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注目すべきサンダースの「ローファー」が持つ魅力
多種多様な革靴を手がける同ブランドで、近年特に高い人気を誇るシリーズといえば「Military Collection(ミリタリーコレクション)」だが、英国靴らしいサンダースのローファーも注目に値する。
さまざまなファッショントレンドを吸収してきた実績
ギーブス&ホークスなどの英国紳士服ブランドから、マルセルラサンス、A.P.C.、ラルフローレンなど歴々のファッションブランドへOEM供給もしていたサンダース。多様なブランドとのリレーションのなかで、自国のトラッドなスタイルばかりでなく、アメトラ(アメリカン・トラディショナル)ブランドの靴も手がけて、カジュアルな雰囲気を持つモデルも上手に作り上げている。
端正なブリティッシュ・トラッドも上品で紳士然としているが、夏場やドレスダウンしてお洒落を楽しむようなシーンで活躍するコーディネートとなると、サンダースが独自に進化させたアメリカナイズされた特徴をもつローファーがとても有効だ。
サンダースのローファーの特徴①「茶目っ気のある丸みを帯びたつま先(トゥ)」
例えば、上手に丸みを加えたつま先は、もう少し尖りのあるイギリスやイタリアのローファーに見られるボリュームレスな鋭利な雰囲気とは違い、柔らかい雰囲気を演出。カジュアルスタイルをこなすに相応しい茶目っ気のある印象を生みだす。
サンダースのローファーの特徴②「英国靴らしいコバの張り出し」
これはサンダースの革靴全般に通じることだが、コバの張り出しがしっかりとあり、クラシックかつ重厚感ある仕様も特徴の一つ。つま先のフォルムとの掛け算は、どちらに偏ることもなく、オンとオフのどちらでも活躍できそうなバランス感のよさを実現している。
サンダースのローファーの特徴③「歩きやすさにこだわったていることが表れるソールのボリューム」
先述したように、グッドイヤーウェルト製法にこだわるサンダースの靴のソールは、クッション性を求めてかかと周りにもコルクを敷き詰めることから薄底のスリップオンシューズとは一線を画す、カジュアルさを生みだす。見た目に反し軽量なのもポイント。
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