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【2024年版】今のデニムジャケットの選び方と最新モデル5選

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【2024年版】今のデニムジャケットの選び方と最新モデル5選

春服の王道であるデニムジャケットは、ショート丈アウターが人気を集める今の注目株。今回は、2024年の春に狙うべきデニムジャケットの選び方と、各ブランドの最新コレクションからおすすめのモデルをピックアップして紹介!

2024年春のデニムジャケットの選び方は?

2024年のデニムジャケット選び方①シルエットは今年もオーバーサイズが基本!人気のショート丈とゆるフィットのバランスはデニムジャケットならでは

デニムジャケットは流行に左右されることが少ない春アウターの定番だが、フィッティング選びについてはその時代のトレンドに合わせる必要アリ。ここ数年の一大ムーブメントとして人気を集めるオーバーサイズはまだ廃れる気配がなく、モダンな着こなしを目指すなら、今年もゆったりとしたフィッティングのデザインを選ぶのが基本だ。さらに、今年はショート丈のアウターも同時に人気。デニムジャケットはドロップショルダーやワイドフィットなどのオーバーサイズデザインでも、丈は短めに設計されていることが多く、今っぽさを感じられる条件が複数揃っているため、デニムジャケットは今春のアウター選びの一軍候補に値すると言える。

2024年のデニムジャケット選び方②カラーはブラック人気が伸長!

ここ最近のパンツトレンドでブラックジーンズが人気を集めているからか、展示会や各ECサイトの最新アイテムを見ていると、ブラックデニムのジャケットの選択肢が例年よりも豊富に揃っている印象を受ける。ブルーデニムはもちろん王道として押さえておきたいが、モードな要素を重視するならブラックデニムジャケットを選ぶことも検討したい。

2024年のデニムジャケット選び方③1st、2nd、3rd、4thの型式も選択基準のひとつ

デニムジャケットといえば、リーバイスが19世紀後半に1stタイプを開発して以降、時代を追うごとに2nd→3rd→4thと新たなタイプが開発されてきた歴史を持つ。1stや2ndだから古臭いデザインということではなく、例えばGUCCIDiorが2024年春夏の最新コレクションで2ndタイプをベースにしたデニムジャケットを展開していたりもする。ちなみに、この4型のクラシックなデザインとしては、1stと2ndタイプがボックスシルエットでゆったりとした特徴を持つため、今っぽい雰囲気があるのはこの2型だと言える。ただ、現在流通しているのはデニムジャケットの完成形とされている3rdタイプが最も多く、各ブランドはそこに現代的なデザインを加えてモディファイしているため、どの型式を選んでも選択肢にあぶれるということはほとんどないはず。

続いては、編集部 泉が今年の最新モデルから厳選したデニムジャケットを5つ紹介!

2024年 最新デニムジャケット①Levi's SILVERTAB ALL-IN トラッカージャケット

1985年にスタートし、90年代にブームを巻き起こしたリーバイスの「シルバータブ」コレクション。2018年に惜しまれながら販売が終了し、その後しばらくは古着市場においてのみ流通していたが、2022年にファン待望の復刻を果たし、今再びリーバイスの中で人気を集めるコレクションとして注目を集めている。ルーズフィットのデザインを中心に展開しており、それが90年代と現在のオーバーサイズトレンドにマッチ。今回ピックアップしたデニムジャケットも、今の気分に合ったゆったりとしたフィッティングが魅力だ。

編集部 泉
シルバータブといえば、ヒップホップカルチャーやストリートカルチャーが全盛の90年代に大流行したリーバイスのルーズフィットコレクション。日本でもラッパーやスケーターが愛用していたことで若者から絶大な人気を集めていた、ストリートカルチャー色の強いラインです。私自身はその当時現役ではありませんでしたが、20歳前後の頃に古着屋でブカブカのシルバータブのジーンズを買ってデカ穿きしていた記憶があります。このデニムジャケットもルーズなデザインが魅力的で、90年代回帰を経てオーバーサイズが再び人気を集める今のトレンドにピッタリ合っていると思います。2ndタイプと3rdタイプをミックスしたようなデザインで、フロントボタン脇のプリーツディテールと胸ポケットから裾に伸びる縦ステッチの融合が、クラシックとモードの共存を楽しめてイイ感じです。

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2024年 最新デニムジャケット②MARANT Jango デニムジャケット

ISABEL MARANT HOMME改め、2023年からメンズラインの名前を「MARANT(マラン)」に変更した同ブランド。マランからは、ウエストのスラントポケットがバイカー要素を感じさせるブラックのモードなデニムジャケットを紹介。背中には刺繍でブランドロゴが入れられており、デニムジャケットでは珍しいロゴものというのも注目ポイントだ。後ろ裾にさりげなく付けられたレザーパッチディテールもアクセントとして◎

編集部 泉
ブラックのデニムジャケットは、その色自体にモードな印象があるせいか、デザインも同じくモードなものが多い印象です。上で紹介した4つのタイプに則したクラシックなデザインというよりも、このマランのJangoのように、ブランド独自のディテールを取り入れたり、ロゴデザインでモダイナイズしたり。マランだけでも色々なデザインが提案されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

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2024年 最新デニムジャケット③Acne Studios エクストラロングスリーブ デニムジャケット

アクネ ストゥディオズからは、“ゆるい”という形容詞がぴったりな、ロングスリーブタイプのデニムジャケットを紹介。下ろした手が半分以上隠れるぐらいの袖の長さが特徴で、オーバーサイズでも袖や裾の長さはジャストに留めておくブランドが多い中、異彩を放つアイテムだ。色が落ちたというよりも、日焼けなどで“色が褪せた”という表し方がしっくりくるような独特のヴィンテージ加工も、他にはなかなか無い色味で個性が際立つ。同トーンだと難易度が高く感じられるデニムオンデニムコーデも、変わった色味でコントラストをつければ、下のスタイリング画像のようにナチュラルなルックスに仕上げられる。

編集部 泉
アクネ ストゥディオズはミニマルなデザインをベースに、どこかひとクセあるような玄人ウケする意匠を組み込むのが得意なブランド。このデニムジャケットにもそんなAcne Studiosらしさが反映されていると思います。袖が長すぎると、いわゆる“萌え袖”のように見えてしまうこともあるため、コーディネートがそんなフェミニンなイメージになるのが苦手な方はちょっと苦手かもしれませんが、着こなしアレンジで袖を折り返して着るのもアリだと思います。

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2024年 最新デニムジャケット④AURALEE デニムジャケット

オーラリーからは、肩まわりと裾の上にアクションプリーツをつけて立体感を出したデニムジャケットを提案。パッチポケットは全て排除し、ウエストにスラッシュポケットだけを配置したミニマルなデザインだからこそ、プリーツによる意匠が際立つ。丈は短めでシルエットはほどよくユルい好バランスなデザインが、今の気分にピッタリなデニムジャケットだと言える。

編集部 泉
コテコテの男臭いデニムジャケットだと普段の着こなしに取り入れるのに少しハードルの高さを感じますが、このオーラリーのデニムジャケットは、ボタンやポケットなどがコーチジャケットのようなデザインで合わせやすいのも魅力。王道の武骨なデザインだと、コーデの印象がデニムジャケットに持っていかれることも珍しくないですが、良い意味で主張が弱いこんなジャケットなら幅広いアイテムに合わせて着回せると思います。

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2024年 最新デニムジャケット⑤Carhartt WIP OG Chore Coat

カーハートの定番アウター「Chore Coat」は、カバーオールタイプの名作デニムジャケット。カーハートらしいワークテイストが強いデザインが特徴で、11.25オンスのデニム生地を使用しており、骨太なルックスが男心をくすぐるジャケットだ。シルエットは昔ながらのふっくらとしたルーズフィットを踏襲しており、今っぽい着こなしにもマッチ。耐久性を高めるためのトリプルステッチや左胸のロゴラベルなど、王道ワークブランドのカーハートの魅力をとことん味わえる一着だ。

編集部 泉
カーハートのChore Coatは、ピッティでも毎回一定数以上の着用者がいるメンズアウターの傑作。一点投入するだけでコーデをワークテイストにチェンジできるので、こういったカテゴリが好きな方には堪らないのではないのでしょうか?デニムオンデニムやチノパンを合わせたワークスタイルも良いですし、上品なスラックスを合わせてドレスミックスコーデを作るのも良いと思います。Chore Coatがゆったりとしたボリュームのあるデザインなので、スラックスを合わせる場合はパンツが当たり負けしないように、細すぎないある程度太めのシルエットを選ぶのがおすすめです。

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