スポーツやアウトドアはもちろんのこと、日常的なタウンユースアウターとしても活躍するウィンドブレーカー。スポーツミックスの着こなしやアスレジャーファッションが定着し、スタイリッシュなアイテムの登場とY2Kファッションの流行により、昨今ウィンドブレーカーが注目の的に。今回はそんな「ウィンドブレーカー」にフォーカスし、選び方のポイントと着こなしのコツ、参考となるメンズコーデを紹介!
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ウィンドブレーカーとは?
ウィンドブレーカーとは、風や小雨に耐えられるよう設計された軽量アウター。現在はマウンテンパーカーやアノラックパーカーなど、防風・撥水性能のあるナイロン製スポーツアウターの総称となっているが、その名称は少なくとも1918年から使われており、元々は防風用として着るレザーシャツを意味していたと思われる。一部の英語圏では“windcheater(ウィンドチーター)”や“wind jammer(ウィンドジャマー)”、フランス語圏では“cagoule(カゴール)”という名称が使われており、20世紀半ばにはウールやコットン製のものが開発され、今日の軽量な合成素材へと進化した。ちなみに、アメリカのJohn Rissman companyは1940年代にこの名称を商標登録し、自社のギャバジンジャケットを「唯一の本物のウインドブレーカー」としてプロモーション。以降ウィンドブレーカーの名称が広く認知されることとなる。
ウィンドブレーカーを選ぶ際のポイントは?
大人がウィンドブレーカーを選ぶ際は、落ち着いたトーンで着回しやすい色味を選ぶこととタイト過ぎずルーズ過ぎないジャストめのサイズ感を選ぶことが肝心だ。アウトドアユースの視認性に長けた派手色はタウンユースでは悪目立ちしやすく、流行りのレトロなカラーリングはトレンドの流れに左右されやすいため、汎用性が高く飽きのこない無地のベーシックカラータイプを選ぶのがおすすめ。サイズ感に関しても、ジャストサイズかレイヤードしやすい“ほどユル”がシーンを問わず着回しやすく、スマートに着こなせることうけあいだ。
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