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ニューバランス スニーカー コーデ【2026最新!歴史やモデル番号の意味、最新のメンズ着こなしを紹介】

ニューバランス スニーカー コーデ【2026最新!歴史やモデル番号の意味、最新のメンズ着こなしを紹介】

ニューバランスのスニーカーは、優れた履き心地とデザイン性を両立したスニーカーの数々で人気を獲得。特に2021年にテディ・サンティスがクリエイティブディレクターに就任してからは、ファッション感度の高い層からも厚い支持を集めている。今回はそんなニューバランスについて、1906年の創業から続く歴史を振り返りながら、モデル名の意味を紐解いた後、着用者の最新コーデを紹介!

1906年、ニューバランスの夜明け創業当初の主力製品は、ニワトリの足を着想源としたインソールと矯正靴

ニューバランスは1906年、靴職人のウィリアム・J・ライリーが「New Balance Arch Support Company」をアメリカ・ボストンで設立したのが始まり。“新たなバランス感覚”をブランド名の由来とし、初めは矯正靴とインソールを製造する小さな工房としてスタートした。当初の主力製品は、偏平足や足の疲労に悩む人々のためのアーチサポートインソールであり、3本の爪で安定して立つニワトリの足の構造を着想源に、かかと・親指・小指の付け根の3点で体重を支える構造を考案。これにより足の負担を軽減し、姿勢や歩行を安定させる整形外科的アプローチを実現した。

創業から約50年間は、少人数の職人が1日30足ほどを手作業で製作。警察官や給仕など、長時間立ち仕事をする人々に愛用され、今のニューバランスにも継承されている「快適な履き心地の追求」がブランド哲学の中心に据えられた。やがてその技術力が評価され、1938年には地元ボストンのランニングクラブの依頼で初のランニングシューズを製作。カンガルー革アッパーとクレープソールを採用したこの一足は、同社初の競技用モデルとして、後のニューバランスの礎となった。

1960年代〜80年代、現在も継承されるシステムと名作が次々に誕生走る人に向けた靴の生産へ移行し、今なお愛される「M990」や「M1300」が誕生!

1960年代、ニューバランスは創業期に培った矯正靴の技術をもとに、“歩く人のための靴”から“走る人のための靴”へと進化する。1960年に登場した「Trackster(トラックスター)」は、足長だけでなく足囲(ウィズ)のサイズ選択も可能な世界初のランニングシューズとして話題を呼んだ。この革新によって、トラックスターは陸上競技界において確固たる地位を築いた。

1970年、運動靴メーカーとしての矜持をもって社名を「ニューバランス・アスレチック・シューズ」に変更。1972年には、現会長であるジェームズ・S・デービスがニューバランスを買収し、従来のウィズサイジングなどの品質主義は守りながら、足の自然な屈曲を促す“インステップ・レーシング構造”などの新技術を導入することで、ブランドのグローバル展開と近代化を推進した。

現在も継承されている、モデル名のナンバリングシステムと象徴的なNロゴは1974年に採用。そして1976年には当時のブランドを象徴するモデルとなる「M320」が発表される。ニューヨーク・シティ・マラソンで優勝したトム・フレミングが開発されたばかりのこのモデルを着用していたことから、一躍脚光を浴び、米国誌『ランナーズ・ワールド』でベストスニーカー第1位を獲得。これによってブランドの名前は全米へ広まり、競技志向のランナーから健康志向の一般層まで幅広く支持されることとなった。

1980年に発売された「M620」もニューバランスの歴史を動かした一足。EVA(エチレン・ビニール・アセテート)のミッドソールとビブラムのアウトソールを特徴とする「M620」は、市場における最も軽いランニングシューズとして登場した。当時のスポーツシューズはポップなカラーが採用されることが多かったが、このモデルにはニューバランスとしても初めてグレーを採用。現在の「ニューバランスといえばグレー」というアイデンティティは、この「M620」から始まった。

そして1982年には、今のニューバランスを代表するモデル「M990」のオリジナルが登場する。“1000点満点中990点”のキャッチコピーとともに、1足100ドルという当時としては高額な価格設定ながら半年で5万足の売り上げを記録。990の成功により、ニューバランスは高機能スニーカーの代名詞としての地位を確立した。

1985年には1000番台の初代モデル「M1300」が登場。スニーカー界のロールスロイスとも称されたこのモデルが誕生したこの年は、「M576」も誕生した。1988年に「M996」、1989年には「M1500」と、1980年代は現在も名作として人気を集めるモデルが多数生まれている。

1990年代〜2000年代にかけてブランドの地位は盤石に技術革新とともに多数の定番モデルが進化し、高機能な大人スニーカーの代表格に

1990年代、ニューバランスはブランドとしての成熟期を迎える。スターを起用するなど派手な広告に頼らず、履き心地と品質の良さのみでユーザーの信頼を獲得。創業以来の“履く人の足に寄り添う”という哲学が、時代を超えて共感を呼んだ結果である。

この時代を象徴するのが定番シリーズの進化だ。990番台は「M997」(1991年)、「M998」(1993年)、「M999」(1996年)と発展を重ね、1998年には原点回帰となる改良モデル「M990v2」が登場した。さらに2001年の「M991」では、ヒールに衝撃吸収素材ABZORBを可視化搭載し、最新技術を導入。その履き心地と完成度の高さから広く支持を集めた。続く2006年の「M992」ではクッション性と安定性をさらに高め、2009年の「M993」へと進化。2012年以降は990v3・v4・v5・v6へとアップデートが続き、今日に至るまでブランドを象徴するシリーズとして受け継がれている。

また、900番台の発展とともに1000番台の人気も確立。1985年に誕生した「M1300」は1995年に初復刻され、以降5年ごとに数量限定で再発売されている。特に日本ではM1300の復刻を待ち望むファンが多く、発売のたびに即完売するほどの熱狂を生んだ。あのラルフ・ローレン氏が「まるで雲の上を歩いているようだ」と表現したりと、業界からの支持も根強い。そして、ブランドで初めて小ぶりなNロゴ(通称チビN)を採用した「M1500」は、英国のフリンビー工場で製造。「M1400」(1994年)や「M1600」(1994年)、「M1700」(1999年)といったモデルも立て続けに投入され、どれもブランドならではの高品質路線を貫き、その精緻なクラフツマンシップによってヨーロッパ市場で高い人気を博した。

こうしてニューバランスは、口コミや専門誌での高評価によって盤石な地位を確立。履き心地への絶対的信頼が支える“機能的で上質な大人スニーカー”というポジションは、この時代に確立されたものである。

2010年代以降はファッショントレンドに深く食い込むフェーズへ突入履き心地を追求する哲学はそのままに、時代とともに進化するファッショナブルなブランドへ

2010年代に入り、当時トレンドとなったノームコアというミニマルな価値観と、ニューバランスが貫いてきた機能美とクラフツマンシップの思想が共鳴。その象徴がアップル創業者のスティーブ・ジョブズの装いである。イッセイミヤケの黒のタートルネック、リーバイス「501」、そしてグレーの「M992」。華美な装飾を排除したシンプルで知的なスタイルは、今も語り継がれるノームコアの象徴となった。

そして2021年、Aimé Leon Dore(エメ レオン ドレ)の創設者テディ・サンティスが「Made in USA」コレクションのクリエイティブディレクターに就任。米国製クラフトに現代的な感性を融合させ、「M990」を中心にブランドのヘリテージを再定義し、990番台の新作として「M990v6」や「M991v2」を生み出した。伝統とストリート、機能と審美を横断する彼の手腕によって、Made in USAコレクションはファッションの最前線へと押し上げられている。

現在は、依然として990シリーズがブランドの中核を担っている一方で、定番モデル以外にも人気銘柄の誕生が続いている。2010年にリリースされたアメリカ製モデル「M2002」のアッパーと、2011年にリリースされたハイスペックモデル「M860v2」のソールを組み合わせたハイブリッドモデルが登場したり、2000年代初期のランニングモデル「1906」を現代的に再構築したりと、新定番が次々に誕生。また、現在は1906シリーズのローファーデザイン「1906L」が発売しては即完売する人気ぶりを見せており、スノーファー(スニーカー+ローファーの造語)ブームを最前線で牽引している。

上記のインラインモデル以外にも、JJJJoundやKITH、STONE ISLAND、COMME des GARÇONSなど、名だたるブランドとのコラボレーション戦略も今のニューバランスを語る上では欠かせないだろう。

モデルコードを理解してシューズ選びの指針に!ニューバランスのスニーカーに付けられた数字とアルファベットの意味とは?

ニューバランスのスニーカーのナンバリングシステムは、前述の通り1974年に導入された。これは“スターモデルではなく、ブランドそのものを大切に”という考えのもと採用されており、やがてニューバランスの哲学の象徴となった。長い年月を経てモデルが増え、改良や派生を重ねるうちに、自然と数値ごとの傾向が生まれ、いまではモデル選びの一つの指針として定着している。

モデル名に振られている3桁、あるいは4桁の数字の意味

モデル名に付けられた3桁、あるいは4桁の数字は、それぞれの系統や特徴をおおまかに示している。例えば、500〜600番台は日常使いに適したカジュアルなラインで、574や576といった街履きの定番モデルが代表例。900番台はブランドを象徴する高機能ラインであり、990シリーズや996などが含まれる。1000番台はクラフトマンシップを重視した上質モデル群で、1300や1500など、Made in USA/UKの象徴的モデルが中心だ。そして2000番台以降は、過去の名作を現代的に再構築したアーカイブ再解釈ラインで、2002Rなどがその代表格である。

数字の後に割り振られているアルファベットの意味

数字の末尾に付けられるアルファベットは、モデルの系譜や進化を示す。「v」はversion(バージョン)を意味し、990v6のように世代ごとのアップデートを表す。「R」はReissue/Remastered(復刻・再構築)で、2002Rの“R”がその象徴だ。また、Deconstruction(再構成)を意味する「D」や、Utility(実用性)を示す「U」、Stability(安定性)の「S」なども存在する。

ここからは注目のニューバランスのスニーカーコーデを紹介!

ニューバランス スニーカー 最新コーデ1トレンド最前線を狙うならスノーファー「1906L」が大本命!

スニーカーとローファーを融合させたスノーファー。多くのブランドがこぞってリリースしている注目株だが、中でもニューバランスの「1906L」は圧倒的な人気を誇る。1906シリーズのローファータイプとして2024年に登場したこのスノーファーは、JUNYA WATANABEとのコラボモデルとして登場したのが初代。以来、インラインでも発売されたが、再販や新色登場のたびにすぐ品薄になってしまうほどの人気を誇る。ローファーの上品な雰囲気を携えながらスニーカーらしいテック感も兼ね備える1906Lは、1足でミックス感を出せる優れものだ。

ニューバランス スニーカー 最新コーデ2コーデのメインカラーを拾いながら、類似色でアクセントを入れる

日本未上陸の610を着用した男性をキャッチ。ネイビーをメインに構成したコーデに、パープル&ネイビーのスニーカーを合わせることで、ネイビーコーデのテンションに合わせつつ、類似色のパープルでさりげない差し色に。類似色のアクセントは差し色コーデの中でも比較的取り入れやすいため、スニーカーでアクセントを効かせたい場合は、こんな色の合わせ方を参考にしてみてほしい。

ニューバランス スニーカー 最新コーデ3ニューバランスの代名詞であるグレースニーカーは、どんな服装にも馴染んで都会感もプラス可能!

ニューバランスのアイコニックカラーであるグレーはモノトーンの中間色であるため、どんな色にも合わせやすい。例えばこちらの男性のような、ブラウンとオリーブグリーンを合わせた濃いコーデにもスッと入り込む上、土臭いイメージを拭って都会的なムードを付与することも可能だ。レザージャケットにカーゴパンツと、骨太なアイテムを使った装いには、990v6のようなボリュームのあるモデルがバランスよくハマる。

ニューバランス スニーカー 最新コーデ4スエードパーツとメッシュで色分けされたモデルは、バランスの良い色合わせの成功率を上げる

990や991などのニューバランスのレトロなランニングスタイルのモデルは、アッパーが単色で構成されたデザインが少なく、スエードパーツとメッシュ部分で異なる色を採用していることが多い。服とスニーカーの色をリンクさせる際、スニーカー全体がその色だと合わせすぎ感が出てしまうことも。そんな時にマルチカラーで構成されたニューバランスのスニーカーは、色の配分がちょうどよく、バランスの良い色合わせを成功させやすい。990番台のモデル以外にも、こちらの男性が履いている2010など、今はこの系統のデザインのモデルがたくさん展開されているため、自分の好きな色合わせでカラーリングされた一足をぜひ探してみてほしい。

ニューバランス スニーカー 最新コーデ5ハイテクモデルの筆頭「1906」はスポーティーなコーディネートに大ハマり

ここ数年のニューバランスのスニーカーで、テック系のコーディネートに最も合わせやすいハイテクモデルといえば1906だろう。入り組んだ首都高の道路を思わせるような直線的パーツが多用された1906は、メッシュの面積が他より広く、スポーティーなコーディネートと非常に相性が良い。ナイロンのダウンベストとスウェットパンツを合わせたを見ると、スポーティーなスタイルの完成度を足元から底上げしていることが分かるだろう。

 

こちらは2025年に公開した同テーマの過去記事。過去のスナップも参考にできるところがあるはずなので、ぜひこちらも併せてチェックしてみてほしい。

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