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三陽山長の作るUチップダービーシューズ、「勘三郎」の魅力とは?
ここからは、三陽山長のこだわりが詰まったUチップダービーシューズ「勘三郎」の特徴とその魅力について解説していく。
三陽山長・勘三郎の魅力①「スキンステッチで仕上げられたUチップ」
勘三郎のUチップに採用されているのは「スキンステッチ」もしくは「シャドウステッチ」とも呼ばれる特殊な仕様だ。これは高級靴の代名詞でもあり、仕上がりが美しいほどブランドの技術力をアピールできるディテールデザインのひとつとして知られている。革の表面に針を通さぬように、厚さ1ミリ程度の革の断面を縫い合わせるため、均一な凹凸を作るには、熟練の職人の高い技術力が必要。スキンステッチによって仕上げられたUチップは、まるで「肉盛り」をされたような、立体感のある独特な革の表情を備える。
三陽山長・勘三郎の魅力②「こだわりのカラー展開」
三陽山長で展開されている革靴のほとんどは、ブラックスムースレザーとブラウンスムースレザーのカラーバリエーションが展開されている。これは日本の革靴市場において、メンズのドレスシューズの売り上げの7割近くがブラックレザー、次いでブラウンレザーと言われているため。実際の市場の需要に合わせながら、トレンドに左右されることのないクラシックな色使いや素材に絞ることで、品質の良い革の選定に集中しているのだ。
ブラウンモデルは「ハンドフィニッシュ」の仕上げ入り!
勘三郎を筆頭に、三陽山長ではブラウンベースのレザーに「ハンドフィニッシュ」と呼ばれる染色が加えられている。これは職人が縫製された革靴に手作業で美しいアンティーク調のムラ感や鮮やかな色彩を生み出す加工。なんとも言えないブラウンの表情が、茶靴好きを唸らせる。
三陽山長・勘三郎の魅力③「高級感のあるヒドゥンチャネル」
アウトソールには高品質のレザーを使用し、ヒドゥン・チャネル仕上げ(伏せ縫い仕上げ)を取り入れ。ヒドゥン(hidden)=隠す、チャネル(channel)=溝という名前の通り、アウトソールに出し縫い糸のステッチが見えないように仕上げる製法だ。ソールのつま先部分にミリ単位にデザインされた、繊細な真鍮釘のディテールにも、山陽山長らしい「粋」なものづくりの息吹を感じられる。
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