1989年にミラノ、2005年にロンドンに支店をオープンしている。

幼少期から父親に連れられて稼業のサルトには頻繁に足を運んでいたというルカ・ルビナッチ氏。日頃からバックヤードにある生地をおもちゃ代わりに遊んだり、サルトに訪れる顧客を観察していたという。その後、18歳でロンドンに渡りサヴィル・ロウの有名な老舗テーラー”ハンツマン”や”キルガー”などで2年間ほど修行を積む。ナポリに戻ってからは、父親のマリアーノ・ルビナッチ氏のもとでナポリ流のテーラリングをはじめとしたあらゆる技術を徹底的に学んだ。以上の経歴からわかるように、テーラリングに関するあらゆる文化を経験したり技術を身につけてきたルカ・ルビナッチ氏。息を吸うようにスーツやジャケットを着こなすの彼のセンスがいかに洒脱で説得性をもつものなのかがわかる。

イタリアファッション界の重鎮的な存在からも厚い信頼を置かれているルカ・ルビナッチ氏

ハイセンスな彼が手掛けるサルトには、イタリアファッション界の大物と言える人物たちが頻繁に足を運ぶ。例えば、フィアット社の元会長の孫であり、イタリア・インディペンダントの会長を務める「Lapo El Kann(ラポ・エルカーン)」氏。店舗で話し合いをしている姿が、頻繁にパパラッチされている。他にも、Fortelaを手掛ける「Alessandro Scuarzi(アレッサンドロスクアルツィ)」氏も交流が深い。実際にアレッサンドロ氏のスーツを仕立てている動画がルカ・ルビナッチ氏のInstagramにアップされている。

2010年のGQ UKの「世界でもっともエレガントな男性10人」のランキングではジョージ・クルーニーを押さえ7位にランクインするほど、世界から評価されているルカ・ルビナッチ氏。彼のセンスが滲み出たコーディネートは参考になるポイントが実に多い。続いては、実際に彼の着こなし事例にフォーカスしながら参考にしたいテクニックをピックアップ紹介!

ルカ・ルビナッチ氏から学ぶ着こなしテク①「鮮やかな多色使い」

ルカ・ルビナッチ氏の着こなしはとにかく表情豊かだ。その理由は、多色使いにある。コーディネートに取り入れる色数は極力絞るのがお洒落なスタイリングを成功させるポイントと言われているなか、まるでそれに逆行するかのようなスタイリンで“お洒落”と認められているのは、氏の絶妙な配色センスがあるからに他ならない。例えばこちらのコーディネート。パープルのコートにネイビースーツを合わせ、マルチカラーのストールでスパイスをきかせた上級者の着こなしだ。多色使いながらチグハグ感が無いのは、随所でトーンに統一感を持たせているため。パープルからブルーに変色するようなグラデーションを意識したカラー配置も絶妙だ。

ルカ・ルビナッチ氏から学ぶ着こなしテク②「遊び心たっぷりなチーフ使い」

カラフルな柄物のチーフをスマートに取り入れるのも、ルカ・ルビナッチ氏ならではのスタイル。こちらのコーディネートでは、赤差しがきいたシルクチーフを取り入れることで、ニュートラルカラーリネンスーツのエレガントな雰囲気を底上げしている。こなれたデニムシャツのインナー使いも素敵だ。

ルカ・ルビナッチ氏から学ぶ着こなしテク③「ブレスのジャラ付け」

時計を付ける逆側の手首にブレスレットを重ね付け。ルカ・ルビナッチ氏のスタイリングは、小物にまで気が配られているから見ていて退屈しない。シンプルになりがちな夏コーデも、さりげない小物のギミックをきかせるだけで単調な印象を回避できることを教えてくれる。サスペンダーを取り入れたクラシックなスタイルと良い意味でギャップを生むバンドカラーシャツの絶妙な抜け感もナイスだ。ルカ・ルビナッチ氏は、ドレススタイルのカジュアル化がトレンドインするずっと前から、カジュアルダウンのMIXスタイリングを実践していたことでも知られている。

ルカ・ルビナッチ氏の有名なジャケット着こなしスタイルのひとつ「ダブルブレストのボタン下ひとつ掛け」も見逃せない!

ルカ・ルビナッチ氏ならではのジャケットスタイルの着こなしテクとして知られる「ダブルブレストのボタン下ひとつ掛け」。ダブルブレストながらVゾーンが広く見えるため、軽やかでこなれ感のある印象に仕上がる。一見すると突飛な着こなしテクに感じるが、実は1900年代初頭からすでに実践されていたスタイルなのだとか。

最後に、ルカ・ルビナッチ氏の公式Instagramアカウントをチェック!

老舗サルトリアならではの伝統や個人のスタイルを貫くスタイルは、SNSの発信にもあらわれている。Instagramで各ブランドが理想的なヴィジュアルイメージやムービーを発信するなか、ルカ・ルビナッチ氏は「Gentlemen Tips」と命名したファッション指南的なムービーを連載形式で配信。他とは一線を画するスタイルで好評を集め、現在は25万人を超えるフォロワーを抱えるほどのアカウントに成長している。気になる方は是非チェックしてみて欲しい。

 

この投稿をInstagramで見る

 

Luca Rubinacci(@luca_rubinacci)がシェアした投稿

Follow us !

会員登録して
OTOKOMAEメールマガジンを受け取ろう

会員登録する

OTOKOMAE 公式 Instagram スナップ