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型破りなレイヤードを黒パンツで際立たせコーデをナードな仕上がりに
トロピカルなブルーの半袖柄シャツの下にベージュの柄ニットをインサートするという掟破りなレイヤードで、季節感をブレイクスルーしたセオリーに囚われないカオスなスタイリング。上半身のイメージに呼応させることなくボトムスに無地の黒パンツを採用し、ミスマッチ感を新鮮なイメージへと変換した着こなしだ。冬にアロハ、アロハの下にウールセーターという突飛なコーデのアカ抜けなさやぎこちなさと、シックな黒パンツの対比にご注目を。
Paul Smith(ポール スミス) 黒パンツ
黒パンツとモノトーンアイテムを組み合わせたスタイリングで配色にこだわったアレックス・バディア氏
シリアスなキメ感が敬遠される昨今の気分に臆することなく、80年代ニューウェーブを彷彿とさせるモノトーンコーデを披露したWWDのスタイルディレクターを務めるアレックス・バディア氏。ブラック×ホワイトの大柄なストライプが配されたMA-1に黒パンツを合わせ、黒と白のメッシュディテールでモノトーンの配色のリズムにヒネリをプラスした着こなしに。イマドキのシルエットや着こなしでこなれ感を狙うことなく、配色にこだわった彼のスタイリングの真骨頂。