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【SEIKOブランド 100周年限定モデルリレー①】第一陣となるプレザージュとプロスペックスの3型にフォーカス!

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【SEIKOブランド 100周年限定モデルリレー①】第一陣となるプレザージュとプロスペックスの3型にフォーカス!

1924年に初めて“セイコー”の名を冠した腕時計がリリースされ、2024年に100周年を迎えるSEIKOブランド。そんな記念すべき年を祝して限定モデルが各ブランドから発売される。OTOKOMAEでは、リレー形式を採ってこの100周年記念モデルにフィーチャー。今回はSEIKOブランド100年の歴史を振り返りつつ、第一陣として解禁された3モデルの特徴を解説!

セイコーブランド100周年の歴史を振り返る

セイコーは、1881年に服部金太郎が創業した「服部時計店」がルーツ。主に中古時計の修理と販売から事業を開始し、よりよい時計を自社で製造したいとの思いから、1892年に時計製造工場「精工舎」を設立。セイコーの時計作りの歴史の幕が開けた。

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1894年に起きた日清戦争の好景気を追い風に業績を伸ばし、セイコー初の懐中時計「タイムキーパー」を完成させたりと好調であったが、1923年の関東大震災によって社屋や工場が全焼。新しいスタートを切るべく開発されたのが、“精巧な時計を作る”という創業時の原点に立ち返る想いを込めて生まれた「セイコー」ブランドだった。

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その後、1960年に最高の技術を盛り込んだセイコーの頂点「グランドセイコー」が誕生し、1964年には東京オリンピック用の機械式ストップウオッチを開発したことにより、セイコーの認知が世界中に拡大。1969年には世界初のクォーツ式時計「アストロン」が発売され、時計史に刻まれる革命的な出来事として“クォーツショック”と称され、一世を風靡した。その後も数々の名作を生み出し、今やセイコーの名を知らない人はいないと言っても過言ではない、日本が誇る一大時計ブランドへと成長。世界中の人々から支持され、革新的な時計を生み出すブランドとして確固たる地位を確立している。

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現在解禁されている100周年限定モデルは?特徴を徹底解説!

100周年を記念して開発され、現在解禁されている3つの限定モデルをご紹介。100周年を祝うこだわりが詰まったモデルの特徴とは?

SEIKOブランド 100周年記念モデル①「セイコー プレザージュ 服部金太郎 限定モデル」

創業者である服部金太郎の名をモデル名に冠した本作は、先のパートでも触れた1924年に初めてセイコーブランドからリリースされたオリジナルモデルを忠実に再現。大正浪漫なムードを感じさせるクラシックなデザインと、高級感溢れるカーフレザーのストラップを組み合わせた、ブランド100周年の幕開けにふさわしい特別モデルに仕上がった。

発売日:2024年1月12日(金)
価格:25万3000円(税込)

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特徴①「ノスタルジックなムードたっぷりのデザインと美しい琺瑯で仕上げたダイヤル」

オリジナルモデルを忠実に再現したダイヤルレイアウトを採用。たっぷりと墨を含ませて描かれたようなアラビア数字や、ノスタルジックで飴細工のような針の形状、当時の書体を復刻させたSEIKOロゴなど、懐かしさあふれるディテールが詰め込まれている。また、新キャリバー6R5Hを開発したことで、6時位置にサブダイヤルを配することを可能に。ダイヤルの素材には、オリジナルモデルにも使用されている琺瑯(ほうろう)を使用。これまでにもセイコー プレザージュの琺瑯ダイヤルモデルを手がけてきたベテラン琺瑯職人、横澤 満氏の技で再現した。琺瑯ならではの光沢と温かみのある質感で、色褪せない美しさを演出する。

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特徴②「オリジナルの意匠を色濃く反映したクラシックなケースと風防」

ケースは懐中時計を想起させる丸みを帯びた形状、風防にはボックス型のサファイアガラスを採用することでクラシックな佇まいに。目を引く大きなりゅうずで、オリジナルのディテールを色濃く受け継いでる。裏ぶたとりゅうずのトップには、商標である「丸角Sマーク」を刻印。そのマークを立体的にかたどった特製ピンバッジが付属するという仕様も100周年モデルならでは。

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特徴③「ダイヤルデザインと同様に大正のノスタルジックな雰囲気を感じさせる可動式ストラップ」

もともと懐中時計を転用したケースにストラップを通すためのラグが取り付けられていたオリジナルモデル。本作はその雰囲気を残しつつ、現代の品質基準をクリアし、当時多く見られた可動式構造を伴う引き通しストラップが採用されている。素材には、国際認証団体(LWG)認証を受けたタンナーが供給するサステナブルなカーフレザーを使用。高級感のあるシボ感と柔らかい着け心地がクセになる1本に仕上がった。

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SEIKOブランド 100周年記念モデル②「セイコー プロスペックス マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ」

セイコーダイバーズウオッチの歴史を切り開いた「マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ」のデザインを継承したウオッチが、100周年記念の限定モデルとレギュラーモデルで各1種登場。限定モデルは思わずうっとりするようなシルバーホワイトのダイヤルが特徴で、幾何学模様のダイヤルパターンをより一層美しく引き立てている。世界限定1,000本の発売となり、裏蓋にシリアルナンバーを刻印した仕様に。

発売日:2023年12月8日(金)
価格:42万9000円(税込)

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特徴①「マリンマスターのデザインを継承し、洗練されたデザインへアップデート」

「マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ」の意匠である、時・分・秒針の形状と特徴的な角型インデックスを忠実に再現。そこに高輝度ルミブライトを塗布し、暗い場所でも高い視認性を確保している。さらに、ダイバーズウオッチに求められる他の装備品への引っ掛かりや傷防止として、ケースとベゼルに広くとった「面取り」加工を採用。角を落としてツヤを出すことで、機能面だけでなく輝きを放つ美麗なルックスへと昇華させている。ブレスレットには、新たに開発されたショートピッチのブレスレットを採用。こまの一つひとつを両甲丸の曲面に仕上げて、肌あたりが良く、しなやかで心地よい装着感を実現した。現代のルックスに馴染む洗練されたデザインへとアップデートされたモデルは、オンオフ問わず着用できる。

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ちなみに、デザインソースとなった1965年発売のオリジナルがこちら。セイコーダイバーズの初代モデルとして歴史を切り拓いた偉大な時計の系譜となる最新型が、100周年という大きな節目のタイミングで登場した。

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特徴②「背面まで美しい。セイコーダイバーズ初のシースルーバックを採用」

高い防水性や耐衝撃性が重要なダイバーズウオッチは、裏蓋をシースルーバックにすることは困難とされてきた。しかし本作では、ケース構造や各部単位での基準寸法を見直し、ダイバーズウオッチ用に開発された薄型で耐衝撃性の高い「キャリバー6L37」を搭載することで、セイコーの現行メカニカルダイバーズウオッチの中でも最薄を誇る12.3mmを実現し、セイコーダイバーズ初のシースルーバックを可能にした。精巧に仕上げられた美しい機械式ムーブメントを眺められる仕様は、男心がくすぐられること間違いなし!

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SEIKOブランド 100周年記念モデル③「セイコー プロスペックス スピードタイマー メカニカルクロノグラフ」

今なお高い評価を得ている、1972年に発売された自動巻きクロノグラフ「スピードタイマー」をデザインソースにしたモデル。セイコーが長年にわたって培ってきた計時機器に必要とされる高い実用性に基づいた、クラシカルでエレガントなメカニカルクロノグラフを現代的にアレンジした。100周年を記念した限定モデルとレギュラーモデルの2型展開で、限定モデルにはブルーグレーのメインダイヤルとホワイトシルバーのサブダイヤルを配置。さらに、限定モデルには付け替え可能なブラックのレザーストラップが付属し、裏蓋には“LIMITED EDITION”の文字とシリアルナンバーが刻印される。こちらは世界限定1,000本(国内150本)の展開。

発売日:2023年12月8日(金)
価格:限定モデル 38万5000円(税込)、レギュラーモデル 35万2000円(税込)

 

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特徴①「最新の技術を集約した進化型ムーブメントを採用」

初代スピードタイマーの思想を受け継ぎ、進化したクロノグラフムーブメント キャリバー8R48を搭載。部品の設計・開発から、部品製造、組立、調整、検査までを自社で一貫して行う「マニファクチュール」として、優れた計時精度を実現する「垂直クラッチ」と高い耐久性を実現。確実な操作や安定した動作を実現する「ピラーホイール(コラムホイール)」など、「1969 スピードタイマー」から受け継がれる技術がさらに進化を遂げて搭載されている。信頼性や堅牢性、メンテナンス性までも重視した設計で、長く愛せる1本になること間違いなし。

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特徴②「当時の仕様を現代的にアレンジしたエレガントなデザイン」

1972年に発売された「キャリバー6138」を搭載したクロノグラフがデザインソース。クラシカルな円状のヘアライン仕上げを施したケース、時分針とストップウオッチ針を見分けやすいツートーンダイヤル、先端をオレンジで仕上げたストップウオッチ針などの細かなディテールを継承している。しなやかに動く細かいピッチのこまで構成されたブレスレットによって、エレガントな佇まいながらケースの重量をしっかりと支える腕馴染みの良い一本に。

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SEIKOブランド 100周年記念モデルリレーの続報も乞うご期待!

2023年内に発表されるモデルは以上の3型で全て。100周年記念モデルリレー記事の第二弾に乞うご期待を。

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