上品で知的な雰囲気を醸すグレーアイテムでまとめたコーディネート。黒と白の中間の無彩色でその濃淡を自在に操れば、グラデーションやトーンオントーンなど、表情豊かでエレガントな装いが完成する。今回は「オールグレーコーデ」にフォーカスし、スタイリッシュなメンズの着こなし&アイテム紹介!
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濃淡にメリハリを付けたジャケパンでオールグレーコーデをシックに表現
黒・白・グレーは色の三要素である「色相」「明度」「彩度」のうち、「明度」しか持たない無彩色。最も明度の低いのが黒であり、最も明度が高いのが白であることから、その範囲でグレーの濃淡が無限に存在すると言っても過言ではない。そんなグレーの濃淡を操りコーデを構築すれば、他の色味では求めても叶えられない、より繊細なグラデーションや洒脱なトーンオントーンなど、表情豊かでエレガントなスタイリングをモノにできる。こちらにピックアップしたスナップでは、濃淡にメリハリを付けたジャケパンでオールグレーコーデをシックに表現。テーラードジャケット、タートルネックニット、スラックスにそれぞれトーンの異なるグレーを使用し、艶感際立つブラウンの革靴で洒落感たっぷりの仕上がりに。
Cerruti 1881(セルッティ1881) グレージャケット
タートルネックからインした白シャツの襟を覗かせヒネリを効かせたオールグレーコーデ
ぎこちなさを払拭しこなれ感たっぷりに仕上げるにはテクニックを要するタートルネックニットとシャツの重ね着で、シックにまとめたオールグレーコーデにヒネリをプラス。ダブルコートの幅広な上衿を立てることでタートルネックニットとシャツの重ね着をスタイリングに馴染ませ、スマートな仕上がりに。同時にトーンの近いワンカラーコーデにありがちな単調さも、タートルネックから覗かせた白シャツの襟で軽減している。