
大ぶりなラウンドジップの長財布にしろミニ財布にしろ、財布一つでその人の印象がガラッと変わることも。大人の男たるもの、常に肌身離さず持ち歩く相棒のブランドはこだわって選びたいところだ。そこで今回は、メンズにおすすめな至極の財布ブランドを厳選紹介!
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メンズ 至極の財布ブランド①BOTTEGA VENETA(ボッテガ ヴェネタ)
優れた職人技が高い評価を受けるイタリアの高級革製品ブランド「BOTTEGA VENETA(ボッテガ ヴェネタ)」。セリーヌで経験を積んだイギリス人デザイナー ダニエル・リーがクリエイティブディレクターに就任し、話題を呼んだことも記憶に新しい。1966年に創業し、世界でも最高級のラグジュアリーブランドとして幅広い層から人気を獲得している。ちなみに、ブランド名は“ヴェネチアの工房”を意味するイタリア語だ。ボッテガの代名詞とも言えるのが、細くカットした革を丁寧に編み込んだイントレチャートデザイン。これは熟練のレザー職人によって、最高品質の牛革を用いて手作業で作りこまれている。上質な革を編み込むことによって生まれる、滑らかな肌触りと独特の光沢感が魅力だ。
メンズ 至極の財布ブランド②LOUIS VUITTON(ルイ ヴィトン)
ルイ ヴィトンはトランクメーカーとして創業したフランス発祥のラグジュアリーブランドであり、ファッション界の巨頭であるLVMHグループの中核を成す。同ブランドのアイコニックなデザインとしてはモノグラム、ダミエ、エピなどが挙げられる。今回ピックしたのは、エピシリーズの財布。エピとはフランス語で「麦の穂」を意味し、線状に流れるような細かい型押しが、麦の穂が風になびいて揺れているような風景を想起させる。エピに使われるグレインレザー(本革)は耐久性が高いのが特徴で、細かいキズが目立ちにくく寿命が長い。
Valextra(ヴァレクストラ)
1937年に創業したイタリア最高級のブランド「Valextra(ヴァレクストラ)」。仏のエルメス、伊のヴァレクストラと言われ、イタリアの頂上ブランドとして君臨している。王侯貴族や芸術家を魅了し、アメリカの高級デパート“ニーマン・マーカス”の社長であったスタンレー・マーカス氏は、著書の中で「世界で最も優れた革製品」とまで絶賛したというエピソードも。メジャーなラグジュアリーブランドよりもちょっとこなれたブランドの財布が欲しいという方におすすすめのブランドだ。
メンズ 至極の財布ブランド④GUCCI(グッチ)
グッチオ・グッチによって、イタリア・フィレンツェで設立されたラグジュアリーブランド「GUCCI(グッチ)」。バッグ・靴・財布といった皮革製品だけでなく、香水や宝飾品などを幅広く展開している。ダブルGの「GG」ロゴや緑と赤のウェブライン、蛇や蜂をモチーフにしたデザインなど、個性を放つ独自の世界観が魅力的だ。財布も、表面角にGGロゴが配されたシンプルなものから、蛇などの動物モチーフをGGロゴと組み合わせたエッジィなものまで選択肢の幅が広い。TPOや自分のライフスタイルに合わせて好みのものを選んでみてはいかがだろうか。
メンズ 至極の財布ブランド⑤PRADA(プラダ)
イタリアを代表する高級ファッションブランドの一つ「PRADA(プラダ)」。皮革製品のインポートショップがルーツであり、現在でもプラダのレザーアイテムは世界的に高く評価されている。プラダの財布は表面中央か角に三角ロゴが入ったシンプルなものが多く、スタイルを選ばずに使えるシックなアイテムが多い。もちろん、財布に使用しているレザーもご多分に漏れず一級品だ。
メンズ 至極の財布ブランド⑥LOEWE(ロエベ)
1872年に皮革産業が盛んなスペイン・マドリードで創業した「LOEWE(ロエベ)」。小さな皮革工房からスタートし、品質の高さから瞬く間に上流階級層やスペイン王室を顧客に持つほどの成長を遂げた。現在も伝統の技術を受け継いでおり、カーフスキンの滑らかな手触りとほどよいツヤ感から感じられる上質さが財布からも伝わってくる。製品のデザインと品質が高く評価され、20世紀初頭からスペイン王室御用達の称号も授かっており、そのクオリティは折り紙つきだ。
メンズ 至極の財布ブランド⑦Christian Louboutin(クリスチャン ルブタン)
フランス・パリ発のラグジュアリーブランド「Christian Louboutin(クリスチャン ルブタン)」。レッドソールがアイコンであるシューズを中心に、バッグや財布などの革小物で人気を集めている。ルブタンというと女性のイメージが強いかもしれないが、エッジの効いたメンズコレクションも人気。特にスタッズが付いたデザインはレッドソールと同じく、ルブタンの象徴として多くの洒落者から愛されている。無地でシックなレザーの財布も良いが、ちょっと変わりダネでこなれ感を出すならルブタンの財布を検討してみてはいかがだろうか?
メンズ 至極の財布ブランド⑧ETTINGER(エッティンガー)
1934年に創業した英国王室御用達として名高いレザーブランド「ETTINGER(エッティンガー)」。ホワイトハウスコックスやグレンロイヤルとともに数えられる英国御三家のなかで、唯一ロイヤルワラントを獲得している。”HANDMADE IN ENGLAND”という刻印の示す通り、ハンドメイドにこだわった英国ブランドだ。ブライドルレザーをはじめ、カーフレザーなどエッティンガーが取り扱うレザーはどれも一級品。財布や名刺入れに定評があり、ビジネスマンでエッティンガーを愛用しているという御仁も多い。
メンズ 至極の財布ブランド⑨Whitehouse Cox(ホワイトハウス コックス)
1875年の創業以来、高品質な馬具や洗練されたデザインのベルト、カバンや財布など様々なレザーアイテムを作り続けているブランド「Whitehouse Cox(ホワイトハウス コックス)」。創業から145年と、英国御三家の中でもっとも歴史が長いブランドだ。耐久性のあるイングリッシュブライドルレザーを素材に用いたアイテムが人気で、約10週間もの間、樹皮や種子など自然の草木を使い丁寧にタンニン鞣しを施し、さらに天然の染料を革の深部にまで染み込ませたものを使用している。ブライドルレザーは使い込むことによって表情が変わるため、皮革製品を育てるのが好きな方にはたまらないだろう。
メンズ 至極の財布ブランド⑩GLEN ROYAL(グレンロイヤル)
1979年にスコットランドの中西部でピーター・パティソンが立ち上げた英国のレザーブランド「GLEN ROYAL(グレンロイヤル)」。スコットランドの熟練した職人による高い技術力をベースに、高品質のブライドルレザーを用いたアイテムは世界中で愛されている。エッティンガー、ホワイトハウスコックスとともに数えられる英国御三家の中では、もっとも武骨でワイルドな雰囲気を漂わせる財布が多く、スーツスタイルはもとよりデニムスタイルなど幅広い着こなしに馴染むキャラクターが魅力だ。
メンズ 至極の財布ブランド⑪GANZO(ガンゾ)
1917年に創業した株式会社AJIOKA.が1999年より展開するオリジナルブランドで、その品質の高さから、「日本三大レザーブランド」の一つとして名を連ねている「GANZO(ガンゾ)」。”革のダイヤモンド”と呼ばれるほど品質の高い高級レザー「コードバン」を使用したコードバンシリーズが人気。ブランド立ち上げ以来、日本産コードバンと米国ホーウィン社製シェルコードバンの2軸で展開してきたが、2024年9月より新たにイタリアのトスカーナ州にあるROCADO社製の「コードバンR.C.」を使用したコードバンシリーズをスタートした。品質はさることながら、タイムレスなデザインでビジネスシーンや現代のライフスタイルにもフィットするデザインも魅力。
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