スーツよりも自由な発想でお洒落を楽しめるジャケパンの着こなし。ドレススタイルのカジュアル化が進む現代に生きる洒落者たちのジャケパンスタイルは、2023年に入って新たな進化を遂げていた。今回はそんな新しいジャケパン着こなしの特徴を注目スナップと共にお伝えしていく。
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現代のイカしたオトナ男子のジャケパンは…
“パンツ”が「裾までゆったり」だった!
今回紹介するジャケパンの着こなしで最も注目したいのがパンツ。新鮮なジャケパンの着こなしを実現している洒落者たちは「裾までゆとりのあるパンツ」を選んでいた。
「ゆったりパンツ」×「重厚なシューズ」でどっしり安定感のあるジャケパンスタイルを構築!
ワイドパンツの着こなしで意外に悩むのが足元のシューズ選び。好バランスをキープしながらおしゃれに全身をまとめるなら、コバのはみ出した重厚感のある革靴を選ぶのがおすすめだ。ノークッション~ハーフクッション程度のパンツ丈で足元をすっきりまとめれば洗練された大人の雰囲気ただよう新・ジャケパンスタイルに。
新・ジャケパンならカジュアルなジャケット着こなしの攻略が簡単!
パンツがルーズシルエットになると、着こなしにエフォートレスな雰囲気が加わる。そのため、新・ジャケパンはこなれ感あふれるカジュアルなジャケット着こなしを実現しやすい。「ジャケットを羽織るとキメすぎに見えないか不安」という理由で、カジュアルシーンでのジャケパン着こなしを避けてきたという方も、ぜひこの機会に挑戦してみてはいかがだろうか。
ジャケパン着こなしに取り入れたいおすすめパンツを紹介!
①「BERWICH(ベルウィッチ) ARDBEG」
イタリアを代表するモダンなパンツブランドから、現代感のあるワイドシルエットスラックスをピックアップ。定番モデルのSCOTCHよりも、わたりから裾にかけてゆったりとしたシルエットにチューニングされている。BEAMS別注では、裾のダブル処理をふらしに変更。CANONICO社のフランネル生地を採用した優雅なドレープ感がコーディネートを上品に格上げする。
②「Tangent(タンジェント) TAN04」
ミリタリーテイストの武骨な男らしさと大人の品を備えたパンツの展開で注目を集める「Tangent(タンジェント)」。こちらは1940’sのフランス軍モーターサイクルオーバーパンツを参考に仕立てたモデル。全体的にゆったり感のあるシルエットながら、絶妙に膝下がテーパードシルエットになっているため、スッキリ品の良い印象を演出する。超強撚糸を高密度で織り込んだコットン生地は、穿くたびに味わい深い風合いに。
③「GENTLEMAN PROJECTS(ジェントルマン プロジェクト) LIBRA PARIS」
独自の型紙調整とアイロンワークを採用することで、裾が横に広がりにくいシルエットを実現したセミワイドスラックス。ワイドシルエットのリラックス感は演出したいけど、スタイリッシュな雰囲気は損ないたくないと考える方におすすめしたい1本だ。