
最もドレッシーなアウターと言えるチェスターコート。中にテーラードジャケットやニットなどを着込んだキレイめスタイルが王道だが、カジュアルアイテムをインナーとした合わせはどうだろうか?今回はパーカーをレイヤードした装いをテーマに、「チェスターコート&パーカー」の着こなしのコツ、メンズコーデ事例を紹介!
スポンサーリンク
そもそもマッチする?チェスターコート&パーカーの組み合わせはダサいのか
冒頭でも述べた通り、チェスターコートはドレスアウターの筆頭。そこにスポーティーでカジュアルなパーカーを合わせることはもちろんアリなのだが、毛色が全く違うモノ同士なので、コーデのポイントを押さえておかないとダサいスタイリングに陥ってしまうことも。また、妹尾ユウカ氏が火をつけた「おじさんパーカー論争」でもあったように、パーカーというアイテム自体、着方や着用シーンによっては“大人の男”にふさわしくないと思われてしまう恐れもある。もちろんそれは、この組み合わせ以外でも言えることだが、ここではチェスターコートとパーカーのコーディネートに大人の男がチャレンジするにあたって、気を遣いたいポイントについて触れていく。
【関連記事】
大人の男がチェスターコート&パーカー コーデを成功させるために1コーデの印象を左右するパーカーのデザインは、シンプルかつ落ち着いた印象のものを
チェスターコート&パーカーコーデの印象を左右するのは、言わずもがなパーカーによるところが大きい。デカロゴデザインや派手色のパーカーはチェスターコートとのギャップが大きく、ともすると子供っぽく見えてしまうことも。もちろんそういったパーカーでカッコよくスタイリングできている男性もいるが、ギャップをうまく活かすのは難度が高いため、大人っぽく見せるなら無地やワンポイントぐらいの控えめなデザインで、落ち着いた色のパーカーを選ぶのがおすすめ。また、腹部のカンガルーポケットが無いシンプルな見た目のパーカーもあるため、装飾をミニマルに削ぎ落とした落ち着きのあるパーカーを合わせるのが、大人の男がチェスターコート&パーカーを成功させるための近道だと言える。
大人の男がチェスターコート&パーカー コーデを成功させるために2コートはロング丈で大人っぽく&今っぽく!
今のコートのトレンドは圧倒的にロング丈。裾が膝下まで伸びるエレガントなデザインのものが主流で、チェスターコートも例に漏れずロング丈を選ぶのがおすすめだ。さらにパーカーを合わせる場合は、丈が短めのチェスターコートだとスポーティーな印象が強調されてしまい、軽さが裏目に出てしまいがち。トレンド面でもパーカーとの相性面でも、チェスターコートはロング丈を選ぶのが吉だ。
大人の男がチェスターコート&パーカー コーデを成功させるために3パーカーはフードに立体感のあるキレイなものを着る
服は長く着ているとヨレてきたりクタッとしてくるもの。ヴィンテージウェアではそれが味とされることもあるが、ことチェスターコートに合わせるパーカーにおいては、ヨレていたりクタっているものは絶対にNG。特にパーカーは、フードという目立つディテールが備わっているため、生地がクタると立体感がなくなったことが分かりやすい。ぺたんこになったフードではだらしなく見えてしまうため、ハリ感のあるシャキッとしたパーカーでキレイに着こなそう。
続いては、チェスターコートにパーカーを合わせたメンズコーデ事例を紹介!
チェスターコート&パーカーの着こなし事例1橋渡し役の+1アイテムで、違和感をやわらげたドレス:カジュアルのMIXコーデ
チェスターコートとパーカーという、ドレス:カジュアルのギャップに抵抗を感じる方は、間にもう1アイテムを挟み込んでみてはいかがだろうか?例えば、ミラノファッションウィークでキャッチしたこちらの男性は、ミッドレイヤーにカーディガンをイン。キレイめな印象のアイテムが挟まることで橋渡し的な役割を果たし、MIXコーデが違和感のない形で完成している。カーディガンの他にもシャツなどを挟むのも◎
チェスターコート&パーカーの着こなし事例2ワントーンコーデで異テイストのアイテムミックスをまとめ上げる
コートからパーカー、マフラーやキャップなどの小物まで、上半身を全てライトグレーで揃えたワントーンコーデ。同色という共通点を持たせることで、テイストの異なるアイテムを混ぜたスタイリングでも統一感が生まれ、うまくまとまりやすい。こういったテクニックも、チェスターコート&パーカーコーデなどのようなMIXスタイルを成功させるのに真似しやすいため、ぜひ参考にしてみてほしい。
チェスターコート&パーカーの着こなし事例3パーカーのシルエットや厚みを考慮したオーバーサイズのチェスターコートコーデ
オーバーサイズで厚手のスウェットパーカーは、上に着るアウターによっては着膨れして見えるため、アウターのサイズ感も考慮しながら組み合わせたい。チェスターコートの場合は、基本的にパーカーよりも丈が長くなることはないため、身幅や肩周りなどのシルエットを基準に考えよう。チェスターコートもオーバーサイジングのものを選ぶことで、野暮ったい着膨れの心配はなくなる。また、こういった大きめのシルエットを活かしたコーディネートを作る場合は、パンツもそれに合わせてルーズなものを合わせてバランスを取るのがおすすめだ。
チェスターコート&パーカーの着こなし事例4スウェットではなくニットパーカーで作る上品MIXコーデ
カジュアル要素が強いスウェットパーカーに抵抗がある方は、珍しいアイテムではあるがニットパーカーを選ぶという選択肢も検討してみてほしい。スウェットと比べて品のある顔立ちで、チェスターコートとの馴染みも◎ 崩しているけど上品、という大人の男にぴったりの印象に仕上がる。
以下は2019年以前に公開したチェスターコート&パーカーのスナップだ。
パーカーの差し込みでマンネリ化を回避したネイビーチェスターコートのコーデ
主役アイテムであるチェスターコートを筆頭にネイビーでまとめた御仁を発見。落ち着いた印象を与える色味ゆえ物足りなさを感じさせることもしばしばだが、パーカーを差し込むことで新鮮味のあるコーディネートに。フードでボリュームを作った首元にマフラーを巻いて、よりアクセントを存分にきかせているのも洒落感たっぷり。
レトロな顔立ちのチェスターコートもパーカー合わせでイマドキに!
襟刻みの位置が低めでボクシーなシルエットの80’sっぽいチェスターコートも、中にパーカーを合わせればイマドキな気分で着こなせる。フード部分のドローコードも、スケーターライクに結ぶことでストリート感が増して旬度バツグンな仕上がりに。昨今トレンドのモノトーンでまとめているのも流石だ。
ダブルのチェスターコートもパーカーを合わせれば親和性が生まれる
英国調を意識したチェスターコートは風格たっぷりだが、ややもすれば堅物な印象を与える恐れも。そんなときパーカーを合わせれば、ほどよく抜け感が演出されてスタイリングに親和性が生まれる。ダブル仕様でビルドアップショルダーのチェスターコートを羽織った御仁のコーデもご覧の通り。無造作に作ったラフな雰囲気が好印象を与えることうけあいだ。
チェスターコートをハズし的に使ったパーカーコーデ
パーカーやサイドラインパンツ、スニーカーで構築したストリートな着こなしに、ハズしとしてチェスターコートを羽織ってこなれ感を。チェスターコートが持つ上品で大人然とした佇まいを活かし、やんちゃな装いをマイルドに見せているのがポイント。モノトーンとブルー系でまとまりの良い色合いを選んでいるのも見事だ。
色合わせで大人の渋さを演出したチェスターコート×パーカーのコーデ
チェスターコート×パーカーの合わせによる小僧っぽさを回避するなら色合わせにも気を配るのがお約束。こちらの御仁は、キャメルとバーガンディで大人の渋さを演出することで、やんちゃになりすぎないよう仕上げ。スニーカーのヒールパッチとも色をリンクさせた洒脱なテクニックもぜひ参考にしたい。
グレーグラデーションでスタイリッシュに仕上げたチェスターコート×パーカーのコーデ
チェスターコート×パーカーの着こなしのこなれ感を高めるなら洗練された色合いに仕上げるのもアリ。こちらの御仁は、トップスからボトムスにかけてグレーのグラデーションを表現し、都会的な印象に仕上げながら練度の高いスタイリングに。さらに、すっきりとしたシルエットにまとめることでスタイリッシュに見せているのが抜け目ない。
首回りにポイントを作ったチェスターコート×パーカーの着こなし
大判チェック柄とざっくりした生地がインパクト大なチェスターコートをさらりと羽織ったこちらの御仁。これだけでも人目を引くが、パーカーとスヌードを合わせることで首元にポイントを作り、より存在感あふれるスタイリングに。ドレス由来のアウターを極限までストリートテイストに着こなしているのが今の気分にピッタリ。
チェスターコートで大人っぽさをグッと高めたパーカーコーデ
パーカーにロング丈のカットソーをレイヤードし、ダメージジーンズを穿いてストリートテイストに仕上げつつ、チェスターコートを羽織って大人っぽさをグッと高めたコーデ。ブラックをキーカラーに据えることで上品かつシックな雰囲気にまとめている。それでいて重見えしないのは、カジュアルアイテムをメインに構築しているのが理由だ。
リラックス感と今っぽさを演出したチェスターコート×パーカーのコーディネート
ブラウンからブラックへのグラデーションが美しいチェスターコートに、パーカー×ワイドパンツでリラックスした雰囲気をプラス。一歩間違えれば野暮ったいシルエットになる組み合わせも、ロング丈のチェスターコートを選ぶことで流麗に仕上げつつ今っぽさを演出。ベロア素材のパーカーも着こなしのスパイスとして奏功している。
重ね着テクニックで差を付けたチェスターコート×パーカーの着こなし
チェスターコートやテーラードジャケット、グレースラックスなどドレッシーなアイテムで揃えた中にパーカーを差し込み、ハズしを存分にきかせたキレイめコーデ。柄モノを使っていながらモノトーンで揃えているためToo Muchな印象を与えない。清潔感のある白パーカーでマチュアな雰囲気をキープしているのも見ドコロ。
チェスターコート×パーカーをダークトーンで落ち着きのある印象に仕上げ
コーデ全体をダークトーンにまとめ、落ち着きのある印象に仕上げたコーデ。カジュアルなアイテムを使いながらも大人っぽさをキープしているのが好印象だ。ボトムスには細身のデニムパンツをチョイスすることでシルエットにメリハリを作っているのもイイ感じ。
チェスターコート×シャギーパーカーで表情豊かに仕上げたコーデ
オールブラックにまとめた着こなしが洒脱に感じるのは素材感でメリハリをつけているため。ほっこりした印象のシャギーパーカーによって季節感を演出しながら周りとはひと味違ったスタイリングに。スウェット生地よりも抜け感が醸されるから、オールブラックでも堅い印象にならないのが◎









































