
スポンサーリンク
不朽の名作アッパーと最先端ソールを融合させた一足「エア ヴェイパーマックス95」
エア ヴェイパーマックス95は、シリーズ史上最大のヒット作として知られる「エアマックス95」のアッパーに、ヴェイパーマックスのソールを搭載させたもの。1995年に発売されたエアマックス95は、初めて前足部にまでビジブルエアを採用したことで話題を呼んだ一足。グラデーションのアッパーによる近未来的な造形美も相まって、これまでにないほどの人気を獲得した。発売当初は定価をはるかに上回る異常なほどのプレミアム価格を記録。ピーク時には中古市場ですら十数万円、新品に至っては60万円程度の価格で取り引きされるほどに。ストリートでエアマックス95を強奪する「エアマックス狩り」なども起こり、社会問題にも発展した。そんな現在でも高い人気を誇る伝説的なモデルに、ナイキの新鋭技術であるヴェイパーマックスのソールを組み合わせることで、見た目・履き心地ともに大幅アップデートを遂げたのがエア ヴェイパーマックス95だ。
ナイキ「エア ヴェイパーマックス95」の注目すべき3つの魅力
ナイキ「エア ヴェイパーマックス95」の魅力①「歩き心地を計算して配分されたエアソール」
ヴェイパーマックス95最大の特徴といえば、独自のエアソールをおいて他にないだろう。エアマックスは1987年の初代モデルから進化するにつれ、ソールにできる限り多くのエアを入れる設計を追求してきた。しかしヴェイパーマックスでは、量を減らしたエアをより効率的に使用することに重点が置かれている。
デザイナーは、開発当時のビジュアルデザインで「空気(Air)の上を走る」というコンセプトを表現することにこだわった。企画段階で足のプレッシャーマップを用いることにより、ランナーのストライドをサポートするための適切なエアの量とその配置を把握。このテクノロジーをベースとして、小さなピストンのように機能するトレッドパターンをデザインした。これにより着地時のクッショニングはもちろん、足を地面から離すと圧力が開放されて弾むような感覚に。もちろん見た目のデザインもビジブルエアとは大きく異なり、近未来的な雰囲気を醸し出す。サイズ感はナイキ エアマックス95に近い。
3/3GO TO NEXT PAGE