トートバッグといえばカジュアル感が強いイメージがあるが、レザーで仕立てられているなら話は別。上品さを備えているのでオフスタイルに使えるのはもちろん、ビジネススタイルのお供としても大活躍することうけあいだ。今回はそんな「レザートート」をテーマに、メンズにおすすめのブランドを紹介していく。
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レザートートバッグ選びのポイントは?3つの視点を紹介
レザートートはあらゆるブランドがこぞってリリースしているだけに、選びに迷ってしまいがち。そこでここからは、選ぶうえでのポイントを3つ紹介。何を選んだら良いか悩んだ時は、ぜひ参考にしてほしい。
レザートートバッグ選びのポイント①「もっとも使い勝手に直結する収納力はマストで確認!」
バッグ全般に言えることだが、収納力は使い勝手にもっとも直結する重要なファクターだ。とくにレザートートバッグをビジネスシーンにも使おうとお考えの場合には、必ずチェックしておきたい。人によって収納する物は異なるが、サイズ選びで迷ったらA4サイズが収納できるものがおすすめ。資料や手帳はもちろんのこと、小さめのノートパソコンなども収納可能なためだ。また、持ち物が多い場合には整理しやすいように内ポケットが多く配置されたバッグが良いだろう。
レザートットバッグ選びのポイント②「肩に掛けて使用するならハンドルの長さも重要に」
トートバッグと一口に言っても、手提げサイズや肘掛けサイズ、肩掛けサイズとおおよそ3つほどのハンドルの長さが存在する。これらも使い勝手に直結するディテールになるため、チェックしておくのが吉だろう。手提げバッグとして使うなら30cm前後、肘掛けは40cm前後、男性が肩掛けするなら55cm前後を選ぶのがオススメ。しかし人によって腕周りの太さや体型なども異なるため、あくまで目安として参考にしてほしい。ちなみに、ハンドルが長すぎると却って使いにくく感じる可能性もあるため注意しよう。
種類 | ハンドルの長さ |
手提げトートバッグ | 30cm前後 |
肘掛けトートバッグ | 40cm前後 |
肩掛けトートバッグ | 55cm前後 |
レザートットバッグ選びのポイント③「トート以外としても使える多機能バッグが便利」
オン・オフを問わずに使えるというレザートートならではの利点に加え、気分によって使い分けたいというワガママにも応えてくれるのが2wayや3wayなどの多機能バッグ。ショルダーバッグやリュックとしても使えるモデルなら服装やシーンに合わせて使い分けることも可能なため、その汎用性の高さを存分に味わえるはずだ。
レザートートバッグのおすすめブランド17選!オン・オフ問わず使えるモデルを厳選
レザートートバッグおすすめブランド①「PELLE MORBIDA(ペッレモルビダ)」
「優雅な船旅に持っていきたくなる上質で良質なバッグ」をコンセプトに掲げ、2012年の立ち上がりから現在に至るまでメイド・イン・ジャパンにこだわり続けている「ペッレモルビダ」。スタンダードラインである“メイデンボヤージュ”のトートバッグは、一見するとベーシックなシルエットながら、ボディをつまんだような持ち手とベルトバックルを配すことでヒネりのきいた仕上がりに。また、上品で味のあるシボ立ちのシュリンクレザーも見ドコロだ。A4サイズも軽々と収納できる大容量の設計に加え、しっかり自立するのも嬉しいポイント。
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レザートートバッグおすすめブランド②「Daniel&Bob(ダニエルアンドボブ)」
1976年、イタリアのフェラーラにて創業を開始した「ダニエル&ボブ」。デイリーライフを豊かにする上質なレザーグッズとして、ヨーロッパの本物志向の人々から熱狂的に支持されている。職人の手によって細部に至るまで丁寧に作られた革小物は、年月を重ねるごとに味わいが深まる。なかでも注目したいのは、バッグにとって命ともいえるハンドル。一切芯地を使わず三層のレザーを手縫いで仕上げた肉厚のハンドルは“ジルハンドル”と呼ばれ、使い込む度に快適な握りへとエイジングしていく。また、ハンドルの長さをそれぞれ微妙に変えることで、重ねたときにキレイに収まるのも特徴のひとつだ。人とバッグの接点であるハンドルに矜持が垣間見えるデザインが男心をくすぐる。
レザートートバッグおすすめブランド③「FARO(ファーロ)」
日本で昔から受け継がれている高い伝統技法を駆使して、世界に誇れるクオリティーを発信したいという思いから設立したブランド「ファーロ」。派手な装飾で目立たせるよりも、“用の美”と呼ばれる道具としての機能美を追求したデザインが魅力的だ。革小物に関しては水染めと呼ばれる、職人の勘で何度も繰り返し染める日本の伝統的な技法を用いて透明感のある独特な色を作りだし、革を0.4mmまでそぐことでしなやかさを生み出している。ピックアップしたのは、金具から素材までイタリア生産に拘ったシンプルなレザートート。オンからオフまで幅広く対応。クラフトマンシップの名の下に熟練の職人が一本一本丁寧に作り上げている。
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